脚本:隅沢克之 絵コンテ・演出:南康宏 作画監督:佐久間信一



比瑪
(ナレーション) 「あたしのいっぱいのお母さんの思い出は、あたしのプライドであり、幸せの元になっている。だからって、積極的に人には話さない。勇にとってのネリー・キムさんのことは辛い思い出だろうけど、大切にしなければならないことではある」

村人A 「あの塔落ちるんじゃないか!?」
村人B 「家財道具ぐらい拾わせてよ」
村人C 「お、落ちるー!」
村人C 「銀行の建物が塞がっちまった!」
村人B 「お、お金があ!」

比瑪 「何てことでしょ!大陸に揚がってもオルファンは地面を削っているだけよ!」

勇 「オルファンの頂上はとっくに宇宙を覗いている。しかし、まだ大地を離れてはいない」
ナッキィ 「こんなものを見れば、軍事力になると思ったり、自分達の領土にしたいと思う連中は出てくるわな」
勇 「そうだよな」
ナッキィ 「比瑪、勇。ノヴィス・ノアに戻るぞ!」
比瑪 「勇、そうしよう?」
勇 「ネリー・ブレン、比瑪とナッキィに従え」
比瑪 「オルファン、あなたはどこに行くつもりなの?」

副長 「国連総会での各国の反応は意外に冷静です。オルファンの位置付けもアメリカの属州である事より、宗教的ニュアンスでとらえている方が大多数です」
モハマド 「各国の政治体制が機能停止しているから、宗教的解釈に寄り掛かるしかないのだよ」
副長 「そうだとすると厄介ですな。世界中が神と崇めているものを敵に回すんですから」
アイリーン 「仕方ないでしょ!」
副長 「ですが、このまま難民孤児を収容し続けていては・・・」
モハマド 「世界を敵に回しているからこそ、孤児院の機能が必要なんですよ。それが正義になるんですから」
アイリーン 「孤児院のアイデアは、こういう事態を想定しての事だったんですね?」
モハマド 「私は・・・それほど策士ではありませんよ、アイリーンさん」
アイリーン 「でも、利益を上げる為の損得は考える」
モハマド 「そりゃあ、生きる為にはね。はは・・・」

ユキオ 「こらー!遊んでいる暇なんか無いんだぞー!自分達の食べ物の事は自分達で・・・あ、皆に怒鳴ったんじゃないの。今日ここに来た子はこの畑の手入れをして下さいね」

ユキオ 「こうやって下の土と上の土を混ぜてくれればいいんだ」
ユキオ 「ミミズだ」
子供 「わあー」
ユキオ 「ミミズは土を良くしてくれるものだから、潰したり捨てたりしないで土に戻してやる事!」
子供 「はぁーい」

子供 「真水は大事に使えって言ってるだろう?」
アカリ 「遊んでないで、頼んだ苗を持ってらっしゃいよ!」

モハマド 「ここに来たら食べ物の心配はしなくても良いけど、ちょっとお仕事はして貰うぞお」
デッキクルー 「カント・ブレン!単独飛行テストに入ります!」

カナン 「スリットウェハーは体に合っているのね?」
カント 「ええ。僕に合わせてくれています」
カナン 「任せるわ」
カナン 「ナッキィを慕ってきたのに、ありがとうね。カント・ブレン」
カント 「ようし、真っ直ぐに飛んでみよう。ゆっくりね」

