毎週恒例猫屋敷での修行
2011年7月2日 TCG全般 コメント (2)もっとだ悟飯! もっと怒れ!
うろおぼえだが大体こんな感じ
・EDHウィザードvsBGマッドネス
ライフ40あげたけどやはりレガシーの敵ではなかった
○
・マーフォークvsBGマッドネス
1g 2T蔦2体出て終了
2g バイアルをつまづけたのに2Tにもっ回バイアル→もっ回つまづいたら
トップしてきたであろうdazeで返され、そっからロードだらけで終了
3g うまいことマナ拘束がハマったけど、相手のつまづきが予想外に効いて
ボブでジリ貧な感じに耐えるも結局盛り返せず魚並べられて終了
○××
・フェアリーvs金属術
1g 初手に太鼓2枚あって邪魔に思いつつキープしたらその後連続2枚太鼓ツモ
早期のマスカンカードをウィルで捌かれて乙
2g 2Tソプターに頭蓋囲い付けようとしたがやはりウィルが強い
プレイングミスがあったが、それでも多分五分ぐらいだったと思う
××
・URあれvsBGドレッジ
1g 相手ダブマリ、特になにも脅威とならず生物でクロック刻んで終了
地味に憑依ハンデスが刺さってたのかも?
2g 相手またもダブマリ、しかし3キル!
3g プレイングミス臭い。2Tの長老をサクらずにいたせいで
3Tに猪をプレイできず。赤の速攻系相手に猪優先しない時点でマジ乙!
○××
・URあれvscaw-go
1g 3キル。だから早えぇってwww
2g 相手事故って殴り勝ち。
3g お互いに読み合っての長期戦。かなりgdったが、相手の渾身の一撃を
マナリークでばいばいして勝ち
×○○
5勝7敗。またも負け越しでした。
ってか奴さんのデック、全部青入ってるやん・・・さすがやん・・・。
あとコモン沢山譲ってもらってまた構築意欲が天元突破しちゃった。ファイア!
うろおぼえだが大体こんな感じ
・EDHウィザードvsBGマッドネス
ライフ40あげたけどやはりレガシーの敵ではなかった
○
・マーフォークvsBGマッドネス
1g 2T蔦2体出て終了
2g バイアルをつまづけたのに2Tにもっ回バイアル→もっ回つまづいたら
トップしてきたであろうdazeで返され、そっからロードだらけで終了
3g うまいことマナ拘束がハマったけど、相手のつまづきが予想外に効いて
ボブでジリ貧な感じに耐えるも結局盛り返せず魚並べられて終了
○××
・フェアリーvs金属術
1g 初手に太鼓2枚あって邪魔に思いつつキープしたらその後連続2枚太鼓ツモ
早期のマスカンカードをウィルで捌かれて乙
2g 2Tソプターに頭蓋囲い付けようとしたがやはりウィルが強い
プレイングミスがあったが、それでも多分五分ぐらいだったと思う
××
・URあれvsBGドレッジ
1g 相手ダブマリ、特になにも脅威とならず生物でクロック刻んで終了
地味に憑依ハンデスが刺さってたのかも?
2g 相手またもダブマリ、しかし3キル!
3g プレイングミス臭い。2Tの長老をサクらずにいたせいで
3Tに猪をプレイできず。赤の速攻系相手に猪優先しない時点でマジ乙!
○××
・URあれvscaw-go
1g 3キル。だから早えぇってwww
2g 相手事故って殴り勝ち。
3g お互いに読み合っての長期戦。かなりgdったが、相手の渾身の一撃を
マナリークでばいばいして勝ち
×○○
5勝7敗。またも負け越しでした。
ってか奴さんのデック、全部青入ってるやん・・・さすがやん・・・。
あとコモン沢山譲ってもらってまた構築意欲が天元突破しちゃった。ファイア!
レガシー新用語 「ちょっとグラボ買い換えるわ」
2011年7月1日 TCG全般 コメント (1)訳:《Grand Abolisher》を買い増しする
白のカードのくせにタッパーをゴミに変えやがるとか何だよこれと思っていたら
急に《聖なる後光の騎士》がハイテンションになってアタックォとか言ってきたので
とりあえずいらねぇ細菌トークンでブロックしたらフランキングwwwとか
草生やしながら煽って来やがったからもうラスゴ4積みも辞さない覚悟
グラボさんマジぱねすー。すー。
とりあえず俺とFujiはガン積みするんで、他の人達は対策頑張ってね^^
(と、煽ってはみたものの正直コイツのために枠作るの面倒臭いよね・・・)
「・・・。」
「
「
か
っ
こ
い
い
と
思
う
も
の
|
|
っ
!
!
」
」
「「Oh, G T R !!」」
じゃなくて、CTR。カウンタートップリベリオン。
レベル生物14
アゾリウス3
ブレスト4
禁止1
独楽3
相殺4
悟り2
訓練場1
焼身の魂食い1
罠橋2
忘却の輪1
金モ4
土地20
ウィル抜きでやってみた。
が、やっぱ弱いと思うよこれ。
悟り+相殺や罠橋、訓練場な流れは強いけど、
逆に悟り抜きでどうなのって言われたら厳しいとしか。
ソープロ入れたくても1マナ多すぎて入れづらいし。
同じ悟り+相殺なら多分CTT(CTソプター)の方が強いはず。
祭影師ギルドの魔道士「あ、面接よろしくお願いします・・・」
2011年6月29日 TCG全般 コメント (3)K「はい、よろしく。」
(ガタッ、ガタガタッ)
K「えっと、ミラージュから来られた方ですか?」
祭影師ギルドの魔道士「あっ、はい! 1マナ1/1、コモン、人間ウィザードです!」
K「なるほど。黒の1マナ生物さん、と(カキカキ」
祭影師ギルドの魔道士「・・・(ドキドキ」
K「本日は『CTF1マナ生物枠』へのご応募ということでよろしかったですか?」
祭影師ギルドの魔道士「そっそうです!」
K「1マナですかー。うーん。正直そんなに困って(独楽だけに)ないんですが」
祭影師ギルドの魔道士「あ・・・いやでもホラ、CT系じゃないですか!?」
K「そうですね。あ、なるほど? 《相殺》とコンボということですか」
祭影師ギルドの魔道士「そういうことです!」
K「まぁ、うちの先輩方とも相性良さそうだしねー」
祭影師ギルドの魔道士「ばりばり働きますよ! 戻しまくっちゃいますよ!」
K「うーん、でもねぇ・・・生物自体、全然いないからねえ・・・」
祭影師ギルドの魔道士「あっ・・・」
K「そもそもねぇ、戻しちゃったらテンポが悪いでしょう?
それに、ウチはもう《激浪の研究室》さんトコで間に合ってるからさぁ」
祭影師ギルドの魔道士「じ、自分も戻れ・・・いや・・・そうですね」
K「なんか君、他になんかできることないの? 力仕事とかどう?」
祭影師ギルドの魔道士「・・・」
K「・・・(チラッ)・・・あ、なんかここ書いてあるね? 2番目の・・・」
祭影師ギルドの魔道士「え、えぇまぁ。 自分、火力はちょっとイケる口です」
K「火力かぁー。そうー。火力・・・火力ね・・・。」
祭影師ギルドの魔道士「・・・(ドキドキ」
K「実はですね。結構貴重なんですよ、生物除去。」
祭影師ギルドの魔道士「mjすか!?」
K「えぇえぇ。現場でもねぇ、ボブさんとか結構対処に悩んじゃってるんですよ。
あとはアレ、《ルーンの母》さんとか。」
祭影師ギルドの魔道士「あ、自分全然イケますよ!」
K「そう・・・なんだけどねぇ。」
K「君さぁ、赤マナ 必要、なの?」
祭影師ギルドの魔道士「う゛っ・・・!」
K「うちのデッキ、赤マナはちょっと出ないんだよねぇ。残念だけど」
祭影師ギルドの魔道士「で、出ませんか・・・」
K「うん。だから、1回この話は無かったことにさせてもらえます?
黒マナ とかで起動できるようになってから、さ」
祭影師ギルドの魔道士「はい・・・(ションボリ」
K「ゴメンね。ほんと、うち今スペースとかカツカツだからさ」
祭影師ギルドの魔道士「はい、本日はありg」
K「はい次の人ぉー!」
思いついたまま書き進めたらなんかこんなん書けた、なんだこれ
結局トリンケットさんが採用されたってことでいいのか?w
(ガタッ、ガタガタッ)
K「えっと、ミラージュから来られた方ですか?」
祭影師ギルドの魔道士「あっ、はい! 1マナ1/1、コモン、人間ウィザードです!」
K「なるほど。黒の1マナ生物さん、と(カキカキ」
祭影師ギルドの魔道士「・・・(ドキドキ」
K「本日は『CTF1マナ生物枠』へのご応募ということでよろしかったですか?」
祭影師ギルドの魔道士「そっそうです!」
K「1マナですかー。うーん。正直そんなに困って(独楽だけに)ないんですが」
祭影師ギルドの魔道士「あ・・・いやでもホラ、CT系じゃないですか!?」
K「そうですね。あ、なるほど? 《相殺》とコンボということですか」
祭影師ギルドの魔道士「そういうことです!」
K「まぁ、うちの先輩方とも相性良さそうだしねー」
祭影師ギルドの魔道士「ばりばり働きますよ! 戻しまくっちゃいますよ!」
K「うーん、でもねぇ・・・生物自体、全然いないからねえ・・・」
祭影師ギルドの魔道士「あっ・・・」
K「そもそもねぇ、戻しちゃったらテンポが悪いでしょう?
それに、ウチはもう《激浪の研究室》さんトコで間に合ってるからさぁ」
祭影師ギルドの魔道士「じ、自分も戻れ・・・いや・・・そうですね」
K「なんか君、他になんかできることないの? 力仕事とかどう?」
祭影師ギルドの魔道士「・・・」
K「・・・(チラッ)・・・あ、なんかここ書いてあるね? 2番目の・・・」
祭影師ギルドの魔道士「え、えぇまぁ。 自分、火力はちょっとイケる口です」
K「火力かぁー。そうー。火力・・・火力ね・・・。」
祭影師ギルドの魔道士「・・・(ドキドキ」
K「実はですね。結構貴重なんですよ、生物除去。」
祭影師ギルドの魔道士「mjすか!?」
K「えぇえぇ。現場でもねぇ、ボブさんとか結構対処に悩んじゃってるんですよ。
あとはアレ、《ルーンの母》さんとか。」
祭影師ギルドの魔道士「あ、自分全然イケますよ!」
K「そう・・・なんだけどねぇ。」
K「君さぁ、赤マナ 必要、なの?」
祭影師ギルドの魔道士「う゛っ・・・!」
K「うちのデッキ、赤マナはちょっと出ないんだよねぇ。残念だけど」
祭影師ギルドの魔道士「で、出ませんか・・・」
K「うん。だから、1回この話は無かったことにさせてもらえます?
黒マナ とかで起動できるようになってから、さ」
祭影師ギルドの魔道士「はい・・・(ションボリ」
K「ゴメンね。ほんと、うち今スペースとかカツカツだからさ」
祭影師ギルドの魔道士「はい、本日はありg」
K「はい次の人ぉー!」
思いついたまま書き進めたらなんかこんなん書けた、なんだこれ
結局トリンケットさんが採用されたってことでいいのか?w
M12 no card wo miru kagiri
tsugi no ekisupansyon ha
yahari botiriyou burokku ni
naru kanousei ga takai youdane
《虹色の断片》再録!
《入念な研究》再録!
《納墓》再録!
《炎の稲妻》再録!
《野生の雑種犬》再録!
もしかして:オデッセイブロック最強だろ
tsugi no ekisupansyon ha
yahari botiriyou burokku ni
naru kanousei ga takai youdane
《虹色の断片》再録!
《入念な研究》再録!
《納墓》再録!
《炎の稲妻》再録!
《野生の雑種犬》再録!
もしかして:オデッセイブロック最強だろ
どっきんぐせんさー!
2011年6月26日 TCG全般タイトルは毎度の如く適当。
チャンドラのへにくすって、つい昨日挙げた《溶岩の投げ矢》で回収できるよね。
しかも両方墓地利用系だよね。
《炎の突き》や《罰する火》も併せて、なんとかドレッジバーンを組めないものか。
ハッ!?
ま、まさか・・・これは・・・
《焚書》 再録フラグなのか・・・w
チャンドラのへにくすって、つい昨日挙げた《溶岩の投げ矢》で回収できるよね。
しかも両方墓地利用系だよね。
《炎の突き》や《罰する火》も併せて、なんとかドレッジバーンを組めないものか。
ハッ!?
ま、まさか・・・これは・・・
《焚書》 再録フラグなのか・・・w
いやタイマンですけどね・・。
とりあえずk君と2戦やって1勝もできず。これキツいよ!w
1戦目。ライフ4まで追い詰めるも捲られて負け。
2戦目。さっさとジェネラル出せばよかった? とにかく負け。
コモン単。
1戦目、ストーム使用。
2T目にゴブリン8体出して殴りまくってライフ4まで削るも逆転負け、
ってこんな文ついさっき書かなかったか?w
2戦目、BGドレッジ。
1T沼セットでエンド、2T目長老セットでエンドしたら返しの除去+20点パンチ!
3キルきたわぁ・・・マジこの環境世紀末すぎんだろ・・・w
3戦目、バーン
1T稲妻、2T釜、3T火葬、4Tブンブンして勝ち。
《溶岩の投げ矢》は環境的に強いかも。相手の釜の悪鬼を殺せないのはダメだが、
赤殉教者とかSSSとか孤独な宣教師を破れるのは評価高いかも。
レガシー。
金属術vsGUグロウ。
17/9と10/10が4Tぐらいにぶつかりあうナメック星ばりの世紀末っぷり。
コンセプト的にメインボード同士だと親和側有利で殴り勝ち。
サイド後は柔軟性で負けるかもだが、メインなら大抵はパワー勝ちできる、かな?
ってかサイド後はお互いなに入れるべきなんだろう・・・。
つーことで今週は負け越しました。特にEDHでのわからされっぷりがパない!
多人数になっても多分k君有利だし、どうしたもんか。
やっぱ無限コンボ搭載を考えていくべきなのか? 地味にパーツ足りんのだが。
あとk君へ私信。《超次元レンズ》英、ちゃんとありました。
とりあえずk君と2戦やって1勝もできず。これキツいよ!w
1戦目。ライフ4まで追い詰めるも捲られて負け。
2戦目。さっさとジェネラル出せばよかった? とにかく負け。
コモン単。
1戦目、ストーム使用。
2T目にゴブリン8体出して殴りまくってライフ4まで削るも逆転負け、
ってこんな文ついさっき書かなかったか?w
2戦目、BGドレッジ。
1T沼セットでエンド、2T目長老セットでエンドしたら返しの除去+20点パンチ!
3キルきたわぁ・・・マジこの環境世紀末すぎんだろ・・・w
3戦目、バーン
1T稲妻、2T釜、3T火葬、4Tブンブンして勝ち。
《溶岩の投げ矢》は環境的に強いかも。相手の釜の悪鬼を殺せないのはダメだが、
赤殉教者とかSSSとか孤独な宣教師を破れるのは評価高いかも。
レガシー。
金属術vsGUグロウ。
17/9と10/10が4Tぐらいにぶつかりあうナメック星ばりの世紀末っぷり。
コンセプト的にメインボード同士だと親和側有利で殴り勝ち。
サイド後は柔軟性で負けるかもだが、メインなら大抵はパワー勝ちできる、かな?
ってかサイド後はお互いなに入れるべきなんだろう・・・。
つーことで今週は負け越しました。特にEDHでのわからされっぷりがパない!
多人数になっても多分k君有利だし、どうしたもんか。
やっぱ無限コンボ搭載を考えていくべきなのか? 地味にパーツ足りんのだが。
あとk君へ私信。《超次元レンズ》英、ちゃんとありました。
EDH用に ライフカウンターを 用意する 手筈が 整った ぞ!
これで ライフ40点を 計測できる ぞ!
テストプレイしてたらまさかのライフ100越え(´A`)
ってかこれテストの意味ねええええええマジ相手いないと空し過ぎるぞ!w
あとk君のCTFで疫病とディードがキツい言うてたけど、
ならば今こそ《粗石の魔道士》採用しての針なり丸砥石なりをサーチ、じゃね?
独楽とか首輪持ってくるだけでも強いわけだし。
しかもウィザードだから(ry
これで ライフ40点を 計測できる ぞ!
テストプレイしてたらまさかのライフ100越え(´A`)
ってかこれテストの意味ねええええええマジ相手いないと空し過ぎるぞ!w
あとk君のCTFで疫病とディードがキツい言うてたけど、
ならば今こそ《粗石の魔道士》採用しての針なり丸砥石なりをサーチ、じゃね?
独楽とか首輪持ってくるだけでも強いわけだし。
しかもウィザードだから(ry
シニガミサマノオトオリd 「オチローーッ」 コンチクショォォォ
2011年6月23日 TCG全般はいはいギスゲーギスゲー。新機体なんてなかった(笑
というわけでEXvsとかいうクソゲーのことはさておいて、何語りましょうかw
EDHとかがいいかな?
WUにまともなジェネラルいねーかなって探してて、じゃあハナでいいやって
適当に脳内で組んでみたら、3キル余裕なコンボがあるみたい・・。
これマジでウェザーライト勢で最強のジェネラルなんじゃね?w
EDHといえば、無事1つ完成したのがあるんですが、試しに回してみたら
やっぱマナ加速ないとお話にならんねこれ。
bppr会の対戦がヌルかったとまでは言わないけど、これガチでやったら
普通にただ強カード満載&強ジェネラルなデッキしか使われなさそう・・・。
言うても多人数戦なら隙突けばいくらでもチャンスはあるんだろうけど。
というわけでEXvsとかいうクソゲーのことはさておいて、何語りましょうかw
EDHとかがいいかな?
