なんとなく Pauper 解説 ・ 黒単編
2013年3月29日 コモン単構築関連 コメント (2)3日連続更新。
いやぁ・・・今回のシリーズ、何気にタブ使いまくったり検索かけまくったりで
この前のリアル晒し日記をも上回る疲労をもたらしてくれやがります。
まぁその分、自己満足心が満たされてるんで(日本語おかしいね)
よしとしつつ、黒単解説に参りやしょう・・・。
Pauperにおける黒単は大きく分けて3つのベクトルがあり、
・コントロール偏重型
・ウィニービート型
・墓地利用偏重型
この3つのタイプを各人の理想とする配分によって複合していくのが基本。
それぞれのタイプについて軽く説明すると、
・コントロール偏重型
除去やハンデス等の妨害を行いつつ《沼》 を並べていき、
《堕落》 や《堕落の触手》 、《墓所のネズミ》 に繋げる。
《黒死病》 という強烈なコントロールカードが飛び出すこともある。
時間稼ぎに使われるクリーチャーが《貪欲なるネズミ》 や
《騒がしいネズミ》 、《墓所のネズミ》 などのネズミばかりなので
黒単ラット(ラッツ) などと呼ばれることもある。モノブラックラットゥ!
・ウィニービート型
マナレシオに優れた1~3マナクリーチャーで相手のライフをがしがし削るデッキ。
《カーノファージ》 や《吸血鬼の裂断者》 のみならず、
《暗黒の儀式》 から1ターン目に《走り回るスカージ》 や《サングロファージ》 などが飛び出す。
《殺し》 のようなスーサイドカードも多く、
《よじれた実験》 に《精神の剣》 といった尖ったカードが満載の、
色んな意味で痛々しい(しかしそこが魅力的な)デッキである。
・墓地利用偏重型
《拷問生活》 か《無残な収穫》 、そして各種共鳴者を使用し、
墓地からクリーチャー(やフラッシュバック呪文)を放ちまくる。
回収手段を《発掘》 程度に抑えて丸く組まれる場合もあり、
その場合はウィニーかコントロールのどちらかとの複合が行われる。
墓地対策さえ行われなければ膨大なアドバンテージ源を手にできるのだが、
いわゆるリアニメート・デッキとは違い、瞬間的な爆発力に乏しい。
しかしコントロールに対しては(特にメイン戦において)非常に強いとされる。
こんな感じ。
そしてこの3つを、例えば「軽量ゾンビでビートしつつ墓地利用でアド稼ぐ」とか
「堕落は最後の押し込み、軽いネズミに装備品つけてビートするのがメイン」
みたいに複合していくのが構築の近道(ほんとか?w)。
あとはパーツ毎の紹介。
・よく見られるクリーチャー(通常)
《貪欲なるネズミ》 ・・・基本。ルートワラやフラッシュバックを捨てられると嫌な感じ。
《催眠の悪鬼》 ・・・そんな嫌な思いをしたくないならコイツの出番。
《リリアナの死霊》 ・・・でも浮いててパワー2あるのも捨てがたい。
《リリアナの影》 ・・・リリアナシリーズ。フィニッシャーとしてはいまいち。
《騒がしいネズミ》 ・・・トップなのがポイント。とあるデッキではフィニッシャーすらもこなす。
《墓所のネズミ》 ・・・ラットの主役。環境最強の全体除去とも言われる。
《大牙の衆の忍び》 ・・・準主役。CIP持ちを戻してアド、殴ってアド。つまり爆アド。
《ファイレクシアの憤怒鬼》 ・・・ワンドロー。大体ブロックして死ぬ。
《煙霧吐き》 ・・・タフ1除去。なかなかにテクい奴。
《髑髏の占い師》 ・・・2マナで2枚捨てさせられる。陰鬱や墓地回収とも相性よし。
《Order of the Ebon Hand》 ・・・コモンの黒騎士。プロテクション無くても強い。
《クォムバッジの魔女》 ・・・2マナ1/3のティム。そら強いわw
・よく見られるクリーチャー(墓地利用)
《朽ちゆくインプ》 ・・・優秀な共鳴者。
《吸血犬》 ・・・重たく、限定的な共鳴者。修正値のデカさが魅力。
《ギャサンの略奪者》 ・・・はい論破。
《臭い草のインプ》 ・・・ドレッジカード。普通に出しても壁として役に立つ。
《墓を掻き回すもの》 ・・・墓地利用偏重型のキーカード。アド、アド、アド!
