日記が更新できてしまう俺がおかしいのだろうか?
それとも更新できない人には何かしら更新に対する基準みたいなものがりゃく



まぁそんなクオリティ低い煽りは置いといて。
例の納墓ゾンビってのは、コレ↓ね


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納墓ゾンビ(仮名)
コスト:(B)(B)
タイプ:クリーチャー-ゾンビ
P/T:2/2
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納墓ゾンビが戦場に出たとき、あなたはあなたのライブラリーからカードを1枚選び、
それをあなたの墓地においてもよい。そうしたなら、あなたのライブr
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うん、確かこんな感じ。





自分はこれを見た時、「面白いな」とは思ったものの、
性能的にそこまで壊れてはいないように感じた。



しかしこのカードについて、とあるMTGの集まりで話をしたところ、
身内はおろか他のMTGプレイヤーからも「納墓CIPはやべー」という
声ばかりが目立ったように思う。



果たしてそうだろうか? たとえばこのカードがレガシーやモダン、
或いはスタンダードにおいて、そこまで凶悪な活躍を見せてくれるものだろうか?



この納墓ゾンビの相方を考える際、少なくともスタンダードにおいては
まず真っ先に《墓所這い》が思い浮かぶことだろうと思う。
なるほど確かに。かなり強そうな流れだ。
2マナで普通に熊を出しつつ、1マナ生物をサーチ&ハンドインしたようなもの。
しかもサーチは墓所這いでなくとも、状況次第で他のものでもよい。




瞬唱 「マジ強すぎだろ、これは刷られなくて正解だね^^」



おいおい。待てよ。その理屈で言ったら、瞬唱さんだってどうなんだよ。
同じCIP持ちなんだし、ちょっと比較してみようじゃねーの。お?



納墓ゾンビは、納墓が1マナのインスタントであることを考えると、
残りの(黒)マナ1点で2/2が出ていることになる。
ソーサリータイミングとはいえ、1マナ2/2(でしかもゾンビ)が付いてくる。
やったね。すごいね。
とはいえ納墓の強みの一つである、インスタントタイミングでのキャストが
封じられてしまっているため、妥当なコスティングと思えなくもないのだが。

そうはいっても、《納墓》はかつて禁止措置も取られたほどのパワーカード。
それを考えるとレアリティ補正程度で調整もクソも無いだろ、
というご意見も至極ごもっとも。(2)(B)あたりが無難なところだろうか・・・。




で、そこで瞬唱さんですよ。現在エターナルで絶賛ご活躍中の。
青の。2マナの。瞬速持ちの。2/1で。ウィザードな方です。
あのカードを見た途端、まともなエターナルプレイヤーなら誰もが思ったはず。
「何じゃこりゃ超ツエー」と。うむ。俺もそう思った。

で、この点においては納墓ゾンビと変わらないと思うわけです。
納墓ゾンビが2マナ2/2(つまり熊の超上位互換、文字通り次元がアナザー)で
スポイラーに登場したとして、そらもう目玉飛びでますよね。
皆して飛び出たはず。目玉のツボ状態ですよ。トビデバインですよ。
ね? 瞬唱さんと変わりませんよね?



さて、それでは瞬唱さんのコストについて考えましょうか?
多分誰もが「いやまぁ、あれはちょっと軽すぎよね」と思ってるでしょうが。
まぁ実際おかしいわけです・・・2マナ2/1で瞬速ってだけでもそれなり。
しかしそこにアドバンテージ確実! って能力がついてきている。

「確実じゃねーじゃん、墓地落ちてないとなんだし」とか思ったアナタ!
それ、火炎舌はノンクリ相手にゴミって理屈と同じですよ?
そりゃ《ヨーグモスの意志》は墓地にカード無きゃ紙ですわ。

でもですよ。カードは墓地に落ちるものでしょう。
特にインスタントやソーサリーなら、抗菌タイルのよごれを落とすぐらい簡単です。

「でもフラッシュバックのコストは別払いじゃんか」とか思ったアナタ!
ちゃうんですよ。FB可能化=ハンドインも同じです。
それはさながら、2マナで好きなスペルサーチしてハンドインするのと同じ。
言い過ぎなのはわかってますが、うまく動けばそうなるって話です。
2マナ払って《Demonic tuter》撃って《剣を鍬に》か《渦巻く知識》をサーチ、
ハンドインからすかさずキャスト! それと同じことです。
いや2/1がついてくることや、インスタントタイミングで実行できること、
青のカードであることなどを考えると勝っている部分すらあるわけで。