WUにまともなジェネラルいねーかなって探してて、じゃあハナでいいやって
適当に脳内で組んでみたら、3キル余裕なコンボがあるみたい・・。
これマジでウェザーライト勢で最強のジェネラルなんじゃね?w
EDHといえば、無事1つ完成したのがあるんですが、試しに回してみたら
やっぱマナ加速ないとお話にならんねこれ。
bppr会の対戦がヌルかったとまでは言わないけど、これガチでやったら
普通にただ強カード満載&強ジェネラルなデッキしか使われなさそう・・・。
言うても多人数戦なら隙突けばいくらでもチャンスはあるんだろうけど。
ブレンパワード 全台詞集 第05話「敵か味方か」
2011年6月22日 ブレンパワード全台詞集脚本:面出明美 絵コンテ・演出:越智浩仁 作画監督:佐久間信一
ヒギンズ 「本日付けでブレンパワードのパイロット候補としてノヴィス・ノアに配属となりましたヒギンズ・サスです」
ナンガ 「キメリエスでは、君を手放すのを嫌がったらしいな。俺はナンガ・シルバレーだ。一応、ブレンパワード隊の責任者ということになっている」
ラッセ 「ラッセ・ルンベルクだ。よろしくな…あらっ」
ヒギンズ 「まだ、リバイバルしていないんですね」
ナンガ 「グランチャーとの戦いが本格化してくるというのに、困ったものだ…。おまけに、パイロットも子供の方が腕が良くてね」
ヒギンズ 「宇都宮比瑪ですか?いいセンスをしているって聞いてますけど」
ラッセ 「あぁ、良い子だよ。ノヴィス・ノアの1号機のパイロットだものなぁ。それとリクレイマー上がりの坊やだ」
ヒギンズ 「伊佐未勇ですね?
…あたしを見て、リバイバルしてくれないのかしら…」
アノーア 「私は伊佐未勇を全面的に信用しているわけではありません。彼はグランチャーに乗っていた少年です」
ゲイブリッジ 「だからこそ、ブレンパワードのパイロットとしても心強いのではないかね?」
アノーア 「…なぜ彼はリクレイマーを裏切る気になったのでしょう?」
直子 「あの子は、両親とは違う道を見つけたんだと思います。そういう子です」
アノーア 「親子の絆がそれで断ち切れるものでしょうか」
直子 「それは…」
ゲイブリッジ 「今、オルファンと戦うには彼の協力が必要だ」
アノーア 「直感ですか?」
ゲイブリッジ 「ま、そうだ」
アノーア 「…総司令がそうおっしゃるのなら」
ゲイブリッジ 「大丈夫ですよ、直子さん」
直子 「ありがとうございます」
勇 「うぅ…あぁ…うぁ…」
アイリーン 「ユウ・イサミ?気分が悪い?勇!」
翠(回想) 「勇!」
勇(回想) 「うぅ…うぅ…し、痺れるよぉ…ジリジリする…あぁ…痛いよぉ…」
翠(回想) 「大丈夫です!あなたなら我慢できるわ!強い子だものね?上の村の山と川で鍛えた子だものね?」
研作(回想) 「アルファ、ベータ、ゼータ、各波同じように上がっている。乱れではない!こりゃあグランチャーとシンクロしているんだ!
さすがにわが子だ!アンチボディたるグランチャーと、一心同体になれるデータが取れてるんだよ!翠!」
翠(回想) 「あなたの英知と、私の忍耐力、それを受け継いだ勇なら、依衣子以上のパイロットになれるわ!グランチャーの抗体としてね」
勇(回想) 「あぁ…ジンジンするよぉ…」
翠(回想) 「オルファンに選ばれたんだから、大丈夫よ!」
勇(回想) 「うぅああぁ、ああぁぁ……」
勇 「うっ!勝手に!こんなとこに連れて来て!…っう」
アイリーン 「…伊佐未勇!大丈夫?」
勇 「あぁ。あ…どうでした?僕…」
アイリーン 「問題なし」
勇 「何か、体に埋め込まれていたとか」
アイリーン 「DNAの書き換えもないみたいね。そっちの方はもう少し時間をかけて調べるって」
勇 「僕の疑いが、晴れたってこと?」
アイリーン 「それは、私の判断することではないわ。
私はオルファンを修復したリクレイマーたちを、マッドサイエンティストだとは思っていないし」
勇 「何?」
アイリーン 「なぁに?」
アカリ 「…別に」
クマゾー 「べつに」
アイリーン 「そう」
勇 「俺を見張ってんだな?」
アカリ
クマゾー 「うん!」
アカリ 「…あっ!うわっ」
クマゾー 「ああぁ~」
勇 「誰の命令なんだかさ」
比瑪 「そうね。反応係数をもう少し高めに設定して…」
ユキオ 「比瑪姉ちゃーん」
比瑪 「なぁにユキオ?」
ユキオ 「休んでなきゃダメじゃないか!休むのも任務のうちだろ?」
比瑪 「ありがと。でもね、勇の使ってるこの子の事、ほっておけなくて」
アカリ 「バレたぁ!」
クマゾー 「ばればれぇ~!」
アカリ 「比瑪姉ちゃーん!」
クマゾー 「ねぇちゃ~ん!」
アカリ 「バレたぁ!」
クマゾー 「ばればれぇ~!」
アカリ 「スパイしてるのバレたぁ!」
比瑪 「あぁ、いいのよ。アイリーンさんのところでしょ?」
勇 「何してんだ!」
比瑪 「何って…」
勇 「俺のブレンパワードだぞ!」
比瑪 「コックピットの調整よ」
勇 「勝手にいじるな!」
比瑪 「近づくんじゃない!」
勇 「え?」
比瑪 「あなたが近づくと、ロクなことがないんだからね!」
勇 「どういうことだよ」
比瑪 「触るんじゃない!ひっつくんじゃない!」
アカリ 「ひっつくな!」
クマゾー 「ひっつく」
勇 「いけないか?」
比瑪 「キスがいいわけないだろ!」
ユキオ 「キスぅ?」
比瑪 「はっ!」
アカリ
クマゾー 「キぃスぅ~?」
ユキオ
アカリ 「したのかぁ?」
クマゾー 「した」
勇 「キス?あいさつはしたけど。なぁ?」
比瑪 「あぁ、一年ぶりの挨拶!?ひつっこいもんね!」
勇 「…そうだったかもな。悪かったよ。」
勇 「おまえはこれでいいんだな?」
比瑪 「この子、このブレンパワードに好かれてるんだ」
カナン 「オルファンが動き出しているわ。本当に、宇宙を求めているのかしら…」
クインシィ 「勇がノヴィス・ノアにこのオルファンの弱点を教えているのだから、防衛のためにグランチャー部隊を強化するのは当然でしょう!?」
研作 「オルファンが浮上すれば、ノヴィス・ノアなど問題ではない!」
クインシィ 「勇はグランチャーの抗体にならなかったにしても、オルファンを知っています!」
研作 「あれはお前の弟なんだぞ?それを倒そうというのか!」
クインシィ 「異分子は排除しなければならない」
翠 「それは、あなたが決めることではないわね、依衣子。すべては…」
クインシィ 「依衣子などここにはいない。私はクインシィ・イッサーである!」
翠 「そうしたのもオルファンの意思を受けて私たちが…!」
クインシィ 「クインシィをやっているのはあたしなんだよ!勇がビープレートを手に入れたら、どうなる!博士!」
研作 「ビープレートのことは、まだその威力も存在も仮定のものなんだ!」
カナン 「戦闘データだ」
フィジシスト 「ありがとうございます」
クインシィ 「しかしオルファンそのものの行動に影響を与える、そういう性格を持っているものだと博士は言っている!」
研作 「そうだからこそ!」
クインシィ 「グランチャーの補修技術の開発を急ぎ、部隊そのものの補強が先決なんだろ!」
翠 「話は分かってます!ですから、ジョナサンにも率先して出てもらいます」
ジョナサン 「同時にノヴィス・ノアの動向も探ってきますよ。カナン」
カナン 「何か?」
ジョナサン 「先発で出てくれないか」
カナン 「また?」
ジョナサン 「いいだろ?」
カナン 「あぁ…了解」
クインシィ 「ジョナサン!迂闊ではないのか!?」
ジョナサン 「クインシィ・イッサーの不安も、一挙に解消してみせますよ」
カナン 「リクレイマーは、勇のことを敵と見なしている。オルファンのことしか考えない…」
ジョナサン 「カナンを見張っていれば、裏切り者は出てくるはずだ」
シラー 「はっ」
ジョナサン 「オルファンは伊佐未ファミリーの所有物じゃない。それを彼らも知るべきだな。
…はっ」
クインシィ 「なるほど。カナンを試す、というわけかい、ジョナサン?」
ジョナサン 「あぁ。ドクターたちにはプレートの加工をやっていただけますな?」
クインシィ 「やらせてます。あれはいいシールドになる」
ジョナサン 「では」
クインシィ 「うん」
比瑪 「クマゾー、こっち向いて」
クマゾー 「んん」
比瑪 「ほら、口を拭いて。
オルファンでは何を食べてた?」
勇 「人間どこにいたって、食べるものは変わるもんじゃない」
比瑪 「そうそう。直子おばあちゃんの畑のトマト!おいしかったねぇ?」
勇 「あれは昔から、ああして作ってんだ。コツあるしな」
比瑪 「ふぅーん。おばあちゃんに教えてもらったんだ?なのに、どうして今はおばあちゃんと話さないの?」
勇 「関係ないだろ」
比瑪 「でもさ…」
コモド 「こんな所にいた。ユウ・イサミ?私はコモド・マハマ。手短に言うわ。あなたのブレンパワード、あたしに譲ってくれない?」
勇 「何言ってんだかさ」
コモド 「あたしはパイロットよ!?だけどブレンパワードがなければ戦えない!」
勇 「俺だってオルファンを潰すために出てきたんだ。そっちの事情なんて知りたくもない」
コモド 「あなたは自分の勝手で戦うんでしょ!?あたしたちは違うわ!」
勇 「道具を頼りにするようでは、グランチャーは落とせないよ」
コモド 「あなたと戦って証明してみせましょうか!?」
比瑪 「コモド!あのブレンパワードは勇を認めているのよ!他の人が無理に乗ったら、どうなるかわからない!」
コモド 「私が認めさせるわ!」
勇 「誰かが来る!誰だ?」
カナン 「まだこんなところをウロウロして!勇!いるんでしょ?出といで!」
ノヴィスクルーA 「グランチャー1機、接近!」
アノーア 「1機だけだと?」
ノヴィスクルーA 「はい」
アノーア 「対空戦用意!」
ノヴィスクルーB 「全艦へ、対空戦用意!海中探査!」
アノーア 「たった1機で接近?」
勇 「うわっ!何すんだ!」
アカリ 「勇は動いちゃダメ!」
クマゾー 「うごくなっ」
勇 「グランチャーが来てんだろ!」
比瑪 「あなたには待機命令が出てるのよ!あたしたちに任せて!」
勇 「カナンが来たんじゃないのか?
ほら、分かったから!離れてくれよ!」
クマゾー 「くうぅ~」
勇 「信用されてないんだな」
アカリ 「そういうわけじゃないけど」
勇 「そうなんだよ」
カナン 「勇、いるのね?」
ナンガ 「敵が1機だけとは思えない。注意しろよ!…行けい!」
比瑪 「あのグランチャー!勇と一緒だった女の人のだ!勇を連れ戻しに来たんなら!」
カナン 「勇は出てきていない…はっ!」
勇 「っ…!」
カナン 「勇!」
勇 「カナンか?」
コモド 「何でなのさ!答えなさいよ!
…何でさ!」
コモド 「出るからね!」
デッキクルーA 「イランドじゃあ、グランチャーと接近戦なんかできねえぜ?」
コモド 「そんなの!」
デッキクルーA 「へっ、ヨルバの神様がグランチャーを知ってんのかよ?」
コモド 「オグンの神よ、この戦いの我を守りたまえ」
(アイキャッチ無し)
比瑪 「ひょっとしたら勇を取り返しに来たんでしょ!あなたは!」
ラッセ 「こっちのこともまったく分かってないで出てきたのか!あいつは!」
カナン 「あのときのブレンパワード!?あなたに会わなければ、勇もあたしも、迷うことなんてなかったのに!」
比瑪 「あぁっ!パワーではグランチャーにかなわない!?」
ナンガ 「比瑪!離れろ!」
比瑪 「え!?」
ナンガ 「コモド!こんな時にセレモニーはするな!右に回りこめ!」
コモド 「オグンよ!私は命を賭けて戦います!」
デッキクルーB 「上がってもお祈りをやりやがって!」
ヒギンズ 「同じアンチボディでも、グランチャーのほうがパワーがあるんじゃないの?」
勇 「カナン?カナン一人で来てるのか?」
ラッセ 「逃げたぞ?どういうつもりで来たんだ?」
アノーア 「どう思われますか?」
ゲイブリッジ 「偵察、というところだろうが、オルファン側の作戦とは思えないな」
アノーア 「ブレンパワードたちは帰投待機、イランド隊は偵察、散開させろ」
直子 「勇を、連れ戻しに来たんだわ」
ゲイブリッジ 「ああ、綺麗なもんです」
直子 「ええ。ありがとう」
ゲイブリッジ 「ああ。もっとも、あれが日本で見えるのは人類にとってあまりいいことではありませんが」
直子 「勇は大丈夫でしょうか」
ゲイブリッジ 「オルファン体験が心の傷になっても、ここにいてくれれば癒されますよ。直子さんの存在も大きいでしょうからね」
直子 「そうでしょうか。ふしだらなところを見せているような気がします」
ゲイブリッジ 「え?…初恋がふしだらですか?」
直子 「いえ…今でもここにその殿方がいらっしゃるのが…」
ゲイブリッジ 「若者たちは、わかってくれていると、思いたいのですがね」
比瑪 「勇!昼間のグランチャーのパイロッ…何!?」
アカリ
クマゾー 「~~~~~~~!!」
比瑪 「二人いるの…っね!?」
アカリ 「ぷはぁ!」
比瑪 「クマゾー!」
クマゾー 「ぅあぁぁ~~~」
勇 「頼む!どうしても、行かなければならないところがあるんだ!…よし!いい子だ!たいした奴だよ」
デッキクルーC 「あ?お、おい!な、何やってる!?」
デッキクルーD 「おい誰だ!降りろ!」
勇 「前より反応が早い…。ここの修理のおかげだってのか」
魚屋 「出血大サービスで半額だよぉ?」
主婦 「元が高けりゃあ、半値の意味なんかないよ?」
カナン 「へぇ…」
勇 「うかつに動くと面倒なことになるから、動くなよ?」
勇 「そこか?」
カナン 「勇、来てくれた…?」
カナン 「神殿の周りを清めるための鈴の音か…来てくれて嬉しかった」
勇 「オルファンにいたときに決めた落ち合い場所といったら、ここしかなかった」
カナン 「あぁ、その土地の神社…
勇が自意識を取り戻せば、あのご両親から逃げ出したいというのはわかるけれど、でもオルファンの目的は…」
勇 「オルファンの目的は分かってるさ。人間をみんな、自分に従うものにしちまう。ケイディを見ただろ?」
カナン 「それでも、あそこがあたしの見つけた、唯一の安らぎの場所なのよ
他のどこにいても、あたしは不安で仕方がなかったわ」
勇 「それはカナンのお母さんの不安だろ?カナンはカナンとして、生きる意志を持つべきだよ」
カナン 「そんなこと、できるわけないわ」
勇 「できる。俺は、そう考えたから行動した」
カナン 「あたしには、オルファン以外に生きる場所はないわ」
勇 「ノヴィス・ノアがある。あそこはカナンに合うと思う」
カナン 「あなたには?」
勇 「え?まだ…わからないな」
比瑪 「勇ったらこんなところで何やってんのよ」
勇 「リクレイマーの連中は遺伝子や記憶が全てだと言うけど、そうだったらなぜ俺たちは世代を重ねるんだ?」
カナン 「その間違いを、オルファンが正すのでしょう?」
勇 「違うよ。オルファンには何か…そう、とりあえずの呪縛のようなものがあるんだよ」
カナン 「とりあえずの…呪縛?」
勇 「カナンだってオルファンを離れてみればわかると思うな」
飲み屋の客 「ビールおかわり!」
飲み屋の親父 「へぇーい!」
比瑪 「…ったく!」
勇 「…あっ?」
比瑪 「何やってんの!?こんなことしてたら、あなたの立場が悪くなる一方よ!」
勇 「何が悪いんだよ?」
比瑪 「こんな美人とデートなんて!」
勇 「悪いかよ?」
カナン 「大事な話をしてるのよ。邪魔をしないでちょう…」
比瑪 「こっちも大事な話だわ!」
勇 「失礼だろ!」
比瑪 「何でさ!この人あんたの姉さんなの!?恋人かぁ?」
勇 「馬鹿言うな!」
カナン 「…あぁっ!?」
勇 「グランチャー!」
カナン 「シラーに尾けられていたの?」
比瑪 「あんたそういう女なんだ!?」
カナン 「うっ…」
シラー 「勇!カナン!隠れても無駄だよ!」
市民(男) 「うわぁー!」
市民(女) 「キャー!」
女の子 「ママぁ!ママぁー!」
比瑪 「勇!ここで戦っては駄目よ!」
勇 「シラーはそんなこと考える奴じゃない!」
カナン 「どういうつもりなの?シラー!」
シラー 「そっちこそ!裏切り者とコソコソ密談かい?」
カナン 「あたしは…勇を連れ戻したかっただけよ!」
シラー 「ユウ・イサミは邪魔なんだ!ジョナサンやあたしにはね!あんたも一緒に死んでもらうよ!」
カナン 「シラー!誤解しないで!」
勇 「カナン!オルファンに取り憑かれた奴は、ますますこうなると思わないか?…うっ!」
シラー 「くっ!」
カナン 「うぅっ!…パワー負けしているのは、気力のせい?」
カナン 「何なの、これ…拒否反応!?」
シラー 「グランチャーに見捨てられたね?カナンには、パイロットの資格もなけりゃあ、ましてオルファンの抗体にだってなれやしないのさ!」
カナン 「ううっ!」
勇 「カナン!」
勇 「邪魔するな!」
カナン 「うっ!ああっ!」
カナン 「ああっ!あっ!」
カナン 「ううっ…なぜ?なぜ助けてくれたの?」
比瑪 「あたしじゃなくて、この子が助けたの。あなたはリクレイマーじゃない、って言ってるわ」
カナン 「ブレンパワードが…はっ!右後ろ!」
シラー 「おまえも死にな!」
比瑪 「あっ!」
ナンガ 「どうやら間に合ったな!」
ラッセ 「比瑪はその女の人を助けりゃいい!」
比瑪 「ラッセ!ナンガ!」
シラー 「ちっ!2機も出てきた!引き揚げるぞ!」
勇 「行ってくれたか…カナン!」
勇 「カナン!大丈夫か!?」
カナン 「ありがとう、勇でもね…
勇。何が正しいのかわからないわ、あたしには…」
勇 「正しい正しくない以前に、考えなくちゃいけないことがある。世代を重ねる、意味という奴をね」
カナン 「母のことをすべて自分の身に置き換えて、傷を深くする必要はない、っていうこと…?」
勇 「そういうこともあるけど…」
比瑪 「何話してんだか…」
勇 「俺は今、とっても嬉しいんだ。カナンと戦わずに済んでさ!」
カナン 「そりゃそう…そりゃああたしだってそうよ!勇!」
第04話「故郷の炎」←
https://ishikobafuji.diarynote.jp/201106132014562779/
→第06話「ダブル・リバイバル」
https://ishikobafuji.diarynote.jp/201008132238495308/
ヒギンズ 「本日付けでブレンパワードのパイロット候補としてノヴィス・ノアに配属となりましたヒギンズ・サスです」
ナンガ 「キメリエスでは、君を手放すのを嫌がったらしいな。俺はナンガ・シルバレーだ。一応、ブレンパワード隊の責任者ということになっている」
ラッセ 「ラッセ・ルンベルクだ。よろしくな…あらっ」
ヒギンズ 「まだ、リバイバルしていないんですね」
ナンガ 「グランチャーとの戦いが本格化してくるというのに、困ったものだ…。おまけに、パイロットも子供の方が腕が良くてね」
ヒギンズ 「宇都宮比瑪ですか?いいセンスをしているって聞いてますけど」
ラッセ 「あぁ、良い子だよ。ノヴィス・ノアの1号機のパイロットだものなぁ。それとリクレイマー上がりの坊やだ」
ヒギンズ 「伊佐未勇ですね?