《屍肉喰らい》 ・・・蘇生クリーチャーなどを食べさせ、5/5以上を目指そうw
《血の座の吸血鬼》 ・・・ハスク。↑に加えて採用される二番手的ポジション。
《ゴルガリの茶鱗》 ・・・拷問生活で回すとライフが凄い勢いで増える。
《宝石の手の汚染者》 ・・・ゾンビに寄せなくても強い。
《巨怪なオサムシ》 ・・・サイクリング用。《意思切る者》より重い=激突で有利。
《よじれた嫌悪者》 ・・・サイクリング要員兼フィニッシャー。永遠のドラゴン!w
《臓物を引きずる者》 ・・・自己完結。
《ゴルゴンの世捨て》 ・・・マッドネス生物。《墓を掻き回すもの》より固い。
《屑肉の地のゾンビ》 ・・・ビート型用の蘇生生物。
《朽ちゆくネズミ》 ・・・コントロール用の蘇生生物。でもビートに入れてもいい。
・ハンデス
《村八分》 ・・・生物環境なのでデュレスより優秀? 不死や頑強持ちを落としたい。
《強迫》 ・・・メイン採用があまり見られない。
《悔恨の泣き声》 ・・・ビート用。蘇生で出した生物は死亡しないので注意!
《葬送の魔除け》 ・・・インスタントハンデス。除去としても勘定可。
《精神ねじ切り》 ・・・レンチ。環境にはアーティファクトも多いので結構博打。
・除去
《見栄え損ない》 ・・・環境最強の除去。使い勝手グンバツ!
《悲劇的な過ち》 ・・・陰鬱できるなら。
《血の復讐》 ・・・《殺し》と違い、なかなかの採用率。まぁ2点ぐらいはしゃーない。
《死の重み》 ・・・どちらかというとタッチ白で使われるカード(《オーラ術士》 )。
《麻痺》 ・・・どこぞのレインジャーさえいなければ非常に強いのだけど;
《ゲスの評決》 ・・・混色なら《悪魔の布告》だが、単色ならこれ。
《闇の掌握》 ・・・タフネス4を殺せる。
《ソリンの乾き》 ・・・ちょっぴりライフゲイン。再生や軽減が怖い。
《残響する衰微》 ・・・鷹だろうがトークンだろうが皆殺しです。
《破滅の刃》 ・・・基本。でも単色だと微妙か。
《夜の犠牲》 ・・・せっかくのダブシンなんだから使ってあげよう。
《名も無き転置》 ・・・《グール呼びの詠唱》で拾える。
《ひどい憔悴》 ・・・フラッシュバック。墓地利用にも使える。
《損ない》 ・・・重いが確実。
《屍賊の嘆き》 ・・・メタ次第。
《エヴィンカーの正義》 ・・・本体にもダメージが入るのがいまいち。でも優秀。
《鋸刃の矢》 ・・・こいつを例に挙げるの飽きた。
《黒死病》 ・・・Pauper屈指のボードコントロールカード。
《闇の旋動》 ・・・《殺し》と違って痛くないピッチスペル。
《堕落の触手》 ・・・コントロール型の基本。
《堕落》 ・・・同上。
・他
《暗黒の儀式》 ・・・加速。
《発掘》 ・・・回収呪文というべきかリアニメートというべきか。
《血の署名》 ・・・ドロー(もう眠いし投げ槍なコメントも許してほしい)。
《押し寄せる砂》 ・・・サイドボードによく4積みされる。postやFSSに有効。
《シルヴォクの生命杖》 ・・・ライフ回復装置。
こんなとこですかね。なんか忘れてる気がしないでもない・・・。
あぁ、あと今思い出した、YMCの金属細工師さん(だっけ?)、
黒単で2位入賞おめでとうございました。
明日は身内のkと遊ぶので、赤単記事でなくそっちのレポになる予定。
いやぁ・・・今回のシリーズ、何気にタブ使いまくったり検索かけまくったりで
この前のリアル晒し日記をも上回る疲労をもたらしてくれやがります。
まぁその分、自己満足心が満たされてるんで(日本語おかしいね)
よしとしつつ、黒単解説に参りやしょう・・・。