この理屈(頭にへの字が付くけど)においては、納墓ゾンビよりも凶悪です。
納墓ゾンビは、納墓よりも重いです。ソーサリータイミングに劣化もしています。
青のカードでもありません。タフネスは2ありますが、色拘束がキツいです。
生物だから再利用可能? 部族恩恵? それ瞬唱さんに言ってやって。きっと喜ぶよ。




瞬唱 「墓地利用系とかマジ壊れ量産するだけの糞ジャンルだわー」



瞬唱 「墓地利用推奨ブロックだからって調子に乗っちゃダメーwww」



瞬唱 「黒ってほんと墓地利用得意すぎだし優遇されすぎのゆとりカラーやろ^^」








・・・一旦、カードパワーについての結論は出しちゃいましょうか。

納墓ゾンビは壊れかもしれんが、瞬唱使う・許容してる奴 にだけは言わせねーよ

私的には壊れでも何でもないように感じたわけですが、まぁいいです。









で、実は今回の記事はこっからが本番。そう、本番なんです。
くそみたいなタイトルなのにね。ってか自分くそくそ言い過ぎやろー。くそがー。
・・・以下くそ禁止ワードで進めます。



どういうお話をするかといいますと、イニストラードにおける部族。
部族についてのお話を、ちょっとさせていただきたいな、と。

MTGにおける部族というのは、これはカード同士のシナジー・ギミックの
つながりを重視したものだと思うわけですが。
これはつまり、アンチ・グッドスタッフにも通ずるものだと思うわけです。


で、先ほど取り上げた《瞬唱の魔道士》。これ、グッドスタッフカードですよね。
一応、イニストラードでは人間という部族も恩恵を受けられる身ではありますが、
人間? そんなのどうでもいいぜ! てぐらい、瞬唱はグッドスタッフしてます。


他にも、《情け知らずのガラク》や《イニストラードの君主、ソリン》は
瞬唱と同じくエターナル級のグッドスタッフカードで、
《秘密を掘り下げる者》なんかもそうですよね。



うむうむ。グッドスタッフカードは割と、イニストラードからも排出されておるな。
では・・・部族はいかに?


イニストラードの部族といえば、人外の4種。 でしたっけ? ですよね?


神河では振るわなかった、スピリット。
数はいるのにメタに上がれないゾンビ。
ゼンディカーで土台を作り、勢いに乗りたい吸血鬼。
反転といったら虫という惨状の狼男。



果たしてこれらの部族は、イニストラードを出発しエターナルで活躍できるのか?












できるわきゃねぇぇぇだろぉぉぉぉ!!! (CV:子安武人)



そう、現状ではとてもじゃないですが、できません。
吸血鬼はかろうじて組めますが、それはゼンディカーの方々のおかげであって。
イニストラードの吸血鬼がそこに突っ込めるかと言われたら、全力でノー。
軽い吸血鬼生物にロクな奴がいません。
逆に強力なオリヴィア様や血統の守り手は、重くて使いづらい。



イニストラードは「墓地利用」と同時に「部族」もプッシュしておきながら、
しかしてそのどt・・・いや前者は保留としましても。
少なくとも、部族のプッシュは甘いと思わざるを得ません。







そういう思いのあったところへ、闇の隆盛のサルベージ情報にて
例の納墓ゾンビが発表されました。

どうです? 部族デッキ使いの皆さん。どう思いました?



納墓ゾンビはグッドスタッフ・カードに類別されるかもしれません。
実際、そういう性能に思えます。
しかし部族という乾きに餓えた目で見ればどうです?
ゾンビが始まる・・・イニストラードの部族が動き出す・・・そう見えませんか?

《審判の日》で生物を流す・・・その返しに、納墓ゾンビ+墓所這い。
スリラーみたいなどんでん返しじゃないですか。それでこそゴシックホラーですよ。





























でも現実にはヒヨった糞開発のせいでグッドスタッフカードしか見れたもんじゃない
ひっどいエキスパンションが2つ並んだだけ。部族も墓地利用もアレ。
アレってなんだ? なんて形容しよう? たぶん漢字で一文字、カタカナ2文字だ。
なんていうんだっけな。禁止ワードだった気がする。

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