通してマスカン゛ンンンン!!!」


ってなわけで第20回ILCレポ+NPH参入後のリベリオンをちょっとだけ解説。



「ターボリベリオン(~NPH)」
creacher 20
《ルーンの母》 4
《レイモス教の兵長》 4
《コーリスの子》 1
《鞭縄使い》 1
《レイモス教の副長》 2
《果敢な隼》 3
《果敢な勇士、リン=シヴィー》 2
《鏡の精体》 1
《石鍛冶の神秘家》 2
spell 20
《梅澤の十手》 1
《殴打頭蓋》 1
《悟りの教示者》 2
《罠の橋》 1
《忘却の輪》 1
《マナの税収》 4
《精神的つまづき》3
《師範の占い独楽》 3
《金属モックス》 4
land 20
《平地》 16
《ガイアの揺籃の地》 4

sideboard 15
《悟りの教示者》 2
《オアリムの詠唱》 4
《等時の王笏》 1
《トーモッドの墓所》 1
《大祖始の遺産》 1
《太陽と月の輪》 1
《沈黙のオーラ》 3
《エーテル宣誓会の法学者》 1
《無のブローチ》 1
 

大会で使用したもの。いわゆる石鍛冶型+悟り型の複合型。
(いわゆるとかいっても右Tの完全オリジナルですが。)

新たなるファイレクシアで獲得した《精神的つまづき》と《殴打頭蓋》を
早速大会にて試用しているのと、《剣を鍬に》が無いことが最大の特徴か。


《精神的つまづき》について。
これまで召還酔いしているリクルーターやルンママ、鏡の精体を守るために
《恭しきマントラ》を採用することの多かった白単リベリオンにとって、
手札を多く消費することなく、また相手の妨害にも使えるつまづきは
メインから4枚採用してもおかしくないぐらい合致するカードである。
実際、今回の大会でも腐ることは全く無かった。
・・・が、逆に相手のつまづきにも苦戦させられてしまった感が強く、
今後は相手のつまづきへの対策として枚数は4枚で固定していこうと考えている。


《殴打頭蓋》(+石鍛冶)について。
はっきり言ってリベリオンの勝ち筋からすれば、ずれた方面のカードである。
勿論、勝ち筋を増やすという意味では強力ではあるのだが、
今大会においてはそれほどの活躍を見せてはくれなかった。
石鍛冶の機動型能力からの登場は、リベリオンの弱点である
土地がうまく伸びなかった際のカバーになると踏んだのだが、
それなら他に《スランのタービン》なり《白蘭の騎士》なりでいいと思う。
というか、石鍛冶2枚体制ではよろしくない。
複合型なら《饗宴と飢餓の剣》に軍配が上がるかもしれない。


《剣を鍬に》の不採用について。
つまづきによって1マナの除去が信頼できない環境にシフトするのではないか
という懸念と、ビートダウン相手には《罠の橋》のような雁字搦めの手の方が
カード1枚を使って稼げる時間は多いと考えたため。
リベリオンというデッキタイプにも合っているように思う。
《金属モックス》や《悟りの教示者》で手札はアッという間に無くなるし、
こちらの攻撃に支障が出ることは基本的に無い。
(しかしその事を考えると、やはり《殴打頭蓋》とは齟齬がある。)


それでは大会結果。2勝1敗1分、××○△○の順。
最初に負けが込んだ分、後の方は気楽に戦えたように思う。



1戦目・青パーミッション(タッチ白)
1g
ワンマリ。隼通せたのに土地3枚で止まって輪とか橋とかいらんツモばっかで負け。
2g
ダブマリ。兵長通って、独楽操作無しに平地ツモりまくって普通に鏡殺まで繋ぐ。
3g
ワンマリ。初手土地2、モックス1、隼1、石鍛冶1、シヴィー1。
後手で1T目モックスで石鍛冶刻印から隼プレイを《呪文嵌め》され、
その後も普通にカウンター&《ヴィダルケンの枷》などでクソゲーされて乙。
今考えると1T目に刻印せず、無難に打ち消し切れを誘って
生物全部プレイしていった方が良かったように思う。が、それで勝てたかは別。
対戦相手の方はリベリオン側有利と言っていたが、全くそんなことはない。
パーミッション相手はお互い初手次第の完全5分だと思っている。
確かに1T兵長が通ればリベリオン側十分だが、それもつまづきやソープロで
十分に防げる話であるし、タッチ白ならサイドインのラスゴで巻き返しも簡単。
パーミ側先手の場合は4Tラスゴが間に合う(リベリオン側に3キルは無い。
妨害さえされなければ4キルは安定だが、全体除去はどうしようもない)ので。
パーミ相手は身内のKと2桁以上こなしているので、結構研究してたり。