…あたしを見て、リバイバルしてくれないのかしら…」
アノーア 「私は伊佐未勇を全面的に信用しているわけではありません。彼はグランチャーに乗っていた少年です」
ゲイブリッジ 「だからこそ、ブレンパワードのパイロットとしても心強いのではないかね?」
アノーア 「…なぜ彼はリクレイマーを裏切る気になったのでしょう?」
直子 「あの子は、両親とは違う道を見つけたんだと思います。そういう子です」
アノーア 「親子の絆がそれで断ち切れるものでしょうか」
直子 「それは…」
ゲイブリッジ 「今、オルファンと戦うには彼の協力が必要だ」
アノーア 「直感ですか?」
ゲイブリッジ 「ま、そうだ」
アノーア 「…総司令がそうおっしゃるのなら」
ゲイブリッジ 「大丈夫ですよ、直子さん」
直子 「ありがとうございます」
勇 「うぅ…あぁ…うぁ…」
アイリーン 「ユウ・イサミ?気分が悪い?勇!」
翠(回想) 「勇!」
勇(回想) 「うぅ…うぅ…し、痺れるよぉ…ジリジリする…あぁ…痛いよぉ…」
翠(回想) 「大丈夫です!あなたなら我慢できるわ!強い子だものね?上の村の山と川で鍛えた子だものね?」
研作(回想) 「アルファ、ベータ、ゼータ、各波同じように上がっている。乱れではない!こりゃあグランチャーとシンクロしているんだ!
さすがにわが子だ!アンチボディたるグランチャーと、一心同体になれるデータが取れてるんだよ!翠!」
翠(回想) 「あなたの英知と、私の忍耐力、それを受け継いだ勇なら、依衣子以上のパイロットになれるわ!グランチャーの抗体としてね」
勇(回想) 「あぁ…ジンジンするよぉ…」
翠(回想) 「オルファンに選ばれたんだから、大丈夫よ!」
勇(回想) 「うぅああぁ、ああぁぁ……」
勇 「うっ!勝手に!こんなとこに連れて来て!…っう」
アイリーン 「…伊佐未勇!大丈夫?」
勇 「あぁ。あ…どうでした?僕…」
アイリーン 「問題なし」
勇 「何か、体に埋め込まれていたとか」
アイリーン 「DNAの書き換えもないみたいね。そっちの方はもう少し時間をかけて調べるって」
勇 「僕の疑いが、晴れたってこと?」
アイリーン 「それは、私の判断することではないわ。
私はオルファンを修復したリクレイマーたちを、マッドサイエンティストだとは思っていないし」
勇 「何?」
アイリーン 「なぁに?」
アカリ 「…別に」
クマゾー 「べつに」
アイリーン 「そう」
勇 「俺を見張ってんだな?」
アカリ
クマゾー 「うん!」
アカリ 「…あっ!うわっ」
クマゾー 「ああぁ~」
勇 「誰の命令なんだかさ」
比瑪 「そうね。反応係数をもう少し高めに設定して…」
ユキオ 「比瑪姉ちゃーん」
比瑪 「なぁにユキオ?」
ユキオ 「休んでなきゃダメじゃないか!休むのも任務のうちだろ?」
比瑪 「ありがと。でもね、勇の使ってるこの子の事、ほっておけなくて」
アカリ 「バレたぁ!」
クマゾー 「ばればれぇ~!」
アカリ 「比瑪姉ちゃーん!」
クマゾー 「ねぇちゃ~ん!」
アカリ 「バレたぁ!」
クマゾー 「ばればれぇ~!」
アカリ 「スパイしてるのバレたぁ!」
比瑪 「あぁ、いいのよ。アイリーンさんのところでしょ?」
勇 「何してんだ!」
比瑪 「何って…」
勇 「俺のブレンパワードだぞ!」
比瑪 「コックピットの調整よ」
勇 「勝手にいじるな!」
比瑪 「近づくんじゃない!」
勇 「え?」
比瑪 「あなたが近づくと、ロクなことがないんだからね!」
勇 「どういうことだよ」
比瑪 「触るんじゃない!ひっつくんじゃない!」
アカリ 「ひっつくな!」
クマゾー 「ひっつく」
勇 「いけないか?」
比瑪 「キスがいいわけないだろ!」
ユキオ 「キスぅ?」
比瑪 「はっ!」
アカリ
クマゾー 「キぃスぅ~?」
ユキオ
アカリ 「したのかぁ?」
クマゾー 「した」
勇 「キス?あいさつはしたけど。なぁ?」
比瑪 「あぁ、一年ぶりの挨拶!?ひつっこいもんね!」
勇 「…そうだったかもな。悪かったよ。」
勇 「おまえはこれでいいんだな?」
比瑪 「この子、このブレンパワードに好かれてるんだ」
カナン 「オルファンが動き出しているわ。本当に、宇宙を求めているのかしら…」
クインシィ 「勇がノヴィス・ノアにこのオルファンの弱点を教えているのだから、防衛のためにグランチャー部隊を強化するのは当然でしょう!?」
研作 「オルファンが浮上すれば、ノヴィス・ノアなど問題ではない!」
クインシィ 「勇はグランチャーの抗体にならなかったにしても、オルファンを知っています!」
研作 「あれはお前の弟なんだぞ?それを倒そうというのか!」
クインシィ 「異分子は排除しなければならない」
翠 「それは、あなたが決めることではないわね、依衣子。すべては…」
クインシィ 「依衣子などここにはいない。私はクインシィ・イッサーである!」
翠 「そうしたのもオルファンの意思を受けて私たちが…!」
クインシィ 「クインシィをやっているのはあたしなんだよ!勇がビープレートを手に入れたら、どうなる!博士!」
研作 「ビープレートのことは、まだその威力も存在も仮定のものなんだ!」
カナン 「戦闘データだ」
フィジシスト 「ありがとうございます」
クインシィ 「しかしオルファンそのものの行動に影響を与える、そういう性格を持っているものだと博士は言っている!」
研作 「そうだからこそ!」
クインシィ 「グランチャーの補修技術の開発を急ぎ、部隊そのものの補強が先決なんだろ!」
翠 「話は分かってます!ですから、ジョナサンにも率先して出てもらいます」
ジョナサン 「同時にノヴィス・ノアの動向も探ってきますよ。カナン」
カナン 「何か?」
ジョナサン 「先発で出てくれないか」
カナン 「また?」
ジョナサン 「いいだろ?」
カナン 「あぁ…了解」
クインシィ 「ジョナサン!迂闊ではないのか!?」
ジョナサン 「クインシィ・イッサーの不安も、一挙に解消してみせますよ」
カナン 「リクレイマーは、勇のことを敵と見なしている。オルファンのことしか考えない…」
ジョナサン 「カナンを見張っていれば、裏切り者は出てくるはずだ」
シラー 「はっ」
ジョナサン 「オルファンは伊佐未ファミリーの所有物じゃない。それを彼らも知るべきだな。
…はっ」
クインシィ 「なるほど。カナンを試す、というわけかい、ジョナサン?」
ジョナサン 「あぁ。ドクターたちにはプレートの加工をやっていただけますな?」
クインシィ 「やらせてます。あれはいいシールドになる」
ジョナサン 「では」
クインシィ 「うん」
比瑪 「クマゾー、こっち向いて」
クマゾー 「んん」
比瑪 「ほら、口を拭いて。
オルファンでは何を食べてた?」
勇 「人間どこにいたって、食べるものは変わるもんじゃない」
比瑪 「そうそう。直子おばあちゃんの畑のトマト!おいしかったねぇ?」
勇 「あれは昔から、ああして作ってんだ。コツあるしな」
比瑪 「ふぅーん。おばあちゃんに教えてもらったんだ?なのに、どうして今はおばあちゃんと話さないの?」
勇 「関係ないだろ」
比瑪 「でもさ…」
コモド 「こんな所にいた。ユウ・イサミ?私はコモド・マハマ。手短に言うわ。あなたのブレンパワード、あたしに譲ってくれない?」
勇 「何言ってんだかさ」
コモド 「あたしはパイロットよ!?だけどブレンパワードがなければ戦えない!」
勇 「俺だってオルファンを潰すために出てきたんだ。そっちの事情なんて知りたくもない」
コモド 「あなたは自分の勝手で戦うんでしょ!?あたしたちは違うわ!」
勇 「道具を頼りにするようでは、グランチャーは落とせないよ」
コモド 「あなたと戦って証明してみせましょうか!?」
比瑪 「コモド!あのブレンパワードは勇を認めているのよ!他の人が無理に乗ったら、どうなるかわからない!」
コモド 「私が認めさせるわ!」
勇 「誰かが来る!誰だ?」
カナン 「まだこんなところをウロウロして!勇!いるんでしょ?出といで!」
ノヴィスクルーA 「グランチャー1機、接近!」
アノーア 「1機だけだと?」
ノヴィスクルーA 「はい」
アノーア 「対空戦用意!」
ノヴィスクルーB 「全艦へ、対空戦用意!海中探査!」
アノーア 「たった1機で接近?」
勇 「うわっ!何すんだ!」
アカリ 「勇は動いちゃダメ!」
クマゾー 「うごくなっ」
勇 「グランチャーが来てんだろ!」
比瑪 「あなたには待機命令が出てるのよ!あたしたちに任せて!」
勇 「カナンが来たんじゃないのか?
ほら、分かったから!離れてくれよ!」
クマゾー 「くうぅ~」
勇 「信用されてないんだな」
アカリ 「そういうわけじゃないけど」
勇 「そうなんだよ」
カナン 「勇、いるのね?」
ナンガ 「敵が1機だけとは思えない。注意しろよ!…行けい!」
比瑪 「あのグランチャー!勇と一緒だった女の人のだ!勇を連れ戻しに来たんなら!」
カナン 「勇は出てきていない…はっ!」
勇 「っ…!」
カナン 「勇!」
勇 「カナンか?」
コモド 「何でなのさ!答えなさいよ!
…何でさ!」
コモド 「出るからね!」
デッキクルーA 「イランドじゃあ、グランチャーと接近戦なんかできねえぜ?」
コモド 「そんなの!」
デッキクルーA 「へっ、ヨルバの神様がグランチャーを知ってんのかよ?」
コモド 「オグンの神よ、この戦いの我を守りたまえ」
(アイキャッチ無し)
比瑪 「ひょっとしたら勇を取り返しに来たんでしょ!あなたは!」
ラッセ 「こっちのこともまったく分かってないで出てきたのか!あいつは!」
カナン 「あのときのブレンパワード!?あなたに会わなければ、勇もあたしも、迷うことなんてなかったのに!」
比瑪 「あぁっ!パワーではグランチャーにかなわない!?」
ナンガ 「比瑪!離れろ!」
比瑪 「え!?」
ナンガ 「コモド!こんな時にセレモニーはするな!右に回りこめ!」
コモド 「オグンよ!私は命を賭けて戦います!」
デッキクルーB 「上がってもお祈りをやりやがって!」
ヒギンズ 「同じアンチボディでも、グランチャーのほうがパワーがあるんじゃないの?」
勇 「カナン?カナン一人で来てるのか?」
ラッセ 「逃げたぞ?どういうつもりで来たんだ?」
アノーア 「どう思われますか?」
ゲイブリッジ 「偵察、というところだろうが、オルファン側の作戦とは思えないな」
アノーア 「ブレンパワードたちは帰投待機、イランド隊は偵察、散開させろ」
直子 「勇を、連れ戻しに来たんだわ」
ゲイブリッジ 「ああ、綺麗なもんです」
直子 「ええ。ありがとう」
ゲイブリッジ 「ああ。もっとも、あれが日本で見えるのは人類にとってあまりいいことではありませんが」
直子 「勇は大丈夫でしょうか」
ゲイブリッジ 「オルファン体験が心の傷になっても、ここにいてくれれば癒されますよ。直子さんの存在も大きいでしょうからね」
直子 「そうでしょうか。ふしだらなところを見せているような気がします」
ゲイブリッジ 「え?…初恋がふしだらですか?」
直子 「いえ…今でもここにその殿方がいらっしゃるのが…」
ゲイブリッジ 「若者たちは、わかってくれていると、思いたいのですがね」
比瑪 「勇!昼間のグランチャーのパイロッ…何!?」
アカリ
クマゾー 「~~~~~~~!!」
比瑪 「二人いるの…っね!?」
アカリ 「ぷはぁ!」
比瑪 「クマゾー!」
クマゾー 「ぅあぁぁ~~~」
勇 「頼む!どうしても、行かなければならないところがあるんだ!…よし!いい子だ!たいした奴だよ」
デッキクルーC 「あ?お、おい!な、何やってる!?」
デッキクルーD 「おい誰だ!降りろ!」
勇 「前より反応が早い…。ここの修理のおかげだってのか」
魚屋 「出血大サービスで半額だよぉ?」
主婦 「元が高けりゃあ、半値の意味なんかないよ?」
カナン 「へぇ…」
勇 「うかつに動くと面倒なことになるから、動くなよ?」
勇 「そこか?」
カナン 「勇、来てくれた…?」
カナン 「神殿の周りを清めるための鈴の音か…来てくれて嬉しかった」
勇 「オルファンにいたときに決めた落ち合い場所といったら、ここしかなかった」
カナン 「あぁ、その土地の神社…
勇が自意識を取り戻せば、あのご両親から逃げ出したいというのはわかるけれど、でもオルファンの目的は…」
勇 「オルファンの目的は分かってるさ。人間をみんな、自分に従うものにしちまう。ケイディを見ただろ?」
カナン 「それでも、あそこがあたしの見つけた、唯一の安らぎの場所なのよ
他のどこにいても、あたしは不安で仕方がなかったわ」
勇 「それはカナンのお母さんの不安だろ?カナンはカナンとして、生きる意志を持つべきだよ」
カナン 「そんなこと、できるわけないわ」
勇 「できる。俺は、そう考えたから行動した」
カナン 「あたしには、オルファン以外に生きる場所はないわ」
勇 「ノヴィス・ノアがある。あそこはカナンに合うと思う」
カナン 「あなたには?」
勇 「え?まだ…わからないな」
比瑪 「勇ったらこんなところで何やってんのよ」
勇 「リクレイマーの連中は遺伝子や記憶が全てだと言うけど、そうだったらなぜ俺たちは世代を重ねるんだ?」
カナン 「その間違いを、オルファンが正すのでしょう?」
勇 「違うよ。オルファンには何か…そう、とりあえずの呪縛のようなものがあるんだよ」
カナン 「とりあえずの…呪縛?」
勇 「カナンだってオルファンを離れてみればわかると思うな」
飲み屋の客 「ビールおかわり!」
飲み屋の親父 「へぇーい!」
比瑪 「…ったく!」
勇 「…あっ?」
比瑪 「何やってんの!?こんなことしてたら、あなたの立場が悪くなる一方よ!」
勇 「何が悪いんだよ?」
比瑪 「こんな美人とデートなんて!」
勇 「悪いかよ?」
カナン 「大事な話をしてるのよ。邪魔をしないでちょう…」
比瑪 「こっちも大事な話だわ!」
勇 「失礼だろ!」
比瑪 「何でさ!この人あんたの姉さんなの!?恋人かぁ?」
勇 「馬鹿言うな!」
カナン 「…あぁっ!?」
勇 「グランチャー!」
カナン 「シラーに尾けられていたの?」
比瑪 「あんたそういう女なんだ!?」
カナン 「うっ…」
シラー 「勇!カナン!隠れても無駄だよ!」
市民(男) 「うわぁー!」
市民(女) 「キャー!」
女の子 「ママぁ!ママぁー!」
比瑪 「勇!ここで戦っては駄目よ!」
勇 「シラーはそんなこと考える奴じゃない!」
カナン 「どういうつもりなの?シラー!」
シラー 「そっちこそ!裏切り者とコソコソ密談かい?」
カナン 「あたしは…勇を連れ戻したかっただけよ!」
シラー 「ユウ・イサミは邪魔なんだ!ジョナサンやあたしにはね!あんたも一緒に死んでもらうよ!」
カナン 「シラー!誤解しないで!」
勇 「カナン!オルファンに取り憑かれた奴は、ますますこうなると思わないか?…うっ!」
シラー 「くっ!」
カナン 「うぅっ!…パワー負けしているのは、気力のせい?」
カナン 「何なの、これ…拒否反応!?」
シラー 「グランチャーに見捨てられたね?カナンには、パイロットの資格もなけりゃあ、ましてオルファンの抗体にだってなれやしないのさ!」
カナン 「ううっ!」
勇 「カナン!」
勇 「邪魔するな!」
カナン 「うっ!ああっ!」
カナン 「ああっ!あっ!」
カナン 「ううっ…なぜ?なぜ助けてくれたの?」
比瑪 「あたしじゃなくて、この子が助けたの。あなたはリクレイマーじゃない、って言ってるわ」
カナン 「ブレンパワードが…はっ!右後ろ!」
シラー 「おまえも死にな!」
比瑪 「あっ!」
ナンガ 「どうやら間に合ったな!」
ラッセ 「比瑪はその女の人を助けりゃいい!」
比瑪 「ラッセ!ナンガ!」
シラー 「ちっ!2機も出てきた!引き揚げるぞ!」
勇 「行ってくれたか…カナン!」
勇 「カナン!大丈夫か!?」
カナン 「ありがとう、勇でもね…
勇。何が正しいのかわからないわ、あたしには…」
勇 「正しい正しくない以前に、考えなくちゃいけないことがある。世代を重ねる、意味という奴をね」
カナン 「母のことをすべて自分の身に置き換えて、傷を深くする必要はない、っていうこと…?」
勇 「そういうこともあるけど…」
比瑪 「何話してんだか…」
勇 「俺は今、とっても嬉しいんだ。カナンと戦わずに済んでさ!」
カナン 「そりゃそう…そりゃああたしだってそうよ!勇!」
第04話「故郷の炎」←
https://ishikobafuji.diarynote.jp/201106132014562779/
→第06話「ダブル・リバイバル」
https://ishikobafuji.diarynote.jp/201008132238495308/
EDHで面倒そうなこと
2011年6月21日 TCG全般 コメント (4)観戦は3回ぐらいしてるんだけど、自分ではまだやったことがない・・・
そんな私ですが、EDHって結構面倒そうに思うのです。
・ライフ管理
ライフが40ある、ということは普通のライフカウンターじゃダメ。
20面ダイス×2? 肘つっかかって転がったりしちゃった時が大変。
ってかライフ回復とかして41以上になったらどうすんのよー!