Pauperにおける黒単は大きく分けて3つのベクトルがあり、
・コントロール偏重型
・ウィニービート型
・墓地利用偏重型
この3つのタイプを各人の理想とする配分によって複合していくのが基本。
それぞれのタイプについて軽く説明すると、
・コントロール偏重型
除去やハンデス等の妨害を行いつつ《沼》 を並べていき、
《堕落》 や《堕落の触手》 、《墓所のネズミ》 に繋げる。
《黒死病》 という強烈なコントロールカードが飛び出すこともある。
時間稼ぎに使われるクリーチャーが《貪欲なるネズミ》 や
《騒がしいネズミ》 、《墓所のネズミ》 などのネズミばかりなので
黒単ラット(ラッツ) などと呼ばれることもある。モノブラックラットゥ!
・ウィニービート型
マナレシオに優れた1~3マナクリーチャーで相手のライフをがしがし削るデッキ。
《カーノファージ》 や《吸血鬼の裂断者》 のみならず、
《暗黒の儀式》 から1ターン目に《走り回るスカージ》 や《サングロファージ》 などが飛び出す。
《殺し》 のようなスーサイドカードも多く、
《よじれた実験》 に《精神の剣》 といった尖ったカードが満載の、
色んな意味で痛々しい(しかしそこが魅力的な)デッキである。
・墓地利用偏重型
《拷問生活》 か《無残な収穫》 、そして各種共鳴者を使用し、
墓地からクリーチャー(やフラッシュバック呪文)を放ちまくる。
回収手段を《発掘》 程度に抑えて丸く組まれる場合もあり、
その場合はウィニーかコントロールのどちらかとの複合が行われる。
墓地対策さえ行われなければ膨大なアドバンテージ源を手にできるのだが、
いわゆるリアニメート・デッキとは違い、瞬間的な爆発力に乏しい。
しかしコントロールに対しては(特にメイン戦において)非常に強いとされる。
こんな感じ。
そしてこの3つを、例えば「軽量ゾンビでビートしつつ墓地利用でアド稼ぐ」とか
「堕落は最後の押し込み、軽いネズミに装備品つけてビートするのがメイン」
みたいに複合していくのが構築の近道(ほんとか?w)。
あとはパーツ毎の紹介。
・よく見られるクリーチャー(通常)
《貪欲なるネズミ》 ・・・基本。ルートワラやフラッシュバックを捨てられると嫌な感じ。
《催眠の悪鬼》 ・・・そんな嫌な思いをしたくないならコイツの出番。
《リリアナの死霊》 ・・・でも浮いててパワー2あるのも捨てがたい。
《リリアナの影》 ・・・リリアナシリーズ。フィニッシャーとしてはいまいち。
《騒がしいネズミ》 ・・・トップなのがポイント。とあるデッキではフィニッシャーすらもこなす。
《墓所のネズミ》 ・・・ラットの主役。環境最強の全体除去とも言われる。
《大牙の衆の忍び》 ・・・準主役。CIP持ちを戻してアド、殴ってアド。つまり爆アド。
《ファイレクシアの憤怒鬼》 ・・・ワンドロー。大体ブロックして死ぬ。
《煙霧吐き》 ・・・タフ1除去。なかなかにテクい奴。
《髑髏の占い師》 ・・・2マナで2枚捨てさせられる。陰鬱や墓地回収とも相性よし。
《Order of the Ebon Hand》 ・・・コモンの黒騎士。プロテクション無くても強い。
《クォムバッジの魔女》 ・・・2マナ1/3のティム。そら強いわw
・よく見られるクリーチャー(墓地利用)
《朽ちゆくインプ》 ・・・優秀な共鳴者。
《吸血犬》 ・・・重たく、限定的な共鳴者。修正値のデカさが魅力。
《ギャサンの略奪者》 ・・・はい論破。
《臭い草のインプ》 ・・・ドレッジカード。普通に出しても壁として役に立つ。
《墓を掻き回すもの》 ・・・墓地利用偏重型のキーカード。アド、アド、アド!