子供A 「ブレンパワードが飛んだぞ!」
子供B 「オルファンをやっつけに行くんだ!」

ナンガ 「へえ。シートもコンパネも無しにやったか」
コモド 「流石大人子供のやる事ね」

カント 「うん、それでいい。僕の気持ち分かってくれるね」
カント 「どうしたんだ?うわっ!」
ナッキィ 「なんだ?」
カント 「こら!大人しくするんだ!」
比瑪 「カント君?カント・ケストナー君が乗ってるの?それ」
勇 「カントがコントロール出来るわけないじゃないか」
ナッキィ 「勝手に俺のブレンに・・・後退させろ!」
カント 「聞かないんですよ!あなたが言い聞かせてやって下さい!あっ!」
勇 「こら!カント・ブレン止めろって!」
比瑪 「勇!私のブレンも気が立っているみたいなの!」
勇 「いつもと違うのか?」
比瑪 「う、うん」
勇 「ああっ!」
勇 「比瑪!カント!」
ナッキィ 「こんなところでバイタル・ネットに乗ったのか?」
アイリーン 「勇、帰ってきたのね?」
勇 「あ?ええ、帰りました艦長。カントがブレンを刺激したんじゃないですか?ヒメ・ブレンと、どっかに行ってしまいました」

アイリーン 「それはこちらでも確認したわ。オーガニック・レーダーで追跡させてますけれど・・・バイタル・グロウブで移動!」
副長 「オルファンの方へ引かれているようです」

勇 「せっかく避けて戻ってきたというのに!ネリー・ブレン!今消えた二人のブレン、追いかけられるか?1人はネリーに似た比瑪って子だ。もう1人は素っ頓狂なカント・ケストナー」
ナッキィ 「分かるんなら俺も行くぜ。カントのブレンは元々俺のものだからな」
アイリーン 「待ちなさい二人とも!まずはノヴィス・ノアに戻ってから・・・!」
ナッキィ 「いや、アイリーン艦長。ネリー・ブレンは賢いようですよ。待った無しだ!」
勇 「ネリー・ブレンはこのままバイタル・グロウブに飛ぶ!?」

比瑪 「で、出た!ここは!?」
カント 「うわああああ!」
カント 「あああああー!うわっ!」
比瑪 「カント君分かったわ!あなたは気が立っているのよ!もっと楽に、リラックスして!」
カント 「してますよ!この子とは友達になれたから、僕任せているのにー!」
比瑪 「天才少年なのよ!あなたの知能指数にナッキィ・ブレンが感動して興奮しているのよ!」
カント 「そんなの僕の所為じゃないですよ!ブレン、落ち着いて下さーい!」
比瑪 「落ち着きなさいったら二人共!」
カント 「と、止まった・・・」
比瑪 「だ、大丈夫?」
カント 「ええ、なんとか」
比瑪 「やっと落ち着いたみたいね」

比瑪 「はあ・・・ここ、どこ?こんな所に何の用があったの?」
カント 「あの西の空、あの影、オルファンですよ」
比瑪 「オルファン?あれが?」

ジョナサン 「ハハハハッ!亡霊!ブレンパワードの幽霊だって言うんだよ!偵察しているパイロットも見たって言うんだ」
クインシィ 「オルファンの体内警備をしている兵士も戯言を聞いたぞ」
バロン 「戯言ではないだろう。オルファンは自分を利用する者にそういった幻覚を見させて恭順を促す事があるそうだ」
クインシィ 「それも進化したグランチャー、バロン・ズゥが教えてくれたのか」
バロン 「そうだ。オルファンは人間の浅知恵を笑う、とも言った」
翠 「御一同。ガバナーがオルファンに入ります。お出迎えなさいます?」
バロン 「そうさせて頂こうかな」
クインシィ 「ガバナーが来る?」
翠 「そういう時期でありましょう?」

バロン 「ジョナサンは会った事は?」
ジョナサン 「無いな」
アメリカ兵 「ガバナー・ゲイブリッジに、捧げー銃!」
翠 「母さん・・・!」
クインシィ 「ちっ」
ゲイブリッジ 「今日までご苦労でした」
研作 「歓迎致します、ガバナー閣下」
ゲイブリッジ 「アメリカ軍を入れた事については事後承諾となって申し訳無かった」
研作 「オルファンの浮上に時間がかかっておりますので・・・」
ゲイブリッジ 「うむ」
研作 「バロン・ズゥを持ち込みました」
ゲイブリッジ 「バロン・マクシミリアン」
研作 「はい。バロン」
バロン 「マクシミリアンだ。宜しく御目文字の程を」
ゲイブリッジ 「進化したグランチャーには興味があります。研究させて頂きたいな」
バロン 「ジョナサンに任せております故、彼の許可を得て頂きたい」
ゲイブリッジ 「ジョナサン・グレーン・・・一徹の気性には感銘を受けています。今後の働きには期待するぞ」
ジョナサン 「へっ、俺もガバナーのお手並みには期待するぜ。ははっ」
ゲイブリッジ 「ん?ふふ・・・」
バロン 「ふふ、はははははっ」
ゲイブリッジ 「ははは、ははははっ」