・ジェネラルダメージ管理
ライフとは別に、しかも各ジェネラルごとに管理する必要アリ。
コントロール奪取とかでも記憶され続ける。ダメージ移し変え系とかもはや意味不。
・毒
これはまぁダイスでいいと思うけど、だからこそライフはダイスじゃダメだろう。
・毎アップキープ、終了ステップとかで誘発する能力
忘れがちですよね。
・いきなり《Shahrazad》キャストとか言われる
サブゲームとかマジふざけんなしwww
まぁ即投了が懸命ですが、やる人もでるでしょう・・・。
統率者に関してのルーリングも細かいのがちらほらとあるので、
それらを覚えるのも大変ですわん。
コマンド領域からのプレイコストは「唱えるたび」に増加、
墓地or追放領域に置かれる代わりにコマンド領域へ置く「置換効果」。
この辺は最低限覚えておかないとね。
あと、《アウグスティン四世大判事》でWUロックデッキ組む妄想をしてみた。
停滞、宿命、水位の上昇、冬の宝珠、ゲドン、重荷、マナの網、抵抗の宝球、
ワイヤー、マナ侵害、リスティックの研究、沈黙のオーラ、アメジストのとげ、
対戦相手A「・・・。」
B「なんつーかさ・・・。」
C「うん・・・そうだな・・・。」
ABC「アイツから殺すか^^」
こうなることが目に見えてるのでやめました。
でもズアーとかジョイラは普通にそうなるのが弱点だよね!
そんな私ですが、EDHって結構面倒そうに思うのです。
・ライフ管理
ライフが40ある、ということは普通のライフカウンターじゃダメ。
20面ダイス×2? 肘つっかかって転がったりしちゃった時が大変。
ってかライフ回復とかして41以上になったらどうすんのよー!
・ジェネラルダメージ管理
ライフとは別に、しかも各ジェネラルごとに管理する必要アリ。
コントロール奪取とかでも記憶され続ける。ダメージ移し変え系とかもはや意味不。
・毒
これはまぁダイスでいいと思うけど、だからこそライフはダイスじゃダメだろう。
・毎アップキープ、終了ステップとかで誘発する能力
忘れがちですよね。
・いきなり《Shahrazad》キャストとか言われる
サブゲームとかマジふざけんなしwww
まぁ即投了が懸命ですが、やる人もでるでしょう・・・。
統率者に関してのルーリングも細かいのがちらほらとあるので、
それらを覚えるのも大変ですわん。
コマンド領域からのプレイコストは「唱えるたび」に増加、
墓地or追放領域に置かれる代わりにコマンド領域へ置く「置換効果」。
この辺は最低限覚えておかないとね。
あと、《アウグスティン四世大判事》でWUロックデッキ組む妄想をしてみた。
停滞、宿命、水位の上昇、冬の宝珠、ゲドン、重荷、マナの網、抵抗の宝球、
ワイヤー、マナ侵害、リスティックの研究、沈黙のオーラ、アメジストのとげ、
対戦相手A「・・・。」
B「なんつーかさ・・・。」
C「うん・・・そうだな・・・。」
ABC「アイツから殺すか^^」
こうなることが目に見えてるのでやめました。
でもズアーとかジョイラは普通にそうなるのが弱点だよね!
EDH用募集(身内用)
2011年6月19日 TCG全般 コメント (3)主にマスクスブロックのレベル。
EDH用なんで各1枚のみ、言語状態自由。
むしろトレードでなく、プロキシ可なんでコp(略)して即返却するかも。
《法をもたらす者》
《光をもたらす者》
《傭兵の密告人》
《盾の踊り手》
《バリスタ班》
《起床ラッパ隊》
あとKさんあたりなんだけど、金半分出すから
EDH用にヴェンセールとか1枚だけ買わないかい? 俺はコp(略)でいいんで。
EDH用なんで各1枚のみ、言語状態自由。
むしろトレードでなく、プロキシ可なんでコp(略)して即返却するかも。
《法をもたらす者》
《光をもたらす者》
《傭兵の密告人》
《盾の踊り手》
《バリスタ班》
《起床ラッパ隊》
あとKさんあたりなんだけど、金半分出すから
EDH用にヴェンセールとか1枚だけ買わないかい? 俺はコp(略)でいいんで。
いってきたかも!
0回戦-vsジアス
1R 意気揚々とラゴゥ出したら序盤からヴァサの特射喰らって味方オバコして負け
2R サブのストで1勝、しかし地雷V2引いて負け
3R ラゴゥGO。結果的には5連勝。元帥のTXが乱入前に地雷踏んで消えたのと
銀プレのギスと何度も組めたのが大きかった
×△○
1回戦-レガシー、エスパー親和vs黒単リアニ
1R レガシー初参戦(?)らしい。ガストとデュレスしか見えず
スカージに囲いつけて殴って4キル
2R 初手が生物無しだったんでやや迷ったがマリガン、それが罠
結局トリマリからノーランドキープ、土地伸びずガストに殴り殺される
○×-
色々とアドバイスしたつもりだったけど、ためになったかどうかはワシにもわからん
2回戦-EDH観戦
おもすれー、けどこれってぶっちゃけ普通の60枚デッキでもいいよねって思う;
あと構築の自由度が高いって嘘臭くないか? 多色超有利なような。
高性能アーティファクトも必須だろうし、お金もかかるよ。
でも楽しそう。悩ましい。
3回戦-スタン、コモン単観戦
スタンはBGサクリファイスデックと、赤茶バーンが面白そうかな、と。
特に後者はブロック構築で結果を残したものらしく、ZEN落ち後のスタンで強そう。
コモン単ではUBクロックパーミがプロっぽくて格好よかった。
使い手は新規の参加者さんだったけど、この人かなり上手い。来月は是非対戦したい。
4回戦-コモン単、cawブリンクvs色々
色々ってのはほんと色々。3つのデッキ相手に6回ぐらいデュエったかな?
結果は5勝1敗。リストはいつだったか日記に載せたまんま。
vs8post、土地破壊があまり効かず、こちらは打ち消しがハマる。あと忍者ゲー。
vs赤単トロン、魂食い+エレメンタルのコンボが凄いイケメン! でも勝つる。
vsエルフ、クウィリーオン・レインジャーが強すぎた。やっかい児(笑)。
メインFにやっかい児キャストで土地起こして忍者展開ってのを忘れてた。
アンタップの方も視野に入れて運用しないとダメだね。
こんな感じ。2回戦で2h食ってる^^;
しかし観戦してるだけでも面白いんだから、参加したならもっとか?
だとしたら・・・雑魚デッキでもワンチャンぐらいはあるか・・・ねーかな・・・。
次回はM12ブードラorコモン単大会。らしい。
M12はどうなるんだろうか。火炎舌再録とかいう噂もあるけど、冗談キツいよ?w
インベを生き抜いた身としては、あれの怖さはマジよく知ってますからw
4マナ4/2で中程度の生物を除去って、マラキールの門番とか目じゃねぇw
0回戦-vsジアス
1R 意気揚々とラゴゥ出したら序盤からヴァサの特射喰らって味方オバコして負け
2R サブのストで1勝、しかし地雷V2引いて負け
3R ラゴゥGO。結果的には5連勝。元帥のTXが乱入前に地雷踏んで消えたのと
銀プレのギスと何度も組めたのが大きかった
×△○
1回戦-レガシー、エスパー親和vs黒単リアニ
1R レガシー初参戦(?)らしい。ガストとデュレスしか見えず
スカージに囲いつけて殴って4キル
2R 初手が生物無しだったんでやや迷ったがマリガン、それが罠
結局トリマリからノーランドキープ、土地伸びずガストに殴り殺される
○×-
色々とアドバイスしたつもりだったけど、ためになったかどうかはワシにもわからん
2回戦-EDH観戦
おもすれー、けどこれってぶっちゃけ普通の60枚デッキでもいいよねって思う;
あと構築の自由度が高いって嘘臭くないか? 多色超有利なような。
高性能アーティファクトも必須だろうし、お金もかかるよ。
でも楽しそう。悩ましい。
3回戦-スタン、コモン単観戦
スタンはBGサクリファイスデックと、赤茶バーンが面白そうかな、と。
特に後者はブロック構築で結果を残したものらしく、ZEN落ち後のスタンで強そう。
コモン単ではUBクロックパーミがプロっぽくて格好よかった。
使い手は新規の参加者さんだったけど、この人かなり上手い。来月は是非対戦したい。
4回戦-コモン単、cawブリンクvs色々
色々ってのはほんと色々。3つのデッキ相手に6回ぐらいデュエったかな?
結果は5勝1敗。リストはいつだったか日記に載せたまんま。
vs8post、土地破壊があまり効かず、こちらは打ち消しがハマる。あと忍者ゲー。
vs赤単トロン、魂食い+エレメンタルのコンボが凄いイケメン! でも勝つる。
vsエルフ、クウィリーオン・レインジャーが強すぎた。やっかい児(笑)。
メインFにやっかい児キャストで土地起こして忍者展開ってのを忘れてた。
アンタップの方も視野に入れて運用しないとダメだね。
こんな感じ。2回戦で2h食ってる^^;
しかし観戦してるだけでも面白いんだから、参加したならもっとか?
だとしたら・・・雑魚デッキでもワンチャンぐらいはあるか・・・ねーかな・・・。
次回はM12ブードラorコモン単大会。らしい。
M12はどうなるんだろうか。火炎舌再録とかいう噂もあるけど、冗談キツいよ?w
インベを生き抜いた身としては、あれの怖さはマジよく知ってますからw
4マナ4/2で中程度の生物を除去って、マラキールの門番とか目じゃねぇw
http://www.wizards.com/magic/tcg/productarticle.aspx?x=mtg/tcg/commander/cig
レガシー的には
《狼狽の嵐》 (U) instant
これと
《混沌のねじれ》 (2)(R) intant
これと
《家路》 土地
これの、あわせて3枚が入ってくる感じですか。
個人的にはこれ↓も。
《女王スズメバチ》 (4)(G)(G)(G) creacher-incect 2/2
リアニなら入り得るかと。単体除去とか完全にナニソレ状態。
他のリアニ生物を押しのけてまで入るかと言うと厳しいですが、
黒タイタンなんかとは普通に勝負になるでしょう。
レガシー的には
《狼狽の嵐》 (U) instant
インスタント呪文1つかソーサリー呪文1つを対象とし、それの
コントローラーが(1)を支払わない限り、それを打ち消す。
ストーム
これと
《混沌のねじれ》 (2)(R) intant
パーマネント1つを対象とする。そのオーナーはそれを自分のライブラリーに
加えて切り直し、そのあと自分のライブラリーの一番上のカードを公開する。
それがパーマネントカードである場合、それを戦場に出す。
これと
《家路》 土地
(T):add(1)
(T):各プレイヤーは、自分がオーナーであるすべてのクリーチャーの
コントロールを得る。
これの、あわせて3枚が入ってくる感じですか。
個人的にはこれ↓も。
《女王スズメバチ》 (4)(G)(G)(G) creacher-incect 2/2
飛行、接死
CIP,飛行と接死を持つ緑の1/1の昆虫・クリーチャー・トークンを4体戦場に出す。
リアニなら入り得るかと。単体除去とか完全にナニソレ状態。
他のリアニ生物を押しのけてまで入るかと言うと厳しいですが、
黒タイタンなんかとは普通に勝負になるでしょう。
ブレンパワード 全台詞集 第04話「故郷の炎」
2011年6月13日 ブレンパワード全台詞集脚本:隅沢克之 絵コンテ:西森章 演出:小林智樹 作画監督:津幡住明
比瑪
(ナレーション) 「伊佐未勇は、あたしの家の近くでブレンを使って見せてくれた。けど、オルファンでつきあいのあった人が追いかけてきたから、いろいろあったみたい。
ひだまりの館を泥津波から守ってくれたのには感謝するけど」
国連軍 「よーし、行ってくれ。
サンキューベリーマッチ、ブレンパワード!」
ナンガ 「どういたしまして!」
比瑪 「じゃあ、みんな避難できたのね」
かえで先生 「みっちゃんの怪我が心配だけどね」
比瑪 「ごちそうさま」
かえで先生 「人参がなくって、ごめんね」
比瑪 「美味しかったわ」
ラッセ 「ごちそうさまー」
かえで先生 「お身体に気を付けて」
ナンガ 「比瑪ちゃんのママか。どうしたんだ?」
ラッセ 「豚汁だ。惜しかったな」
ナンガ 「豚汁?なんだい?豚汁?」
比瑪 「ポーク入りのベジタブルスープ」
ナンガ 「ポーク?何で教えてくれなかったんだよ?」
ラッセ 「国では食べるのか?」
ナンガ 「食べるさ!津波の片付けで働いてるんだから、そういうのは欲しいよなぁ」
比瑪 「かえで先生、仕事の邪魔したくなかったのよ。
でもあの子は取りにも来なかった」
ナンガ 「アンチボディの戦闘しか考えてないリクレイマーか」
勇 「こうやって食べていられるのも、おまえが元気でいるからだ。ありがとな」
ナンガ 「一人で戦うのに拘ってるのは近親憎悪ってやつかね?」
ラッセ 「単純に一人で出来る、って思ってるんじゃないの?」
比瑪 「甘えん坊とか寂しがり屋の反動かも、って見えるけど?」
勇 「だけど・・・」
勇(回想) 「チャクラ・エクステンション!」
勇 「俺とおまえだけで戦うんだぞ・・・!」
比瑪 「待ちなさい勇!その子はまだ疲れているわ!うっ!・・・もう!」
ラッセ 「敵を求めて幾千里かい?」
ナンガ 「面倒みきれんぞ・・・」
比瑪 「あいつったら!」
研究員 「あれ?ブレンパワードだ・・・」
勇 「迂闊だったよなぁ。
ビー・プレートのデータっていうのを盗んでおけば良かったよな」
アノーア 「グランチャーを撃墜したという事は、ノヴィス・ノアのブレンパワード部隊の初陣としては評価出来るものです」
ゲイブリッジ 「お孫さんが活躍した様子ですな」
直子 「比瑪ちゃんでしょう?それに、ナンガさんもラッセさんも良いパイロットになりましたから」
アノーア 「ふう・・・・・なんだ?」
ノヴィス・クルー 「移動するアンチボディのオーガニック・エナジーを捉えました」
アノーア 「グランチャーか?」
ノヴィス・クルー 「ウェーブ特性からはブレンパワードのものです。現在西東京方面に移動中」
アノーア 「分かった。すぐブリッジに行く。
おそらく、伊佐未勇君だと思われますが。お心当たりは?」
直子 「家に帰るつもりかしら?」
アノーア 「家?」
ゲイブリッジ 「考えられるな。あそこは良い土だった。野菜の味は良かったし、ここまで来るなら勇君だって帰る気にはなる」
カナン 「カナン・ギモス、グランチャー搭乗記録D0728。プレート回収作業はケイディ・ディンと行う。妨害無し。周囲は静か。
これより私は伊佐未博士の特命任務に就く。ケイディはプレートと共に待機」
ケイディ 「グランチャーで行かないのか?」
カナン 「爆撃に行くわけじゃないわ」
ケイディ 「ノヴィス・ノアのブレンパワードが来るかもしれない!」
カナン 「そうなったら、教えてね」
ケイディ 「クインシィが言っていた通りだ。カナンは伊佐未勇みたいにブレンパワードに汚染されている可能性がある」
カナン 「私は、何を期待しているのかしら」
勇 「こんな所にカナンのグランチャーだって?それにケイディが付いてるのか?」
ケイディ 「今確かにブレンパワードの反応があったが、ノヴィス・ノアのものか勇の野郎だったのか分かりゃあしねえ!まるっきりデータが無いとよぉ!」
勇 「誰のバイクだ?」
勇 「カナンが敵になっちゃうのは、勘弁してほしいな」
カナン 「チェストの棚の下・・・ですか?」
翠 「あまりに古典的な隠し方というのは見つかり難いし、見つかっても・・・今更ね」
カナン 「了解しました。あの・・・」
翠 「はい?」
カナン 「着物は持って来なくて宜しいんでしょうか?」
翠 「気に入った着物があれば、あげますよ」
カナン 「は、はい」
カナン 「伊佐未翠博士には母親の香りは感じない。でも、この伝統的な衣装には、女性の体を包んでいたものがある。女の体を包んでいたもの・・・」
男 「その腹の子は俺の子じゃないんだろう!?堕ろせ!」
女 「なんでそう思うんです!?神賭けてお腹の子はあなたの子です!」
男 「分かるもんか!てめえの・・・」
女 「臨月なんです!もう生まれてくるんです!」
カナン 「ひ、酷いよ。母さん・・・あたしは、誰にも愛されていなかった。そ、そうよ・・・生まれる前から、ずっと・・・」
勇 「ここら辺は7年前と同じだ」
民間人A 「今年の・・・は解禁しないってよ」
民間人B 「何で?それって理事長の我侭なんでしょ?」
勇 「ああっ!?」
カナン 「勇!?」
勇 「カナンじゃないか!どうしてこんな所に?」
勇 「俺の家に用事があったんだ」
カナン 「違うわよ。この辺りにもプレート反応があったから、探していただけよ」
勇 「そうなのか・・・?ふぅ」
カナン 「でも、あなたに会えるような気はしていたわ」
勇 「カナン、オルファンを捨ててくれないか?」
カナン 「出来るわけないでしょ!・・・出来ないわ」
勇 「シラーもジョナサンもクインシィに親父にお袋・・・カナンもだけど。みんなオルファンに寄り掛っている。それでは子供のままじゃないか!」
カナン 「思い通りにならないからってお家を飛び出してしまうほうが、ずっと子供だって思わない?」
勇 「俺はオルファンの間違いに気が付いたんだ。オルファンでは選ばれた人間だけが生き残れるって教えられた。オルファンに呼ばれたリクレイマーだけが生き残るって。それってさ、絶対間違ってるよ!」
勇 「俺さ、ブレンパワードに乗った時に分かったんだ。オルファンではちゃんと動かなかったあれさ。動いてくれたんだぜ!」
カナン 「ケイディ、こちらカナン。迎えに来て」
ケイディ 「了解。近くにブレンらしいものをキャッチしたけどな、何か変わった事はないか?」
カナン 「まだ何もないけど・・・勇なら会ってみたいわね」
ケイディ 「ああ。勇を捕らえれば、伊佐未博士もお喜びになる」
カナン 「早く来て!」
ケイディ 「了解。1分後に」
カナン 「30秒よ。それ以上待てないわ」
aaaa 「カナン!」
カナン 「逃げるなら、今のうちよ」
勇 「カナン聞いてくれ!」
カナン 「あたしは!あなたと違って帰る場所はオルファンにしかないのよ!さぁ、行きなさい」
勇 「カナン・・・うっ!」
カナン 「これ以上あなたと一緒にいたら、あたしは帰る場所を無くしてしまうわ!」
カナン 「さよなら、勇」
勇 「ばあちゃん、1ヵ月はほったらかしてるぞ」
勇 「碌な物ねぇな」
勇 「カードがあっても・・・マシンが無けりゃあな」
ケイディ 「ふふふっ。だからさ、俺は嫌だって言ったろ?」
カナン 「伊佐未翠博士のカードも回収した。プレートも運び出せるのに」
ケイディ 「村の連中に大騒ぎされながらおまえを回収したんだぜ。なんであんなに慌てて俺を呼んだ?何があった?」