どうでもいいけど神ジェイス多すぎ。4回ぐらい見た。


2戦目・グリクシスジェイスコントロール
1g
火力・ハンデス・打ち消しの軽量スペル連打で序盤をグチャグチャにされた後、
《セドラクシスの死霊》+青黒ミシュランで殴られて乙。
2g
やはり軽量除去連打から神ジェイス着地。《忘却の輪》してもまた神ジェイス。
《罠の橋》張ったけどジェイスのブレスト能力連打で手札補充され、
土地伸びきったところで《ウルザの激怒》キック*2で乙。
Uレイジは神ジェイス対策とのこと。どんだけ対ジェイス意識しとんねん……。

本日6匹目の神ジェイス。まぁそれはいい。
何にせよこういう除去の多いデッキ相手は無理ゲーです。《罰する火》コンとかね。


3戦目・緑単12post
1g
森→《微光地》からの《花の壁》で大よそデッキタイプが読めたので、
除去を警戒することなく(《内にいる獣》は気をつけてた、来なかったけど。)
普通に鏡殺まで繋いで勝った。のだけど。
相手がブロックミスをしていて、《殴打頭蓋》装備の細菌トークンを
壁でブロックしていれば1ターンは凌がれていた(残ライフ4&生物全滅だが)。
返しで何か凄いことやられなくてよかったけど、ちょっと詰めが甘かったと反省。
2g
《解放された者、カーン》や《中心部の防衛》*2が並んだものの、
今度こそキッチリ鏡殺。無論、1T長引いたらこちらが死んでただろう。

同じ緑単12postでも、土地破壊型であったなら相性不利でヤバかったはず。
リベリオンは土地を攻められると弱いデッキ。生物を攻められても弱い。
つまり色々と弱い。


4戦目・WUB339フェアリー
1g
青と黒で石鍛冶を守るデッキ? とこの時点ではフェアリーが
ヴェンディしか見えなかったのでそう思っていた。
鏡殺前に《もみ消し》が何枚か使用されたため、鏡殺フルパンに踏み切るのが
かなり勇気がいる状況だったのだが、どうにか勝ちきれた。
確か《罠の橋》でうまいこと相手の装備済み石鍛冶を止められたんだったかな?
1ゲーム目終了時点ですごい消耗したんで、2勝したところかと錯覚を起こした。
2g
2T目《呪文づまりのスプライト》登場で、フェアリーバレ。
今度は一方的に十手ゲーが決まり、投了して3戦目へ。
3g
もう神ジェイスとか禁止でよくね。分け。
本日7人目の神ジェイス。オソマツ君より多くね。


5戦目・すけとうだら
1g
フィーバー合戦に持ち込ませず、大連鎖決めて勝ち。
2g
相手のフィバ伸ばをうまいこと全消しフィバinで凌いで長期戦へ。
そのままフィバ潰しの大連鎖で勝利。



まぁ要するに《アトランティスの王》とかリベリオンにとっては裏切り者でしかない、
《裏切り者の王、セドリス》みたいなカードです。いやセドリスは裏切らないけど。
これを逆に利用してやれるってのが、対魚におけるリベリオンの強みの一つ。

あと、単純に《罠の橋》が消されなかったのが勝因ですかね。
橋が通ったら大抵のビートには勝ちが見えてくるでしょう。



そんな感じで2-2-1の22人中12位。
緑単以外全部青。全部つまづき採用。なんじゃそりゃー。
青相手にリベリオンは相性いい、なんてマスクスまでの話ですよ。
レガシーじゃリクルート能力よりも《霊気の薬瓶》の方が基本的に強力ですし。
生物である分、対処も簡単ですしね。1枚1枚の性能も低い。


今回の感触では、石鍛冶型は環境的によろしくないように感じました。
デッキコンセプトがブレてしまうこと、枠が狭まること、
出せたとしても勝利が遠いことなどがその理由です。
《殴打頭蓋》による対ビートへの防御はいいのですが、逆に言えばそれだけ。
それならまだ黒緑剣でマナ加速したり、すね当てでリセットからの回復をしたり
といったリクルート戦略へのサポートの方がマシでしょう。
逆に、悟り型は対ビート・対コンボにおいて伸びしろがある気がします。

コメント

Fuji/ヴァイン
2011年5月26日1:00

5戦目《すけとうだら》って何だよw

しかし、かがみんパンプ+相手の《アトランティスの王》の効果で
リベリオン全軍が+1/+1&島渡りとか、相変わらずワカラン殺しヒドスなーw

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