管制官 「コントロールよりポーン1。コース、ワン、セブン、ゼロ、ファイブ」
アメリカ兵A 「なんだ、あの影は・・・ありゃブレンパワード?ゴ、ゴーストじゃないのか?」
アメリカ兵A 「ブレンパワードだ!」
アメリカ兵A 「ゴ、ゴースト!い、いない・・・フィル!レイチェル!」
アメリカ兵B 「俺にも見えた!」
アメリカ兵C 「あ、ああ。あたしは4機に見えた!」
ナッキィ 「ん?勇、見えるか?」
勇 「グランチャー3人だ」
ナッキィ 「アメリカ軍グランチャーのお出迎えだ」
アメリカ兵A 「あれは幽霊じゃないぞ」
アメリカ兵B 「ノヴィス・ノアの偵察隊か?」
アメリカ兵C 「ゴーストじゃなければ潰そう!」
ナッキィ 「俺にとっちゃ古巣が相手だ。手は抜かない!」
勇 「待て、ナッキィ!今は比瑪達を探すのが先だ!」

(アイキャッチ無し)

比瑪 「カント君!このままじゃ危険過ぎるよ!」
比瑪 「カント君!」
カント 「ねっ、これ植物の芽ですよ。これ大発見ですよ!」
比瑪 「なんで?」
カント 「ここ、オルファンが通った後でしょ?なのにこんなに植物の芽が出ているんです」
比瑪 「そうだねえ」
カント 「オルファンが植物と共生する性質を持っているんです!」
比瑪 「カント君の話では、バイタル・グロウブの合わさる所で植物が増えてるって言ってたよね?」
カント 「ええ」
比瑪 「オルファンが悪者じゃないなら私達のお願い、聞いてくれるかな?」
カント 「は?」
比瑪 「話してみようかな、オルファンに」
カント 「本気ですか?」
比瑪 「ブレンだってグランだって言う事聞くんだよ?」
カント 「そりゃあ・・・」
比瑪 「ん?」
カント 「え?」
比瑪 「わっ!」
カント 「わあああ!」

ナッキィ 「こんな所にいた!」
勇 「比瑪とカントのブレン!」

比瑪 「探しに来てくれたわけじゃないのか!」
カント 「おまけ付きですからね」
比瑪 「やられる!?」
比瑪 「ありがとブレン」

ナッキィ 「せっかくのデートを邪魔しちゃったかな?」
カント 「いえ、良いんですよ。収穫があったから」
ナッキィ 「アーミーグランチャーめ!」
勇 「デートの収穫って何なんだ」
比瑪 「カント君とデートしたって、手なんか繋いでませんからね!」
勇 「そういう事は聞いていない」
比瑪 「はっ!?」
勇 「コンセントレート!チャクラ・フラッシュ!」
アメリカ兵A 「ぐっ!し、痺れる!」
アメリカ兵C 「機体が硬直する・・・引き攣ってる!」
勇 「後退する」