カナン 「何がって・・・」
ケイディ 「伊佐未勇に会った!」
カナン 「冗談言わないで!」
ケイディ 「はっはっはっは!そんなのはいいんだ。こうやって戻ってきたんだからな」
カナン 「なら戻りましょう」
ケイディ 「嫌だ。勇の機体らしいのが一機。それに、ノヴィス・ノアのアンチボディも動いているってんだ。チャンスじゃねえか、撃墜するんだよ!ノヴィス・ノアなんてわけの分からん連中の寄せ集まりなんだ!ブレンパワードなんて元々機能不良のアンチボディなんだぞ!」
カナン 「オルファンではね・・・」
ケイディ 「生身で勇と会えば迷っちゃうのはよーく分かるぜカナン。だからブレンパワードを倒す!そうすりゃ勇の事なんてバッサリ忘れられるってもんさ!」
カナン 「ケイディはグランチャーの抗体、つまりパイロットになってどんな気分?」
ケイディ 「体に芯が通るって感じだな」
カナン 「あたし時々すごく気分が悪くなる、瞬間があるわ」
ケイディ 「カナンはグランチャーの抗体になり切れないか。ならオルファン付きのリクレイマーになりゃあ良い!」
カナン 「そうね・・・」
ケイディ 「グランチャー部隊の目的は浮上するオルファンをあらゆる敵から守る事なんだ。勇がブレンを使ってみせたとなりゃ、ノヴィス・ノアのブレンパワードだって動きが悪いうちに撃破しておかなくちゃあ、人類の未来は無くなっちまう」
カナン 「ケイディはアンチボディね」
ケイディ 「ああ!グランチャーとオルファンのな!」
カナン 「素敵、ね」
勇 「ふぅ・・・これは20年前の日記かよ。うんと、このインデックスは大学時代のノートで、ビー・プレートの研究時代ってのは、もっと後だもんな。・・・ふぁぁぁ」
(アイキャッチ無し)
ナンガ 「この家かい?」
比瑪 「ええ、一年振りだわ!」
ナンガ 「ゲイブリッジ司令の恋人の家ねぇ」
ラッセ 「追っ付け、焼けぼっくりの二人も来るぜ。火傷しないように気を付けよう」
比瑪 「何言ってるの?二人とも!」
ナンガ 「子供が口を挟むこっちゃない」
ナンガ 「今時こんな雑草取りをするとはねぇ」
ラッセ 「DNAファームなら虫も付かないし、雑草も生えないもんな」
ナンガ 「ああ、俺は何であいつがオルファンから逃げだしたか分かったような気がするなぁ」
ラッセ 「何でだよ?」
ナンガ 「2、3ヶ月前まではちゃんと畑をやってた所だ。奴は直子さんのこんな仕事を見て育った・・・」
比瑪 「そういえば向こうのトマト畑の雑草は取ってあったわね」
ラッセ 「という事は家の中にいるのか。ブレンは見えなかったぞ」
ナンガ 「ここは奴のホームグラウンドだぜ?」
比瑪 「こんな所で、こんな家と畑が好きだったのよ。勇って子は」
ナンガ 「ああ。そういう奴が海中にいてグランチャーの強制に従うなんて無理な話だ」
比瑪 「ならノヴィス・ノアに来てはくれないわね」
ナンガ 「まあな。ノヴィス・ノアはDNA操作と有機培養の塊で・・・」
ラッセ 「あげくに、世界中の官僚共にコントロールされてるんだものなあ」
ナンガ 「襲われるぞ」
比瑪 「良いもん!
ここは直子おばあちゃんの家よ」
比瑪 「何だ?」
比瑪 「綺麗!うわぁ!これって直子おばあちゃんが着たの?それとも勇のお母さんかな?姉さんのかな?」
ラッセ 「比瑪!勇は2階だ!」
比瑪 「は、はい!」
ナンガ 「おい!恋人達も来たぞ!」
勇 「うっ・・・」
比瑪 「可愛い寝顔」
勇 「ああっ!・・・あっ、うああ!」
勇 「あ痛ぅー。あっ?」
直子 「勇?」
ラッセ 「どうしたんです?」
ゲイブリッジ 「何でもない」
勇 「ば、ばあちゃん!」
直子 「い、痛くないかい?」
勇 「こんなのどうって事ないさ」
直子 「大きくなって・・・」
勇 「ゲイブリッジさん?」
ゲイブリッジ 「ん」
直子 「知っているの?」
勇 「ノヴィス・ノアの情報は大雑把に聞いている。ばあちゃんの事も分かってたから・・・・・」
勇 「会いたくってさぁ!」
直子 「おかえり、勇」
ゲイブリッジ 「・・・・・ん!?」
勇 「なんだ?」
比瑪 「ナンガ!
・・・あっ!」
ラッセ 「やりやがったな!」
ナンガ 「アンチボディはどこだ!?」
比瑪 「ブレンに乗るわ!」
ラッセ 「おう!」
直子 「勇!」
勇 「ズボンだ!」
ゲイブリッジ 「直子さん、ここは危険だ!」
直子 「は、はい!」
比瑪 「どこから?」
ナンガ 「何機なんだ!?」
ラッセ 「山の向こうから狙ったのか?」
勇 「カナンか?」
比瑪 「ブレン!」
ケイディ 「勇のブレンじゃないのか?ノヴィス・ノアのか?
カナン!一機じゃないぞ!・・・ん?何だと!?」
比瑪 「後ろを取られた?」
カナン 「この子、あのブレンパワード!」
比瑪 「あの人、迷ってくれている?」
カナン 「去年東京で会ったブレンパワード?」
ケイディ 「カナン!援護してくれ!」
カナン 「え!?」
比瑪 「あ、あなた!」
勇 「カナン!」
カナン 「ゆ、勇?」
勇 「カナン!オルファンに頼っている限り、幸せになんかなれないぞ!」
カナン 「あたしは・・・あたしは只、生まれてきた事を後悔したくないだけ!」
勇 「だったら!尚更オルファンから離れなくちゃ駄目だ!」
ケイディ 「カナン!」
カナン 「え?」
ケイディ 「ブレンパワードに汚染されている者の言葉など、聞く事はない!」
カナン 「あうっ!」
勇 「カナンは、誰からも愛されていないって思い込まされてるんだ!」
カナン 「あたしは、生まれる前から愛されてなかった!」
勇 「見つけりゃいい!自分で育てればいい!愛ってそういう・・・」
ケイディ 「聞えている!汚染された者の戯言が!」
ケイディ 「ブレンを動かした貴様は死ぬんだよ!」
勇 「カナンを巻き込もうとしたな!ケイディ!」
カナン 「勇?」
ケイディ 「オルファンには全生命を治める力がある、絶対者だ!その絶対者を守る使命を与えられたリクレイマーは、間違いを犯す事が無い者だぁ!」
勇 「救われなかった者も選ばれなかった者も、救えるのが絶対者だ!リクレイマーはオルファンの使いじゃない!」
ケイディ 「リクレイマーはオルファンを目覚めさせた!オルファンを守った!」
勇 「勝手な言い草ぁ!・・・・・あいつ等!?」
ラッセ 「うおおおお!」
ナンガ 「ラッセ!大丈夫か!・・・ん?」
ケイディ 「勝手なのは人類のほうだ!地球を荒しきった!」
勇 「絶対者なら、それをまるごと救えるはずだ!」
ケイディ 「どういう事だ、カナン?ブレンパワードがグランチャー並のパワーを発揮している!」
カナン 「勇の生体エナジーが復活させた?なら今はケイディ・・・・・はっ!ケイディ!」
ケイディ 「下がるにしても!」
勇 「あいつぅぅ!」
勇 「カナン!避けろ!」
カナン 「勇?」
勇 「やれた?」
ケイディ 「ブレンか?勇なのか?ブレンパワードがやったというのか!?何でだよぉ!!」
比瑪 「つ、強い!」
ナンガ 「もう一機はどこだ!」
比瑪 「えっ?」
勇 「ケイディの奴・・・もう少し、もう少し何とか・・・カナンだって!」
ラッセ 「見ちまったぜ。グランチャー乗りがブレンパワードを使うとああなるのか!」
ナンガ 「減らず口を叩くのも分かったが、それにしちゃビビっているようだな」
比瑪 「あいつ、ナーバスなんだ・・・」
勇 「あの時・・・カナンに相談してる暇なんか、無かったじゃないか!」
カナン 「ブレンに乗って、勇は強くなっていく。あたしはこのまま・・・このまま?・・・・・・また、頭痛が来た」
勇 「学生時代の恋人かよ」
直子 「覚悟してましたけど・・・」
比瑪 「ねえ、ノヴィス・ノアに来なよ!」
勇 「今は考える時間が欲しいんだ」
第03話「勇の戦い」←
https://ishikobafuji.diarynote.jp/201106082206399517/
→第05話「敵か味方か」
https://ishikobafuji.diarynote.jp/201106221913073141/
比瑪
(ナレーション) 「伊佐未勇は、あたしの家の近くでブレンを使って見せてくれた。けど、オルファンでつきあいのあった人が追いかけてきたから、いろいろあったみたい。
ひだまりの館を泥津波から守ってくれたのには感謝するけど」
国連軍 「よーし、行ってくれ。
サンキューベリーマッチ、ブレンパワード!」
ナンガ 「どういたしまして!」
比瑪 「じゃあ、みんな避難できたのね」
かえで先生 「みっちゃんの怪我が心配だけどね」
比瑪 「ごちそうさま」
かえで先生 「人参がなくって、ごめんね」
比瑪 「美味しかったわ」
ラッセ 「ごちそうさまー」
かえで先生 「お身体に気を付けて」
ナンガ 「比瑪ちゃんのママか。どうしたんだ?」
ラッセ 「豚汁だ。惜しかったな」
ナンガ 「豚汁?なんだい?豚汁?」
比瑪 「ポーク入りのベジタブルスープ」
ナンガ 「ポーク?何で教えてくれなかったんだよ?」
ラッセ 「国では食べるのか?」
ナンガ 「食べるさ!津波の片付けで働いてるんだから、そういうのは欲しいよなぁ」
比瑪 「かえで先生、仕事の邪魔したくなかったのよ。
でもあの子は取りにも来なかった」
ナンガ 「アンチボディの戦闘しか考えてないリクレイマーか」
勇 「こうやって食べていられるのも、おまえが元気でいるからだ。ありがとな」
ナンガ 「一人で戦うのに拘ってるのは近親憎悪ってやつかね?」
ラッセ 「単純に一人で出来る、って思ってるんじゃないの?」
比瑪 「甘えん坊とか寂しがり屋の反動かも、って見えるけど?」
勇 「だけど・・・」
勇(回想) 「チャクラ・エクステンション!」
勇 「俺とおまえだけで戦うんだぞ・・・!」
比瑪 「待ちなさい勇!その子はまだ疲れているわ!うっ!・・・もう!」
ラッセ 「敵を求めて幾千里かい?」
ナンガ 「面倒みきれんぞ・・・」
比瑪 「あいつったら!」
研究員 「あれ?ブレンパワードだ・・・」
勇 「迂闊だったよなぁ。
ビー・プレートのデータっていうのを盗んでおけば良かったよな」
アノーア 「グランチャーを撃墜したという事は、ノヴィス・ノアのブレンパワード部隊の初陣としては評価出来るものです」
ゲイブリッジ 「お孫さんが活躍した様子ですな」
直子 「比瑪ちゃんでしょう?それに、ナンガさんもラッセさんも良いパイロットになりましたから」
アノーア 「ふう・・・・・なんだ?」
ノヴィス・クルー 「移動するアンチボディのオーガニック・エナジーを捉えました」
アノーア 「グランチャーか?」
ノヴィス・クルー 「ウェーブ特性からはブレンパワードのものです。現在西東京方面に移動中」
アノーア 「分かった。すぐブリッジに行く。
おそらく、伊佐未勇君だと思われますが。お心当たりは?」
直子 「家に帰るつもりかしら?」
アノーア 「家?」
ゲイブリッジ 「考えられるな。あそこは良い土だった。野菜の味は良かったし、ここまで来るなら勇君だって帰る気にはなる」
カナン 「カナン・ギモス、グランチャー搭乗記録D0728。プレート回収作業はケイディ・ディンと行う。妨害無し。周囲は静か。
これより私は伊佐未博士の特命任務に就く。ケイディはプレートと共に待機」
ケイディ 「グランチャーで行かないのか?」
カナン 「爆撃に行くわけじゃないわ」
ケイディ 「ノヴィス・ノアのブレンパワードが来るかもしれない!」
カナン 「そうなったら、教えてね」
ケイディ 「クインシィが言っていた通りだ。カナンは伊佐未勇みたいにブレンパワードに汚染されている可能性がある」
カナン 「私は、何を期待しているのかしら」
勇 「こんな所にカナンのグランチャーだって?それにケイディが付いてるのか?」
ケイディ 「今確かにブレンパワードの反応があったが、ノヴィス・ノアのものか勇の野郎だったのか分かりゃあしねえ!まるっきりデータが無いとよぉ!」
勇 「誰のバイクだ?」
勇 「カナンが敵になっちゃうのは、勘弁してほしいな」
カナン 「チェストの棚の下・・・ですか?」
翠 「あまりに古典的な隠し方というのは見つかり難いし、見つかっても・・・今更ね」
カナン 「了解しました。あの・・・」
翠 「はい?」
カナン 「着物は持って来なくて宜しいんでしょうか?」
翠 「気に入った着物があれば、あげますよ」
カナン 「は、はい」
カナン 「伊佐未翠博士には母親の香りは感じない。でも、この伝統的な衣装には、女性の体を包んでいたものがある。女の体を包んでいたもの・・・」
男 「その腹の子は俺の子じゃないんだろう!?堕ろせ!」
女 「なんでそう思うんです!?神賭けてお腹の子はあなたの子です!」
男 「分かるもんか!てめえの・・・」
女 「臨月なんです!もう生まれてくるんです!」
カナン 「ひ、酷いよ。母さん・・・あたしは、誰にも愛されていなかった。そ、そうよ・・・生まれる前から、ずっと・・・」
勇 「ここら辺は7年前と同じだ」
民間人A 「今年の・・・は解禁しないってよ」
民間人B 「何で?それって理事長の我侭なんでしょ?」
勇 「ああっ!?」
カナン 「勇!?」
勇 「カナンじゃないか!どうしてこんな所に?」
勇 「俺の家に用事があったんだ」
カナン 「違うわよ。この辺りにもプレート反応があったから、探していただけよ」
勇 「そうなのか・・・?ふぅ」
カナン 「でも、あなたに会えるような気はしていたわ」
勇 「カナン、オルファンを捨ててくれないか?」
カナン 「出来るわけないでしょ!・・・出来ないわ」
勇 「シラーもジョナサンもクインシィに親父にお袋・・・カナンもだけど。みんなオルファンに寄り掛っている。それでは子供のままじゃないか!」
カナン 「思い通りにならないからってお家を飛び出してしまうほうが、ずっと子供だって思わない?」
勇 「俺はオルファンの間違いに気が付いたんだ。オルファンでは選ばれた人間だけが生き残れるって教えられた。オルファンに呼ばれたリクレイマーだけが生き残るって。それってさ、絶対間違ってるよ!」
勇 「俺さ、ブレンパワードに乗った時に分かったんだ。オルファンではちゃんと動かなかったあれさ。動いてくれたんだぜ!」
カナン 「ケイディ、こちらカナン。迎えに来て」
ケイディ 「了解。近くにブレンらしいものをキャッチしたけどな、何か変わった事はないか?」
カナン 「まだ何もないけど・・・勇なら会ってみたいわね」
ケイディ 「ああ。勇を捕らえれば、伊佐未博士もお喜びになる」
カナン 「早く来て!」
ケイディ 「了解。1分後に」
カナン 「30秒よ。それ以上待てないわ」
aaaa 「カナン!」
カナン 「逃げるなら、今のうちよ」
勇 「カナン聞いてくれ!」
カナン 「あたしは!あなたと違って帰る場所はオルファンにしかないのよ!さぁ、行きなさい」
勇 「カナン・・・うっ!」
カナン 「これ以上あなたと一緒にいたら、あたしは帰る場所を無くしてしまうわ!」
カナン 「さよなら、勇」
勇 「ばあちゃん、1ヵ月はほったらかしてるぞ」
勇 「碌な物ねぇな」
勇 「カードがあっても・・・マシンが無けりゃあな」
ケイディ 「ふふふっ。だからさ、俺は嫌だって言ったろ?」
カナン 「伊佐未翠博士のカードも回収した。プレートも運び出せるのに」
ケイディ 「村の連中に大騒ぎされながらおまえを回収したんだぜ。なんであんなに慌てて俺を呼んだ?何があった?」
カナン 「何がって・・・」
ケイディ 「伊佐未勇に会った!」
カナン 「冗談言わないで!」
ケイディ 「はっはっはっは!そんなのはいいんだ。こうやって戻ってきたんだからな」
カナン 「なら戻りましょう」
ケイディ 「嫌だ。勇の機体らしいのが一機。それに、ノヴィス・ノアのアンチボディも動いているってんだ。チャンスじゃねえか、撃墜するんだよ!ノヴィス・ノアなんてわけの分からん連中の寄せ集まりなんだ!ブレンパワードなんて元々機能不良のアンチボディなんだぞ!」
カナン 「オルファンではね・・・」
ケイディ 「生身で勇と会えば迷っちゃうのはよーく分かるぜカナン。だからブレンパワードを倒す!そうすりゃ勇の事なんてバッサリ忘れられるってもんさ!」
カナン 「ケイディはグランチャーの抗体、つまりパイロットになってどんな気分?」
ケイディ 「体に芯が通るって感じだな」
カナン 「あたし時々すごく気分が悪くなる、瞬間があるわ」
ケイディ 「カナンはグランチャーの抗体になり切れないか。ならオルファン付きのリクレイマーになりゃあ良い!」
カナン 「そうね・・・」
ケイディ 「グランチャー部隊の目的は浮上するオルファンをあらゆる敵から守る事なんだ。勇がブレンを使ってみせたとなりゃ、ノヴィス・ノアのブレンパワードだって動きが悪いうちに撃破しておかなくちゃあ、人類の未来は無くなっちまう」
カナン 「ケイディはアンチボディね」
ケイディ 「ああ!グランチャーとオルファンのな!」
カナン 「素敵、ね」
勇 「ふぅ・・・これは20年前の日記かよ。うんと、このインデックスは大学時代のノートで、ビー・プレートの研究時代ってのは、もっと後だもんな。・・・ふぁぁぁ」
(アイキャッチ無し)
ナンガ 「この家かい?」
比瑪 「ええ、一年振りだわ!」
ナンガ 「ゲイブリッジ司令の恋人の家ねぇ」
ラッセ 「追っ付け、焼けぼっくりの二人も来るぜ。火傷しないように気を付けよう」
比瑪 「何言ってるの?二人とも!」
ナンガ 「子供が口を挟むこっちゃない」
ナンガ 「今時こんな雑草取りをするとはねぇ」
ラッセ 「DNAファームなら虫も付かないし、雑草も生えないもんな」
ナンガ 「ああ、俺は何であいつがオルファンから逃げだしたか分かったような気がするなぁ」
ラッセ 「何でだよ?」
ナンガ 「2、3ヶ月前まではちゃんと畑をやってた所だ。奴は直子さんのこんな仕事を見て育った・・・」
比瑪 「そういえば向こうのトマト畑の雑草は取ってあったわね」
ラッセ 「という事は家の中にいるのか。ブレンは見えなかったぞ」
ナンガ 「ここは奴のホームグラウンドだぜ?」
比瑪 「こんな所で、こんな家と畑が好きだったのよ。勇って子は」
ナンガ 「ああ。そういう奴が海中にいてグランチャーの強制に従うなんて無理な話だ」
比瑪 「ならノヴィス・ノアに来てはくれないわね」
ナンガ 「まあな。ノヴィス・ノアはDNA操作と有機培養の塊で・・・」
ラッセ 「あげくに、世界中の官僚共にコントロールされてるんだものなあ」
ナンガ 「襲われるぞ」
比瑪 「良いもん!
