(注:予め書いておくけど、本記事はMTGの記事です。ガンダムVSはあんまり関係ない。)


ガンダムVSシリーズ。
2人vs2人の4人協力対戦を基本とする3Dアクションゲーム。
古くは連邦vsジオンから続いてきたこのゲームの対戦方法に、
シャッフル対戦システムというものがある(というか途中から導入された)。


どういうシステムなのか? 軽く説明すると、
まず、4つの筐体のうち1台でプレイヤーAがゲームを遊んでいる(1人プレイ)状態で、
プレイヤーBがそこに乱入する。
その際、対戦乱入を選ぶか協力プレイ参加を選ぶかは自由()。

※正確にはプレイヤー側では選べない。筐体ごとの設定によって
 2人プレイ時は1対1対戦か、2人協力プレイかに強制的に分配される仕組み。

↑どうでもいいのでここは無視してよし。


そしてAとBがプレイしているところに、CとDが参加する。
そうした時、ABCDの4人のプレイヤーをゲームの方で2チームに シャッフルする。
たとえば、A&CチームとB&Dチームになったり、ADvsBCという組み合わせになったり。
シャッフルというわけあって、そこはランダムなわけである。


このシャッフル対戦システムというのがなかなかに面白く、
巷のゲーセンではこのシャッフル設定での対戦がかなり盛り上がった。

シャッフル制がまだ無かった頃は、2人vs2人という対戦形式であるがゆえに
プレイヤーは知り合い同士で組むことが多く(通称 固定コンビ)、
逆に他人同士で即興で組む、通称 野良コンビは疎遠される傾向にあった。
知り合い同士であればゲーム中にもプレイヤー間で声をかけあっての連携などがしやすく、
逆に野良コンビではそれがしづらい上に、そもそも協力プレイ自体に抵抗がある、
ということから、 ゲーセンにつきあってくれるような知り合いがいないプレイヤー
ガンダムVSシリーズにおいてかなり肩身の狭い思いをしてきたという歴があったのだ。

しかしシャッフル制ならば、ゲーセンに1人で来るような人でも気兼ねなく乱入できるし、
大抵の場合は他人同士でチームを組むことになるため、連携についての問題も
(固定戦と違い)平等であると言っていい。

また、固定戦におけるガンの一つであった、 キャラクター相性の問題も
多少ではあるが緩和されている。(正確には機体相性と言うべきか。)
AというキャラにはBが有利、なのでAが勝ち残っているところにはBで乱入すれば勝ちやすい。
とか、そうした相性勝ち・相性負けという問題に関し、
シャッフル制はキャラクター選択の時点で勝敗に有利不利がつくことがなく、
また、ある種の駆け引きすらも成立し得るわけである。
(ABチーム勝ち残りのところに、それらに対し有利なキャラでCが乱入したからといって、
 DはCと組むことが確定しないため、ABCの3キャラとの相性を考える必要が出てくる)。





さて、シャッフル対戦制の面白さについて語ったところで、本題に入ろう。

MTGの大会でも、このシャッフル対戦システムを導入したら面白いんじゃね?

MTGにおける2対2のチーム戦を、ゲーム前に無作為にチームを組ませるというわけ。
大会への登録は個々人で行う。つまり個人登録のチーム戦大会。
勝ったチームの2人が(チームとしてでなく)勝ち組トーナメントへ進む。
2回戦以降も、対戦卓ではシャッフルを行い、ダブルエリミネート方式で進行する。
4人で1卓という配分になるため、大会参加人数によってはbyeが沢山出ることになるが、
その辺はうまいこと調整すればいいのではなかろうか。

上述の通り、このシャッフル制においてはプレイヤー間のデッキ相性などが
そこそこ緩和される上、大会に知り合いがおらずとも気軽にチーム戦が体験できる。
MTG仲間のいない人や、チーム対戦の経験が少ない人などにも敷居が低く、やさしい。


我ながら、これはなかなか、いいんじゃないかな?
ばっぱら会とかでやってみないかどうか、進言してみようか・・・。

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