アメリカ通信兵 「・・・部隊通信途絶。ビショップ、ナイト、クイーン部隊発進。予定作戦実施!」

勇 「なんとか片付けられたけど・・・」
ナッキイ 「そのブレンの威力なら、オルファンに対して力を発揮できると思うけどなあ」
勇 「そんな楽観的な!」
勇 「どうしたんだ?」
ナッキィ 「2時の方向だ!」
勇 「ん?」
ナッキィ 「今度は団体さんかあ」
比瑪 「あんな数、勝てるわけないでしょ!」
勇 「ノヴィス・ノアに戻ろう!」
カント 「そうですか?僕達が攻撃目標とは限りませんよ」
ナッキィ 「何でそう思う?・・・うっ!」
カント 「オルファンに乗り込んだのはアメリカ軍のプロです」
ナッキィ 「でっかく映るな!」
カント 「戦争のプロがブレンのような曖昧な兵器を潰すことに、向きになるとは思えませんからね」
アイリーン 「緊急連絡!ブレン達応答を!応答して下さい!」
比瑪 「はい!はい艦長、聞こえますよ!」
アイリーン 「アメリカの太平洋艦隊がノヴィスを包囲しています!」
比瑪 「包囲?」
アイリーン 「取り囲んで攻撃しようとしているんです」
比瑪 「そんな事させません!勇!ナッキィ、カント!戻りましょう!」
アイリーン 「戻ってきては駄目!」
アイリーン 「あなた達は生き延びて欲しいの!逃げなさい」
ナッキィ 「艦長の言う通りだな。あのグランチャー部隊はノヴィスに向かうんだ」

副長 「総員!第一種戦闘配備のまま待機だ!」
モハマド 「信じられん!既に千を越える子供達のいるこの船を、アメリカは攻撃する!?」
アイリーン 「決して、こちらから攻撃してはならない!挑発に乗るのも厳禁!」
副長 「全軍に伝えてあります。オーガニック・シールドを発動します!」
アイリーン 「どうぞ!」

研作 「そういう側面はあります」
ゲイブリッジ 「元々オルファンの機能を複製するものだったノヴィス・ノアが危険極まりない存在になってしまった。が、オルファンが浮上すれば存在する意味も必要も無い」
アメリカ通信兵 「太平洋艦隊から報告!・・・ありがとうございます」
アメリカ通信兵 「現在ノヴィス・ノアはオーガニック・シールドで防御網を張っております」
ゲイブリッジ 「オーガニック・シールドと言うか?」
アメリカ通信兵 「は、はい」

ジョナサン 「この生き生きとした姿を見れば御分かりでありましょうガバナー閣下!何故我等に出撃を賜らんのだ!」
ゲイブリッジ 「暫らくはリクレイマーには出撃は無い」
クインシィ 「オルファンを生かしたのは我々なんだぞ!」
バロン 「理由を御伺っても宜しいか?」
翠 「私からも是非」
ゲイブリッジ 「我が合衆国は建国以来世界の秩序を保つ先兵役を担ってきた。その秩序ある組織体系の中で、これまでのような個人の思惑や敵意などで行動されては困るのだよ」
バロン 「秩序?」
クインシィ 「アメリカに従えという秩序だろう!」
バロン 「ガバナー閣下。ブレンパワードの幽霊に怯えるアーミーグランチャーが、果たして使い物になるのですか?」
ゲイブリッジ 「アンテボディとのシンクロシティの第3ステップ、よくある反応だ」

比瑪 「勇!止めるだけなら!」
カント 「出来ますよ、撃墜するんじゃないんだ」
ナッキィ 「あの痺れはパイロットには堪えるけど、止められるよ」
カント 「そうですよナッキィさん。さっきから考えていたんですけどね、僕等のブレン、オルファンから呼ばれてたんです!」
勇 「何?」
カント 「アメリカ軍のグランチャー達はオルファンが望んでいない抗体なのかもしれません。だから僕達を呼び寄せ戦わせる!」
ナッキィ 「正解らしいな、カント・ケストナー君!」
比瑪 「まだ採点してもらってないのよナッキィさん!」
アメリカ兵D 「ビショップワンツーのフォーメーションを・・・うおっ!」
勇 「ナッキィ!単独攻撃は危険だ!さっきと・・・」
比瑪 「震えないで。あたしも怖いけどアイリーンさんと子供達を助けてあげなきゃ!」
比瑪 「君!怯えているだけじゃ駄目なのよ!」
勇 「ヒメ・ブレンが怯えてる。ネリー!」
勇 「ナッキィ!カント・ブレンは・・・逃げるだけ?」
比瑪 「勇!敵は戦い慣れてる!」
勇 「軍人だから!カント、ナッキィ!纏まってくれ!」
勇 「単独戦に持ち込まれた!比瑪!」
比瑪 「はい!」
勇 「カント!」
カント 「はい!」
勇 「ナッキィ!」
ナッキィ 「おう!」