ここは直子おばあちゃんの家よ」
比瑪 「何だ?」
比瑪 「綺麗!うわぁ!これって直子おばあちゃんが着たの?それとも勇のお母さんかな?姉さんのかな?」
ラッセ 「比瑪!勇は2階だ!」
比瑪 「は、はい!」
ナンガ 「おい!恋人達も来たぞ!」
勇 「うっ・・・」
比瑪 「可愛い寝顔」
勇 「ああっ!・・・あっ、うああ!」
勇 「あ痛ぅー。あっ?」
直子 「勇?」
ラッセ 「どうしたんです?」
ゲイブリッジ 「何でもない」
勇 「ば、ばあちゃん!」
直子 「い、痛くないかい?」
勇 「こんなのどうって事ないさ」
直子 「大きくなって・・・」
勇 「ゲイブリッジさん?」
ゲイブリッジ 「ん」
直子 「知っているの?」
勇 「ノヴィス・ノアの情報は大雑把に聞いている。ばあちゃんの事も分かってたから・・・・・」
勇 「会いたくってさぁ!」
直子 「おかえり、勇」
ゲイブリッジ 「・・・・・ん!?」
勇 「なんだ?」
比瑪 「ナンガ!
・・・あっ!」
ラッセ 「やりやがったな!」
ナンガ 「アンチボディはどこだ!?」
比瑪 「ブレンに乗るわ!」
ラッセ 「おう!」
直子 「勇!」
勇 「ズボンだ!」
ゲイブリッジ 「直子さん、ここは危険だ!」
直子 「は、はい!」
比瑪 「どこから?」
ナンガ 「何機なんだ!?」
ラッセ 「山の向こうから狙ったのか?」
勇 「カナンか?」
比瑪 「ブレン!」
ケイディ 「勇のブレンじゃないのか?ノヴィス・ノアのか?
カナン!一機じゃないぞ!・・・ん?何だと!?」
比瑪 「後ろを取られた?」
カナン 「この子、あのブレンパワード!」
比瑪 「あの人、迷ってくれている?」
カナン 「去年東京で会ったブレンパワード?」
ケイディ 「カナン!援護してくれ!」
カナン 「え!?」
比瑪 「あ、あなた!」
勇 「カナン!」
カナン 「ゆ、勇?」
勇 「カナン!オルファンに頼っている限り、幸せになんかなれないぞ!」
カナン 「あたしは・・・あたしは只、生まれてきた事を後悔したくないだけ!」
勇 「だったら!尚更オルファンから離れなくちゃ駄目だ!」
ケイディ 「カナン!」
カナン 「え?」
ケイディ 「ブレンパワードに汚染されている者の言葉など、聞く事はない!」
カナン 「あうっ!」
勇 「カナンは、誰からも愛されていないって思い込まされてるんだ!」
カナン 「あたしは、生まれる前から愛されてなかった!」
勇 「見つけりゃいい!自分で育てればいい!愛ってそういう・・・」
ケイディ 「聞えている!汚染された者の戯言が!」
ケイディ 「ブレンを動かした貴様は死ぬんだよ!」
勇 「カナンを巻き込もうとしたな!ケイディ!」
カナン 「勇?」
ケイディ 「オルファンには全生命を治める力がある、絶対者だ!その絶対者を守る使命を与えられたリクレイマーは、間違いを犯す事が無い者だぁ!」
勇 「救われなかった者も選ばれなかった者も、救えるのが絶対者だ!リクレイマーはオルファンの使いじゃない!」
ケイディ 「リクレイマーはオルファンを目覚めさせた!オルファンを守った!」
勇 「勝手な言い草ぁ!・・・・・あいつ等!?」
ラッセ 「うおおおお!」
ナンガ 「ラッセ!大丈夫か!・・・ん?」
ケイディ 「勝手なのは人類のほうだ!地球を荒しきった!」
勇 「絶対者なら、それをまるごと救えるはずだ!」
ケイディ 「どういう事だ、カナン?ブレンパワードがグランチャー並のパワーを発揮している!」
カナン 「勇の生体エナジーが復活させた?なら今はケイディ・・・・・はっ!ケイディ!」
ケイディ 「下がるにしても!」
勇 「あいつぅぅ!」
勇 「カナン!避けろ!」
カナン 「勇?」
勇 「やれた?」
ケイディ 「ブレンか?勇なのか?ブレンパワードがやったというのか!?何でだよぉ!!」
比瑪 「つ、強い!」
ナンガ 「もう一機はどこだ!」
比瑪 「えっ?」
勇 「ケイディの奴・・・もう少し、もう少し何とか・・・カナンだって!」
ラッセ 「見ちまったぜ。グランチャー乗りがブレンパワードを使うとああなるのか!」
ナンガ 「減らず口を叩くのも分かったが、それにしちゃビビっているようだな」
比瑪 「あいつ、ナーバスなんだ・・・」
勇 「あの時・・・カナンに相談してる暇なんか、無かったじゃないか!」
カナン 「ブレンに乗って、勇は強くなっていく。あたしはこのまま・・・このまま?・・・・・・また、頭痛が来た」
勇 「学生時代の恋人かよ」
直子 「覚悟してましたけど・・・」
比瑪 「ねえ、ノヴィス・ノアに来なよ!」
勇 「今は考える時間が欲しいんだ」
第03話「勇の戦い」←
https://ishikobafuji.diarynote.jp/201106082206399517/
→第05話「敵か味方か」
https://ishikobafuji.diarynote.jp/201106221913073141/
ハイヤハイヤッ、ハァァァァッ、トゥォァッッ! ユゥクゾッ『トュピーーン!』
ファァッハッハッハッ! ツゥギツギトカカッテコンカァ
動画見た感じだとデュエルよりもなんかカードげっとしてくのが楽しそう
98のダイヤルアップはピイイイイルゥゥゥゥドゥゥゥドゥドゥドゥドゥドゥgggggggg
んで、RATH。普通に飲酒してる^^
でも出来上がった人相手に凹される俺。
よ、酔えば酔うほどつよぅなるんか……カクテル持参でデュエルせんとな!
1R・WBpoxビート
1g poxされても揺籃+リクルーターは止まらん
2g 十手あったのね……タッパーサイドアウトしてたねん
3g 疫病2枚とかきっついけど、どうにか人間指定だけ残して隼で殴り勝ち
○×○
2R・BG証人オーダー
1g またも刻印ミス。隼出さないで石鍛冶優先はないわー、ないわー
2g 4キル街道go、ディード張られるもX=0起動せざるを得なくして押し切る
3g まさかのオーダー、コーリスコントロール間に合わずgg
×○×
3R・スライバーン
1g 先手1t火花の精霊で凄い安心してしまった……相性すごくいいんでね
しかし勝負自体はかなりgdった、結局十手ゲーまでたどり着いてgg
2g 1tラバマンを即モタポ、その後もモタポがブンブン。
後はまぁ、適当にやりゃ勝つる。火山の流弾は焦ったけどね;
○○
4R・DHコンフラックス
1g 島→2マナランドであれバレ。勝ち目ねーだろって思ってたら普通に鏡殺
2g ショーテルレスポンスで悟り(+独楽ドロー)できたんで
なにがいっかなーってエーテルとかひよったもん持ってきたら大祖始でgg
3g 結局ここまでショーテルでなにを持ってくるのかがわかっておらず
ものすごく先行き不明な感じで進む。で、沈黙のオーラプレイに
コンフラックス餌のウィル撃ってきたのでようやく判明
衝動などで掘り進むもパーツ揃わなかったようで鏡殺へ
○×○
5R・スタン対決
相手cawだったんでほぼ茶番。メインは一応拾ったけど、サイド後は
ミラクルとか黒昇天なしの俺の吸血鬼には対抗手段マジでないのでgg
磁石×2がカウンター使い切ったぜ
○××
(小6女子とデュエルしたかった……(´д`))
6R・イクイップ
1g 白黒剣? なにそれ。それ確か禁止カードだよ。
2g 青赤剣? なにそれ。それ確か禁止カードだよ。
××
イクイップ対策とかなにすりゃいんだろ。
セプターチャント決まれば勝てるのかもだけど、多分うまくいかないだろうし。
石鍛冶+十手の枚数なら互角なんだから、先に十手ゲーすることを目指すべき?
来週(土)はばっぱら回。EDH? さすがに今からとか無理!w
ファァッハッハッハッ! ツゥギツギトカカッテコンカァ
動画見た感じだとデュエルよりもなんかカードげっとしてくのが楽しそう
98のダイヤルアップはピイイイイルゥゥゥゥドゥゥゥドゥドゥドゥドゥドゥgggggggg
んで、RATH。普通に飲酒してる^^
でも出来上がった人相手に凹される俺。
よ、酔えば酔うほどつよぅなるんか……カクテル持参でデュエルせんとな!
1R・WBpoxビート
1g poxされても揺籃+リクルーターは止まらん
2g 十手あったのね……タッパーサイドアウトしてたねん
3g 疫病2枚とかきっついけど、どうにか人間指定だけ残して隼で殴り勝ち
○×○
2R・BG証人オーダー
1g またも刻印ミス。隼出さないで石鍛冶優先はないわー、ないわー
2g 4キル街道go、ディード張られるもX=0起動せざるを得なくして押し切る
3g まさかのオーダー、コーリスコントロール間に合わずgg
×○×
3R・スライバーン
1g 先手1t火花の精霊で凄い安心してしまった……相性すごくいいんでね
しかし勝負自体はかなりgdった、結局十手ゲーまでたどり着いてgg
2g 1tラバマンを即モタポ、その後もモタポがブンブン。
後はまぁ、適当にやりゃ勝つる。火山の流弾は焦ったけどね;
○○
4R・DHコンフラックス
1g 島→2マナランドであれバレ。勝ち目ねーだろって思ってたら普通に鏡殺
2g ショーテルレスポンスで悟り(+独楽ドロー)できたんで
なにがいっかなーってエーテルとかひよったもん持ってきたら大祖始でgg
3g 結局ここまでショーテルでなにを持ってくるのかがわかっておらず
ものすごく先行き不明な感じで進む。で、沈黙のオーラプレイに
コンフラックス餌のウィル撃ってきたのでようやく判明
衝動などで掘り進むもパーツ揃わなかったようで鏡殺へ
○×○
5R・スタン対決
相手cawだったんでほぼ茶番。メインは一応拾ったけど、サイド後は
ミラクルとか黒昇天なしの俺の吸血鬼には対抗手段マジでないのでgg
磁石×2がカウンター使い切ったぜ
○××
(小6女子とデュエルしたかった……(´д`))
6R・イクイップ
1g 白黒剣? なにそれ。それ確か禁止カードだよ。
2g 青赤剣? なにそれ。それ確か禁止カードだよ。
××
イクイップ対策とかなにすりゃいんだろ。
セプターチャント決まれば勝てるのかもだけど、多分うまくいかないだろうし。
石鍛冶+十手の枚数なら互角なんだから、先に十手ゲーすることを目指すべき?
来週(土)はばっぱら回。EDH? さすがに今からとか無理!w
リベリオンはトップメタ(キリッ
2011年6月11日 ターボリベリオン戦記サイドに《夜の戦慄》積んでないデッキはデッキじゃない(キリッキリッ
こういうこと書くから身内から「ムカつく日記」って言われる
ってなわけで、本日は横ホビのレガシー大会にヤバいデックがIN!
1戦目・WB石鍛冶ビート
1g ボブでハンドをめきめき《補充》されたが鏡殺。
2g Φクル登場。しかしこちらも4/4細菌登場。適当にフンッハッシャイッカァクゴッ『ビューン!』
○○
2戦目・いけいけ僕らのブイフォーク
1g 3週連続とか……まぁそろそろ負けるだろって思ったら何か普通に勝ち。
普通にフルパン連打されてたら負けてたと思う。
2g でも1戦目で《減衰のマトリックス》見えてたし、もうワンチャンも無いだろ
……って思ってたら何か普通に勝ち。
次はマトリックス引くために《衝動》もINですね!(ぉ
3戦目・黒単ビート
1g・決勝卓がまさかの白単vs黒単。カーノファージvsレベル。
Magicは宇宙が一巡してテンペ~マスクスに戻ってきたのか……?
1戦目はルンママが立ちつつ、ボブを《迫撃鞘》で、抹消者をタッパーで
うまいこと噛み合わせて勝利する。
《ストロームガルドの十字軍》がちょっと怖かったけどね;
2g・ヌルキープ。しかしサイドインした《オアリムの詠唱》2枚と悟り1枚あるので
黒単相手ならセプターチャントで乙だろーとか思ってキープ。
一方、相手はトリマリ。 あれどっかで見たぞこれ。
土地止まった上に生物殺されて、クレイドルからマナ出なくて負けwww
ルンママも隼も十手も鞘も独楽*2も出てるのに……。
罠橋持ってきてもストクルや《ナントゥーコの影》で死ぬし。なんぞこれ。
結局チャントは普通に2発撃っちゃったよ……。
3g・トリマリ相手の7ハンドキープ負けで落ち込む暇も無く、チャントout。
やっぱ対ベルチャーにしか役に立たないわこれ。 ←まさかのフラグだった。
勝負自体は1T目石鍛冶→2Tバタスカ→3T十手付き4/4細菌アタック^^
でまぁ、あとはシヴィー素出しから勝ち筋持ってって投了になったんだけど。
しかし1Tの金モ刻印を選択ミスったり、反省点の多い試合でした。
で、全勝者が自分のみとなったため3回戦で終了。
優勝賞品は会場では開封せず。今ちょうど開けてみた。
《中断》+MPS平地。チャントさん馬鹿にすんなってか。了解w
しかし今回優勝はしたものの、優「秀」者は誰かといえば、
黒単ビートで1戦目HiveMindを破って 決勝まで来た彼でしょう……。
2戦目の青赤グッドスタッフ(?)相手に1ターンキル やったらしいしw
逆に彼がHMを負かしてくれなかったら、俺がHMと当たった可能性は大=負け犬乙。
言うてもクジ運でしかなかったんだなと思います。
久々に優勝&賞品が使用デッキにピッタリ合致してて嬉寿司でした。
ってなわけで、本日は横ホビのレガシー大会にヤバいデックがIN!
1戦目・WB石鍛冶ビート
1g ボブでハンドをめきめき《補充》されたが鏡殺。
2g Φクル登場。しかしこちらも4/4細菌登場。適当にフンッハッシャイッカァクゴッ『ビューン!』
○○
2戦目・いけいけ僕らのブイフォーク
1g 3週連続とか……まぁそろそろ負けるだろって思ったら何か普通に勝ち。
普通にフルパン連打されてたら負けてたと思う。
2g でも1戦目で《減衰のマトリックス》見えてたし、もうワンチャンも無いだろ
……って思ってたら何か普通に勝ち。
次はマトリックス引くために《衝動》もINですね!(ぉ
3戦目・黒単ビート
1g・決勝卓がまさかの白単vs黒単。カーノファージvsレベル。
Magicは宇宙が一巡してテンペ~マスクスに戻ってきたのか……?
1戦目はルンママが立ちつつ、ボブを《迫撃鞘》で、抹消者をタッパーで
うまいこと噛み合わせて勝利する。
《ストロームガルドの十字軍》がちょっと怖かったけどね;
2g・ヌルキープ。しかしサイドインした《オアリムの詠唱》2枚と悟り1枚あるので
黒単相手ならセプターチャントで乙だろーとか思ってキープ。
一方、相手はトリマリ。 あれどっかで見たぞこれ。
土地止まった上に生物殺されて、クレイドルからマナ出なくて負けwww
ルンママも隼も十手も鞘も独楽*2も出てるのに……。
罠橋持ってきてもストクルや《ナントゥーコの影》で死ぬし。なんぞこれ。
結局チャントは普通に2発撃っちゃったよ……。
3g・トリマリ相手の7ハンドキープ負けで落ち込む暇も無く、チャントout。
やっぱ対ベルチャーにしか役に立たないわこれ。 ←まさかのフラグだった。
勝負自体は1T目石鍛冶→2Tバタスカ→3T十手付き4/4細菌アタック^^
でまぁ、あとはシヴィー素出しから勝ち筋持ってって投了になったんだけど。
しかし1Tの金モ刻印を選択ミスったり、反省点の多い試合でした。
で、全勝者が自分のみとなったため3回戦で終了。
優勝賞品は会場では開封せず。今ちょうど開けてみた。
《中断》+MPS平地。チャントさん馬鹿にすんなってか。了解w
しかし今回優勝はしたものの、優「秀」者は誰かといえば、
黒単ビートで1戦目HiveMindを破って 決勝まで来た彼でしょう……。
2戦目の青赤グッドスタッフ(?)相手に1ターンキル やったらしいしw
逆に彼がHMを負かしてくれなかったら、俺がHMと当たった可能性は大=負け犬乙。
言うてもクジ運でしかなかったんだなと思います。
久々に優勝&賞品が使用デッキにピッタリ合致してて嬉寿司でした。
リベリオン解説を考えてはいる、のだけど
2011年6月10日 TCG全般 コメント (3)どういう切り口で入ろうか、どう解説したものか《思案》中。
1リベリオンの強み、勝ち筋
2リベリオンの小技、シナジー
3リベリオン構築例各種
こんな感じでいいかなぁ。
ターボリベリオンとカウンターレベルの違いについて書こうとしたけど
現行レガシーだとそもそもカウンターレベルは《相殺》型以外は厳しい感じだし、
固定パーツ解説とかから入ろうともしたけど、その固定パーツが
マジで兵長ぐらいしかないからどうしようも・・・。
それとも、兵長+後光の騎士(+鞭縄)みたいなレベルビートは
リベリオンとして勘定しない方がいいのかな。
1リベリオンの強み、勝ち筋
2リベリオンの小技、シナジー
3リベリオン構築例各種
こんな感じでいいかなぁ。
ターボリベリオンとカウンターレベルの違いについて書こうとしたけど
現行レガシーだとそもそもカウンターレベルは《相殺》型以外は厳しい感じだし、
固定パーツ解説とかから入ろうともしたけど、その固定パーツが
マジで兵長ぐらいしかないからどうしようも・・・。
それとも、兵長+後光の騎士(+鞭縄)みたいなレベルビートは
リベリオンとして勘定しない方がいいのかな。
ガンダムAGE
2011年6月9日 ガンダムVSシリーズ関連
SDガンダムなら許した。
なんかエクシアっぽいフォルムなのに顔がファーストまんまだから
違和感が凄すぎる・・・。
子供向けってのも、それこそSDとかガンプラファイターみたいな
系列でやりゃあいいものを、なんで本家でやるのか。
そんなにガンプラ(というか玩具全般)売りたいのか・・。
まぁ金儲けが主体のバンダイだし納得だけどな。
これもGガンダムやガンダムWのように
将来的にはTVガンダムシリーズ作品として受け入れられるのだろうか。
この主人公達とラルやバスクやタシロが戦うのかよ? シュールすぎだろw
なんかエクシアっぽいフォルムなのに顔がファーストまんまだから
違和感が凄すぎる・・・。
子供向けってのも、それこそSDとかガンプラファイターみたいな
系列でやりゃあいいものを、なんで本家でやるのか。
そんなにガンプラ(というか玩具全般)売りたいのか・・。
まぁ金儲けが主体のバンダイだし納得だけどな。
これもGガンダムやガンダムWのように
将来的にはTVガンダムシリーズ作品として受け入れられるのだろうか。
この主人公達とラルやバスクやタシロが戦うのかよ? シュールすぎだろw
ブレンパワード 全台詞集 第03話「勇の戦い」
2011年6月8日 ブレンパワード全台詞集脚本:富野由悠季・浅川美也 絵コンテ:斧谷稔 演出:渡邊哲哉 作画監督:重田敦司
比瑪
(ナレーション) 「伊佐未勇という子と出会ったとき彼はひとりではなかった。
同じブレンパワードといったって、あたしのとも違っていた。
オルファンから逃げ出してきた男の子なんて、合うわけないって。それが実感」
アイリーン 「消耗していないのは流石ね」
比瑪 「分かります?」
アイリーン 「芯に疲れが残っているわ。良いわよ」
比瑪 「はい」
アイリーン 「無駄な力を抜く事を憶えないとね」
比瑪 「そうですね」
デッキクルー 「分かっているな?実戦になるかもしれないんだぞ!
ブレンに何かあったら逃げりゃあ良い!」
アイリーン 「ナンガとラッセなら大丈夫よ」
比瑪 「分かってます」
アイリーン 「なら、何考えていたの?」
比瑪 「他のブレンパワードと会ったんですよ」
アイリーン 「オルファンにいた機体なんでしょう?」
比瑪 「そうみたいです。でも一緒に戦ったんです」
アイリーン 「1つ仕事が終わったんだから今は何も考えずに、おやすみなさい」
ユキオ 「比瑪姉ちゃん」
アカリ 「ご飯だよ」
クマゾー 「ごはーん」
アイリーン 「ご苦労様」
比瑪 「ありがとう」
ラッセ 「ラッセ着席。ナンガ!急げよ!」
ナンガ 「急がせるとご機嫌が悪くなるんだよ。よーしよし、怖くなんかないぞぉ」
ラッセ 「オールセット」
ノヴィスクルー 「オーガニック・エンジン、熱量定数出ています」
アノーア 「ナンガ機ラッセ機、発進!」
副長 「地震感知!高波がきます!」
アノーア 「震源地はオルファンか?」
副長 「はい」
アノーア 「ナンガ・ラッセは予定通りに!」
デッキクルー 「おーし!」
ナンガ 「ほーら、おまえは俺の手と足になってくれてるだろう?
案山子のラッセに負けたら、恥かしいぞお。ナンガ・ブレン、俺の兄弟。・・・うおっ」
ラッセ 「そっちじゃないぜ、ナンガ」
桑原 「何言ってるんです?あのブレンパワード?」
源野 「原子力発電のほうの電力も回せって言ってるんでしょう?
・・・駄目駄目!発信機はそのまま!」
作業員 「ええ?山の上に運ばないんですか?」
源野 「アンチボディが一人でやるわよ!」
かえで先生 「今日はトラックが一台だけなんですって。
だから今日はお体がイタイイタイの人だけねー」
子供 「あいつ知らん顔してる!」
源野 「ふあーあ」
桑原 「この辺りの市町村の電力を全部よこせなど無茶な話よ」
源野 「あの子は」
桑原 「本当に伊佐未翠さんの子供なのか?」
源野 「悔しいんですか?」
桑原 「な、なんでだよ!?」
源野 「研作博士は若い時から醜男だって言ってたじゃないですか」
桑原 「そんな事言うわけ無いじゃないか!」
勇 「グランチャーってのは」
桑原 「ん?」
勇 「ブレンパワードに比べて抗体反応ってやつが強いんだ。
オーガニック・エンジンがあれば・・・」
桑原 「そんなのあるわけがないだろう!電力だって君が言うほどには回せない!」
勇 「オルファンはもう浮上を始めている!海上に出たら人類の手に負えなくなる」
桑原 「だから国連は!人類は!ノヴィス・ノアを建造したんだろう!」
勇 「ノヴィス・ノアはサバイバルの為の船だ。地球の海を漂うだけ・・・・・けどね、おじさん。オルファンって銀河旅行をする凄い船なんだよ」
勇 「電力だけは回して下さい」
比瑪 「ご馳走様でした」
アカリ 「後片付けはあたし達がやる」
クマゾー 「あとかたじゅーけ」
比瑪 「気を付け・・・」
クマゾー 「わっ!」
ユキオ 「泣くな!」
アカリ 「どうしたのよー」
ユキオ 「平気平気・・・」
直子 「針をやった後にすぐ食事が出来るなんて若いのねぇ」
比瑪 「アイリーンさんの腕が良いんです」
直子 「これ。孫の勇の写真よ。7年前だけど」
比瑪 「間違いありません。ブレンパワードに乗っていた子です」
直子 「元気なのよね?」
比瑪 「あたし、この子連れ戻してきます!」
翠 「勇が行った所にはオーガニックエンジンを開発した連中もいます。
ビー・プレートがあるとも考えられます」
クインシィ 「ドクターの昔からの研究仲間がいるんだろう?
そいつらがビー・プレートを捕獲しているのか?」
研作 「そんなわけないだろう」
クインシィ 「分かるものか。勇がビー・プレートを使えるようになったら」
ジョナサン 「ビー・プレートはグランチャー以上のアンチボディをリバイバルさせる可能性があるんでしょう?」
翠 「そんな!」
ジョナサン 「ビー・プレートが西東京方面にある事など、我々グランチャー乗りには教えて下さいませんでしたなぁ?」
研作 「今日までプレート探しは貴公等に任せてきただろう!」
ジョナサン 「そうですか!ならクインシィ・イッサー、私は確認させてもらって宜しいですな?」
クインシィ 「行くがいい。伊佐未ファミリーがオルファンを私物化していない事を証明する為だ」
ジョナサン 「は。嬉しく思います。ジョナサン・グレーン、クインシィ・イッサーには全身全霊を以って従います」
カナン 「勇が脱出する時にあたしに何の相談も無かった。
クインシィは許さないだろうし、あたしだって、許さないよ!」
フィジシスト 「カナンの出撃は中止だ!」
カナン 「何て言ったの?」
フィジシスト 「ジョナサンが出る!カナン機は待機だ!」
カナン 「シラーも連れてくの?」
ジョナサン 「シラー、ノヴィス・ノアのブレンパワードが動いている。覚悟がいるぞ」
シラー 「了解です、ジョナサン・グレーン。カナンは勇と行動し過ぎたからお留守番ね」
クインシィ 「カナン・ギモス、聞えるか?
カナンにはプレート収集に行ってもらう。ケイディと組め」
カナン 「ケイディと?・・・5機で出るのか、ジョナサン」
ジョナサン 「注水してくれ」
カナン 「ジョナサンは勇を殺すつもりだ、クインシィもそう決めたか」
ケイディ 「待てよ、カナン」
カナン 「なんだ?」
ケイディ 「俺達はプレート集めだ。ブレンパワードはジョナサン部隊に任せておけ!」
カナン 「分かっている!」
ケイディ 「伊佐未博士からの特命もある」
カナン 「ドクターからの特命?・・・ふぅ」
源野 「はぁぁ・・・」
ナンガ 「んで、彼はどこで?」
源野 「あっち」
ナンガ 「触らないで下さいよぉ」
ラッセ 「ブレンパワードに触っちゃいけませんぜ」
源野 「この子達にあたしは好かれてないから、乗る気は無いわ」
ナンガ 「事情は聞いたが、オルファンの事を。
何で一人で戦う気になったか、教えてもらいたいな」
勇 「教える事なんて無いよ」
ラッセ 「俺達だってブレンパワードで来てるんだ。手助けできる」
勇 「手伝えるわけがない」
ナンガ 「ミスター・ユウ。
比瑪の話では君のブレンはまだコックピットの改装は完璧じゃないって・・・」
勇 「俺はオルファンで6年間グランチャーに乗っていた!」
ラッセ 「ヒュー」
アノーア 「比瑪のブレンは追尾しているのだな?」
副長 「は。真西へ向っています」
比瑪 「あたしん家のほうに来るなんて嫌だなぁ。かえで先生いるかな?」
比瑪 「あれ、足跡じゃない!?あ!」
比瑪 「屋根壊したっていうの?あいつがやったんだ!
みんなは畑仕事に行っちゃったのか・・・どこ行ったの?」
(アイキャッチ無し)
ナンガ 「オルファンと戦おうというのなら、ノヴィス・ノアで一緒に戦おうじゃあないか」
勇 「遠慮するよ。あんた等素人と一緒じゃ何が起こるかさ」
ラッセ 「俺達だって訓練してる!ブレンに取り付けた装備は・・・」
勇 「装備に頼ってちゃ駄目だな。・・・宇都宮比瑪か?」
ラッセ 「ああ、そうだ」
勇 「俺は一人で戦って、ノヴィス・ノアが世界中の税金を無駄使いにしているって証明してやる」
ナンガ 「オーガニックエンジンの実用テストをしている船なんだぞ?」
勇 「10年前親父達が開発したやつだろう?そんなんで・・・」
比瑪 「だから!」
勇 「うっ!」
比瑪 「みんなでグランチャーを叩いてオルファンを止めなくちゃならないんでしょ!リバイバルしただけで碌な調整をしていない・・・・・今何した!」
勇 「ペラペラペラペラ!敵を連れてきただけの女が!」
比瑪 「敵?」
源野 「グランチャーが?はっうああ!」
ラッセ 「乗ろうとしたでしょ?」
源野 「ほっほっほ。研究者としてブレンのマッスルは気になりますでしょ?」
ラッセ 「ドクター。敵は我々を狙っています」
源野 「あらあら」
ラッセ 「ブレン!上げてくれ!」
勇 「源野さん、変電所に近寄らないで下さい!」
比瑪 「あんな物で止められるの?」
勇 「メーカーが違うとはまらないのか?
・・・迂闊に上昇するんじゃない!狙われるぞ!」
勇 「ブレン、はめてくれよ。電力をみんな貰わないとな」
勇 「はまった!偉いぞ!」
勇 「頼むから前に出るなよ!マイクロウェーブのショックでパイロットにダメージぐらいは与えられるはずなんだ!そうしたらやってくれ!分かってるよな、嬢ちゃん!」
比瑪 「あんな事で!?」
ナンガ 「グランチャーが撃破出来るのか?」
ラッセ 「アンチボディには・・・」
ジョナサン 「アンチボディの反応は4つだというのか!そんな機能不全のブレンパワードで!」
勇 「ジョナサン!」
ジョナサン 「敵は殲滅してぇ!」
シラー 「裏切り者を倒すのにジョナサンが出る事はない!」
シラー 「うう・・・ぐ、ぐぅ!」
ジョナサン 「ううっ・・・頭痛かぁ!」
勇 「今叩くんでしょ!ブレンバーを使って!」
比瑪 「そ、そっか!」
ラッセ 「確かに。うっ!」
ジョナサン 「シラー、右の方を任せる!」
シラー 「は、はい!」
ジョナサン 「マイクロウェーブでアンチボディを落とそうなんて!勇!甘いぞ!・・・ん?」
ジョナサン 「勇・・・どこだ?・・・ここ・・・」
ジョナサン 「ブレンパワードがこんなに使えるのか!・・・うおっ!」
勇 「うああ!」
ジョナサン 「伊佐未勇。ふっ、こういう事なら機体は手に入れられるし・・・シラー頼むぞ!勇の小僧は!」
勇 「ああ!」
ジョナサン 「ちっ」
勇 「ジョナサン!俺達が戦ったって何にもならないんだぞ!」
ジョナサン 「オルファンがやろうとしている事を邪魔する奴は全て排除する!」
ジョナサン 「貴様の任務も同じだったはずだ!」
勇 「今は違う!グランチャーの任務もオルファンの目的・・・」
勇 「オルファンの目的だっておかしいんだ!」
ジョナサン 「おかしくはない!」
勇 「奴は!」
勇 「ジョナサン!」
ジョナサン 「うお!」
勇 「グランチャー部隊の任務なんて嘘っぱちだ!」
ジョナサン 「オルファンの永遠は人類の永遠である!」
勇 「その前に人間が滅ぼされちまう!」
ジョナサン 「人類の遺伝子はオルファンとグランチャーに残るんだよぉ!」
勇 「ジョナサン!」
ジョナサン 「だいたいそんな不完全なアンチボディで、私のグランチャーに勝てるわけがない!」
ジョナサン 「死ねよやー!」
ジョナサン 「な、なんだと?ブレンパワードの奴がソード・エクステンションを使えるというのか?ぬうう、勇!貴様は私の手を斬った!勇がぁ!」
勇 「行ってくれた・・・あいつ達大丈夫なのか?」
勇 「アンチボディの空中戦?」
比瑪 「はっ!?」
シラー 「こ、これがブレンパワードの反発力!?は、話が違う!」
子供 「うわー!落ちたぞー!」
子供 「ジェット戦闘機が落ちたぞー!」
子供 「爆発したんだ爆発!」
子供 「先生大丈夫ですか!?」
比瑪 「かえで先生は何やってんです!よりによってこんな時に戻ってくるなんて!」
シラー 「う、くっ!」
シラー 「勇の機体は体力を付けてるのか!?ジョナサン・グレーンは?」
子供 「アンチボディだ!グランチャーじゃないぞ!」
かえで先生 「比瑪ちゃん?宇都宮さんね!」
比瑪 「かえで先生!津波が来ます!グランチャーは何をするか分かりません!」
かえで先生 「クマゾーも!アカリ・ユキオも・・・」
子供 「また来た!」
かえで先生 「えっ」
勇 「何やってんだ!おまえの仲間が!」
比瑪 「ここはあたしのお家なのよ!兄弟達に逃げてもらわなけりゃ戦えないでしょ?」
勇 「あいつの家?」
かえで先生 「大根は置いてバスに乗りましょう!」
子供 「わあああ」
勇 「直撃される!」
比瑪 「させないわよ!」
比瑪 「邪魔するの?」
勇 「ターゲットが動かなかったら、おまえん家がやられる!」
比瑪 「そうか!」
勇 「アンチボディ同士の戦いにみんな慣れていない」
勇 「あいつとなら・・・」
比瑪 「どうするの、伊佐未勇?」
勇 「避けろ!」
比瑪 「えっ」
勇 「そういう使い方ではないはずだ!比瑪ちゃん!ひっつけよ!」
比瑪 「ひっつく?くっつくの?」
比瑪 「狙えないよ!」
勇 「狙うことはない!1・・・2・・・3!」
勇 「チャクラ・エクステンション!」
比瑪 「シュートォ!」
ナンガ 「な、何が起こったんだ!?・・・お?」
シラー 「な、何!?このオーガニック・ウェーブは?」
ラッセ 「やれたのは俺の力じゃない。何の光だった・・・?」
比瑪 「何だったの、今の?伊佐未勇・・・君?」
勇 「ふぅ。オーガニック・ウェーブ、アンチボディのチャクラ・ウェーブ・モーションってやつかもしれないけど・・・高波はどうした!」
比瑪 「ああ!」
かえで先生 「オーライ、オーライ・・・」
比瑪 「駄目ですよ!ひだまりの館より低い所にいたら危険でしょ?」
かえで先生 「で、でも波の高さが!」
勇 「バス2台ぐらいならブレンパワードで運びゃあ良いだろ!」
比瑪 「お家はどうするのよ!波に飲まれちゃう」
勇 「おまえの仲間にも手伝わせて、バスをすぐ運べ!」
勇 「波が高い・・」
勇 「チャクラシールドはグランチャーをはね退けられたんだ。
逃げられるよな?来い!」
勇 「頼むぜブレーン!」
子供 「お家は助かるの?」
かえで先生 「ええ大丈夫よ!あれなら大丈夫!」
比瑪 「これがブレンパワードの威力よね!こういう風に使えば良いんだ!」
ナンガ 「ラッセ見てるか!グランチャーに6年乗ってたという奴の話は本当のようだ!」
ラッセ 「ああ。となれば、奴がなんでオルファンから出てきたんだ?