アメリカ兵E 「こんな近くに・・・ブレンだ!」
アメリカ兵F 「ゴーストなら目を閉じれば・・・ああ!うわあああ!」
アメリカ兵F 「う、うう・・・ひやああああ!」
アメリカ兵G 「ああああ・・・」
アメリカ兵G 「うわあああ!」
アメリカ兵H 「味方を撃つんじゃない!皆落ち着け・・・ぐわっ!」
比瑪 「どうしたの一体?」
勇 「なんで・・・こんなのが見えるんだ・・・?」
比瑪 「えっ?」
比瑪 「わあ・・・綺麗」
勇 「あれは・・・ネリーのこと?」
勇 「ネリー、ネリー!・・・くっ!」
勇 「ネリー、君が助けてくれてるのか!?」
アメリカ兵I 「あうう・・・来るなっ!来るなあ!」

アメリカ通信兵 「攻撃部隊全機応答無し!」
アメリカ軍士官 「大陸からも出られなかったのか。ガバナー閣下!」
ゲイブリッジ 「ブレンパワード部隊と接触しているのだろう。しかし・・・」
アメリカ軍士官 「戦力比は圧倒的に・・・!」
ゲイブリッジ 「ノヴィス・ノアの者達は別格です!」

バロン 「はっはっはっはっはっ!さあ、我々の出番だ!」
ジョナサン 「待ちくたびれていたところです、バロン・マクシミリアン。奴等に我々の本当の力を見せてやります。クインシィには指揮を執って頂く、宜しいな?」
クインシィ 「・・・それは私の台詞のようだが。頼まれればやってみせよう、バロン・マクシミリアン」
バロン 「よしなに、クインシィ・イッサー」

比瑪 「オルファンよ!オルファンが助けてくれたんだわ!」
カント 「僕も同感ですね。オルファンから出たように見えた雲の所為と思えないでもないですから」
ナッキィ 「だからって、俺達を助けたとは限らないぜ」
比瑪 「どうしてさ?」
ナッキィ 「アメリカさんが嫌いなだけって事もある」
比瑪 「そうか・・・でもさ、私オルファンに頼んでみるわ!」
勇 「何を?」
カント 「ええ?」
比瑪 「オルファンだって意思を持っているんだから、話せばきっと解ってくれるわ!」
ナッキィ 「あんな山・・・山脈そのものってやつに言葉が通じると思うのか?」
勇 「・・・そうだ、比瑪なら出来るかもしれないんだ。賭けてみるか!」
比瑪 「うん。やるよ」
ナッキィ 「おいおい」
勇 「ナッキィとカントは待機しててくれ。俺と比瑪でオルファンに近づいてみる」
ナッキィ 「そんな無茶な作戦聞いた事もない!アメリカ軍にやられるぞ!」
勇 「大丈夫さ、ネリー・ブレンも賛成してくれた。やってみる価値はある!」
カント 「分かりました。あなた達ならきっと成功するでしょう」
ナッキィ 「やれやれ、もう勝手にやってくれ」
比瑪 「はい」

ゲイブリッジ 「アーミーグランチャーなど最初から当てにしてはいない、我々には切り札があるのだ。民間人のバロンに想像出来ないのは、無理も無いな」



第19話「動く山脈」←
https://ishikobafuji.diarynote.jp/201204151641268086/
 →第21話「幻視錯綜」
https://ishikobafuji.diarynote.jp/201206011621314047/

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