しかも、オルファンではグランチャータイプしか使ってなかった・・・」
ナンガ 「締め上げて吐かせるか?なぁ、比瑪ちゃん」
比瑪 「それは・・・あいつ次第」
勇 「お疲れさん、ブレン・・・俺達、何やってるんだろうな」
第02話「運命の再会」←
https://ishikobafuji.diarynote.jp/201106072210349001/
→第04話「故郷の炎」
https://ishikobafuji.diarynote.jp/201106132014562779/
比瑪
(ナレーション) 「伊佐未勇という子と出会ったとき彼はひとりではなかった。
同じブレンパワードといったって、あたしのとも違っていた。
オルファンから逃げ出してきた男の子なんて、合うわけないって。それが実感」
アイリーン 「消耗していないのは流石ね」
比瑪 「分かります?」
アイリーン 「芯に疲れが残っているわ。良いわよ」
比瑪 「はい」
アイリーン 「無駄な力を抜く事を憶えないとね」
比瑪 「そうですね」
デッキクルー 「分かっているな?実戦になるかもしれないんだぞ!
ブレンに何かあったら逃げりゃあ良い!」
アイリーン 「ナンガとラッセなら大丈夫よ」
比瑪 「分かってます」
アイリーン 「なら、何考えていたの?」
比瑪 「他のブレンパワードと会ったんですよ」
アイリーン 「オルファンにいた機体なんでしょう?」
比瑪 「そうみたいです。でも一緒に戦ったんです」
アイリーン 「1つ仕事が終わったんだから今は何も考えずに、おやすみなさい」
ユキオ 「比瑪姉ちゃん」
アカリ 「ご飯だよ」
クマゾー 「ごはーん」
アイリーン 「ご苦労様」
比瑪 「ありがとう」
ラッセ 「ラッセ着席。ナンガ!急げよ!」
ナンガ 「急がせるとご機嫌が悪くなるんだよ。よーしよし、怖くなんかないぞぉ」
ラッセ 「オールセット」
ノヴィスクルー 「オーガニック・エンジン、熱量定数出ています」
アノーア 「ナンガ機ラッセ機、発進!」
副長 「地震感知!高波がきます!」
アノーア 「震源地はオルファンか?」
副長 「はい」
アノーア 「ナンガ・ラッセは予定通りに!」
デッキクルー 「おーし!」
ナンガ 「ほーら、おまえは俺の手と足になってくれてるだろう?
案山子のラッセに負けたら、恥かしいぞお。ナンガ・ブレン、俺の兄弟。・・・うおっ」
ラッセ 「そっちじゃないぜ、ナンガ」
桑原 「何言ってるんです?あのブレンパワード?」
源野 「原子力発電のほうの電力も回せって言ってるんでしょう?
・・・駄目駄目!発信機はそのまま!」
作業員 「ええ?山の上に運ばないんですか?」
源野 「アンチボディが一人でやるわよ!」
かえで先生 「今日はトラックが一台だけなんですって。
だから今日はお体がイタイイタイの人だけねー」
子供 「あいつ知らん顔してる!」
源野 「ふあーあ」
桑原 「この辺りの市町村の電力を全部よこせなど無茶な話よ」
源野 「あの子は」
桑原 「本当に伊佐未翠さんの子供なのか?」
源野 「悔しいんですか?」
桑原 「な、なんでだよ!?」
源野 「研作博士は若い時から醜男だって言ってたじゃないですか」
桑原 「そんな事言うわけ無いじゃないか!」
勇 「グランチャーってのは」
桑原 「ん?」
勇 「ブレンパワードに比べて抗体反応ってやつが強いんだ。
オーガニック・エンジンがあれば・・・」
桑原 「そんなのあるわけがないだろう!電力だって君が言うほどには回せない!」
勇 「オルファンはもう浮上を始めている!海上に出たら人類の手に負えなくなる」
桑原 「だから国連は!人類は!ノヴィス・ノアを建造したんだろう!」
勇 「ノヴィス・ノアはサバイバルの為の船だ。地球の海を漂うだけ・・・・・けどね、おじさん。オルファンって銀河旅行をする凄い船なんだよ」
勇 「電力だけは回して下さい」
比瑪 「ご馳走様でした」
アカリ 「後片付けはあたし達がやる」
クマゾー 「あとかたじゅーけ」
比瑪 「気を付け・・・」
クマゾー 「わっ!」
ユキオ 「泣くな!」
アカリ 「どうしたのよー」
ユキオ 「平気平気・・・」
直子 「針をやった後にすぐ食事が出来るなんて若いのねぇ」
比瑪 「アイリーンさんの腕が良いんです」
直子 「これ。孫の勇の写真よ。7年前だけど」
比瑪 「間違いありません。ブレンパワードに乗っていた子です」
直子 「元気なのよね?」
比瑪 「あたし、この子連れ戻してきます!」
翠 「勇が行った所にはオーガニックエンジンを開発した連中もいます。
ビー・プレートがあるとも考えられます」
クインシィ 「ドクターの昔からの研究仲間がいるんだろう?
そいつらがビー・プレートを捕獲しているのか?」
研作 「そんなわけないだろう」
クインシィ 「分かるものか。勇がビー・プレートを使えるようになったら」
ジョナサン 「ビー・プレートはグランチャー以上のアンチボディをリバイバルさせる可能性があるんでしょう?」
翠 「そんな!」
ジョナサン 「ビー・プレートが西東京方面にある事など、我々グランチャー乗りには教えて下さいませんでしたなぁ?」
研作 「今日までプレート探しは貴公等に任せてきただろう!」
ジョナサン 「そうですか!ならクインシィ・イッサー、私は確認させてもらって宜しいですな?」
クインシィ 「行くがいい。伊佐未ファミリーがオルファンを私物化していない事を証明する為だ」
ジョナサン 「は。嬉しく思います。ジョナサン・グレーン、クインシィ・イッサーには全身全霊を以って従います」
カナン 「勇が脱出する時にあたしに何の相談も無かった。
クインシィは許さないだろうし、あたしだって、許さないよ!」
フィジシスト 「カナンの出撃は中止だ!」
カナン 「何て言ったの?」
フィジシスト 「ジョナサンが出る!カナン機は待機だ!」
カナン 「シラーも連れてくの?」
ジョナサン 「シラー、ノヴィス・ノアのブレンパワードが動いている。覚悟がいるぞ」
シラー 「了解です、ジョナサン・グレーン。カナンは勇と行動し過ぎたからお留守番ね」
クインシィ 「カナン・ギモス、聞えるか?
カナンにはプレート収集に行ってもらう。ケイディと組め」
カナン 「ケイディと?・・・5機で出るのか、ジョナサン」
ジョナサン 「注水してくれ」
カナン 「ジョナサンは勇を殺すつもりだ、クインシィもそう決めたか」
ケイディ 「待てよ、カナン」
カナン 「なんだ?」
ケイディ 「俺達はプレート集めだ。ブレンパワードはジョナサン部隊に任せておけ!」
カナン 「分かっている!」
ケイディ 「伊佐未博士からの特命もある」
カナン 「ドクターからの特命?・・・ふぅ」
源野 「はぁぁ・・・」
ナンガ 「んで、彼はどこで?」
源野 「あっち」
ナンガ 「触らないで下さいよぉ」
ラッセ 「ブレンパワードに触っちゃいけませんぜ」
源野 「この子達にあたしは好かれてないから、乗る気は無いわ」
ナンガ 「事情は聞いたが、オルファンの事を。
何で一人で戦う気になったか、教えてもらいたいな」
勇 「教える事なんて無いよ」
ラッセ 「俺達だってブレンパワードで来てるんだ。手助けできる」
勇 「手伝えるわけがない」
ナンガ 「ミスター・ユウ。
比瑪の話では君のブレンはまだコックピットの改装は完璧じゃないって・・・」
勇 「俺はオルファンで6年間グランチャーに乗っていた!」
ラッセ 「ヒュー」
アノーア 「比瑪のブレンは追尾しているのだな?」
副長 「は。真西へ向っています」
比瑪 「あたしん家のほうに来るなんて嫌だなぁ。かえで先生いるかな?」
比瑪 「あれ、足跡じゃない!?あ!」
比瑪 「屋根壊したっていうの?あいつがやったんだ!
みんなは畑仕事に行っちゃったのか・・・どこ行ったの?」
(アイキャッチ無し)
ナンガ 「オルファンと戦おうというのなら、ノヴィス・ノアで一緒に戦おうじゃあないか」
勇 「遠慮するよ。あんた等素人と一緒じゃ何が起こるかさ」
ラッセ 「俺達だって訓練してる!ブレンに取り付けた装備は・・・」
勇 「装備に頼ってちゃ駄目だな。・・・宇都宮比瑪か?」
ラッセ 「ああ、そうだ」
勇 「俺は一人で戦って、ノヴィス・ノアが世界中の税金を無駄使いにしているって証明してやる」
ナンガ 「オーガニックエンジンの実用テストをしている船なんだぞ?」
勇 「10年前親父達が開発したやつだろう?そんなんで・・・」
比瑪 「だから!」
勇 「うっ!」
比瑪 「みんなでグランチャーを叩いてオルファンを止めなくちゃならないんでしょ!リバイバルしただけで碌な調整をしていない・・・・・今何した!」
勇 「ペラペラペラペラ!敵を連れてきただけの女が!」
比瑪 「敵?」
源野 「グランチャーが?はっうああ!」
ラッセ 「乗ろうとしたでしょ?」
源野 「ほっほっほ。研究者としてブレンのマッスルは気になりますでしょ?」
ラッセ 「ドクター。敵は我々を狙っています」
源野 「あらあら」
ラッセ 「ブレン!上げてくれ!」
勇 「源野さん、変電所に近寄らないで下さい!」
比瑪 「あんな物で止められるの?」
勇 「メーカーが違うとはまらないのか?
・・・迂闊に上昇するんじゃない!狙われるぞ!」
勇 「ブレン、はめてくれよ。電力をみんな貰わないとな」
勇 「はまった!偉いぞ!」
勇 「頼むから前に出るなよ!マイクロウェーブのショックでパイロットにダメージぐらいは与えられるはずなんだ!そうしたらやってくれ!分かってるよな、嬢ちゃん!」
比瑪 「あんな事で!?」
ナンガ 「グランチャーが撃破出来るのか?」
ラッセ 「アンチボディには・・・」
ジョナサン 「アンチボディの反応は4つだというのか!そんな機能不全のブレンパワードで!」
勇 「ジョナサン!」
ジョナサン 「敵は殲滅してぇ!」
シラー 「裏切り者を倒すのにジョナサンが出る事はない!」
シラー 「うう・・・ぐ、ぐぅ!」
ジョナサン 「ううっ・・・頭痛かぁ!」
勇 「今叩くんでしょ!ブレンバーを使って!」
比瑪 「そ、そっか!」
ラッセ 「確かに。うっ!」
ジョナサン 「シラー、右の方を任せる!」
シラー 「は、はい!」
ジョナサン 「マイクロウェーブでアンチボディを落とそうなんて!勇!甘いぞ!・・・ん?」
ジョナサン 「勇・・・どこだ?・・・ここ・・・」
ジョナサン 「ブレンパワードがこんなに使えるのか!・・・うおっ!」
勇 「うああ!」
ジョナサン 「伊佐未勇。ふっ、こういう事なら機体は手に入れられるし・・・シラー頼むぞ!勇の小僧は!」
勇 「ああ!」
ジョナサン 「ちっ」
勇 「ジョナサン!俺達が戦ったって何にもならないんだぞ!」
ジョナサン 「オルファンがやろうとしている事を邪魔する奴は全て排除する!」
ジョナサン 「貴様の任務も同じだったはずだ!」
勇 「今は違う!グランチャーの任務もオルファンの目的・・・」
勇 「オルファンの目的だっておかしいんだ!」
ジョナサン 「おかしくはない!」
勇 「奴は!」
勇 「ジョナサン!」
ジョナサン 「うお!」
勇 「グランチャー部隊の任務なんて嘘っぱちだ!」
ジョナサン 「オルファンの永遠は人類の永遠である!」
勇 「その前に人間が滅ぼされちまう!」
ジョナサン 「人類の遺伝子はオルファンとグランチャーに残るんだよぉ!」
勇 「ジョナサン!」
ジョナサン 「だいたいそんな不完全なアンチボディで、私のグランチャーに勝てるわけがない!」
ジョナサン 「死ねよやー!」
ジョナサン 「な、なんだと?ブレンパワードの奴がソード・エクステンションを使えるというのか?ぬうう、勇!貴様は私の手を斬った!勇がぁ!」
勇 「行ってくれた・・・あいつ達大丈夫なのか?」
勇 「アンチボディの空中戦?」
比瑪 「はっ!?」
シラー 「こ、これがブレンパワードの反発力!?は、話が違う!」
子供 「うわー!落ちたぞー!」
子供 「ジェット戦闘機が落ちたぞー!」
子供 「爆発したんだ爆発!」
子供 「先生大丈夫ですか!?」
比瑪 「かえで先生は何やってんです!よりによってこんな時に戻ってくるなんて!」
シラー 「う、くっ!」
シラー 「勇の機体は体力を付けてるのか!?ジョナサン・グレーンは?」
子供 「アンチボディだ!グランチャーじゃないぞ!」
かえで先生 「比瑪ちゃん?宇都宮さんね!」
比瑪 「かえで先生!津波が来ます!グランチャーは何をするか分かりません!」
かえで先生 「クマゾーも!アカリ・ユキオも・・・」
子供 「また来た!」
かえで先生 「えっ」
勇 「何やってんだ!おまえの仲間が!」
比瑪 「ここはあたしのお家なのよ!兄弟達に逃げてもらわなけりゃ戦えないでしょ?」
勇 「あいつの家?」
かえで先生 「大根は置いてバスに乗りましょう!」
子供 「わあああ」
勇 「直撃される!」
比瑪 「させないわよ!」
比瑪 「邪魔するの?」
勇 「ターゲットが動かなかったら、おまえん家がやられる!」
比瑪 「そうか!」
勇 「アンチボディ同士の戦いにみんな慣れていない」
勇 「あいつとなら・・・」
比瑪 「どうするの、伊佐未勇?」
勇 「避けろ!」
比瑪 「えっ」
勇 「そういう使い方ではないはずだ!比瑪ちゃん!ひっつけよ!」
比瑪 「ひっつく?くっつくの?」
比瑪 「狙えないよ!」
勇 「狙うことはない!1・・・2・・・3!」
勇 「チャクラ・エクステンション!」
比瑪 「シュートォ!」
ナンガ 「な、何が起こったんだ!?・・・お?」
シラー 「な、何!?このオーガニック・ウェーブは?」
ラッセ 「やれたのは俺の力じゃない。何の光だった・・・?」
比瑪 「何だったの、今の?伊佐未勇・・・君?」
勇 「ふぅ。オーガニック・ウェーブ、アンチボディのチャクラ・ウェーブ・モーションってやつかもしれないけど・・・高波はどうした!」
比瑪 「ああ!」
かえで先生 「オーライ、オーライ・・・」
比瑪 「駄目ですよ!ひだまりの館より低い所にいたら危険でしょ?」
かえで先生 「で、でも波の高さが!」
勇 「バス2台ぐらいならブレンパワードで運びゃあ良いだろ!」
比瑪 「お家はどうするのよ!波に飲まれちゃう」
勇 「おまえの仲間にも手伝わせて、バスをすぐ運べ!」
勇 「波が高い・・」
勇 「チャクラシールドはグランチャーをはね退けられたんだ。
逃げられるよな?来い!」
勇 「頼むぜブレーン!」
子供 「お家は助かるの?」
かえで先生 「ええ大丈夫よ!あれなら大丈夫!」
比瑪 「これがブレンパワードの威力よね!こういう風に使えば良いんだ!」
ナンガ 「ラッセ見てるか!グランチャーに6年乗ってたという奴の話は本当のようだ!」
ラッセ 「ああ。となれば、奴がなんでオルファンから出てきたんだ?
しかも、オルファンではグランチャータイプしか使ってなかった・・・」
ナンガ 「締め上げて吐かせるか?なぁ、比瑪ちゃん」
比瑪 「それは・・・あいつ次第」
勇 「お疲れさん、ブレン・・・俺達、何やってるんだろうな」
第02話「運命の再会」←
https://ishikobafuji.diarynote.jp/201106072210349001/
→第04話「故郷の炎」
https://ishikobafuji.diarynote.jp/201106132014562779/