《屍肉喰らい》 ・・・蘇生クリーチャーなどを食べさせ、5/5以上を目指そうw
《血の座の吸血鬼》 ・・・ハスク。↑に加えて採用される二番手的ポジション。
《ゴルガリの茶鱗》 ・・・拷問生活で回すとライフが凄い勢いで増える。
《宝石の手の汚染者》 ・・・ゾンビに寄せなくても強い。
《巨怪なオサムシ》 ・・・サイクリング用。《意思切る者》より重い=激突で有利。
《よじれた嫌悪者》 ・・・サイクリング要員兼フィニッシャー。永遠のドラゴン!w
《臓物を引きずる者》 ・・・自己完結。
《ゴルゴンの世捨て》 ・・・マッドネス生物。《墓を掻き回すもの》より固い。
《屑肉の地のゾンビ》 ・・・ビート型用の蘇生生物。
《朽ちゆくネズミ》 ・・・コントロール用の蘇生生物。でもビートに入れてもいい。
・ハンデス
《村八分》 ・・・生物環境なのでデュレスより優秀? 不死や頑強持ちを落としたい。
《強迫》 ・・・メイン採用があまり見られない。
《悔恨の泣き声》 ・・・ビート用。蘇生で出した生物は死亡しないので注意!
《葬送の魔除け》 ・・・インスタントハンデス。除去としても勘定可。
《精神ねじ切り》 ・・・レンチ。環境にはアーティファクトも多いので結構博打。
・除去
《見栄え損ない》 ・・・環境最強の除去。使い勝手グンバツ!
《悲劇的な過ち》 ・・・陰鬱できるなら。
《血の復讐》 ・・・《殺し》と違い、なかなかの採用率。まぁ2点ぐらいはしゃーない。
《死の重み》 ・・・どちらかというとタッチ白で使われるカード(《オーラ術士》 )。
《麻痺》 ・・・どこぞのレインジャーさえいなければ非常に強いのだけど;
《ゲスの評決》 ・・・混色なら《悪魔の布告》だが、単色ならこれ。
《闇の掌握》 ・・・タフネス4を殺せる。
《ソリンの乾き》 ・・・ちょっぴりライフゲイン。再生や軽減が怖い。
《残響する衰微》 ・・・鷹だろうがトークンだろうが皆殺しです。
《破滅の刃》 ・・・基本。でも単色だと微妙か。
《夜の犠牲》 ・・・せっかくのダブシンなんだから使ってあげよう。
《名も無き転置》 ・・・《グール呼びの詠唱》で拾える。
《ひどい憔悴》 ・・・フラッシュバック。墓地利用にも使える。
《損ない》 ・・・重いが確実。
《屍賊の嘆き》 ・・・メタ次第。
《エヴィンカーの正義》 ・・・本体にもダメージが入るのがいまいち。でも優秀。
《鋸刃の矢》 ・・・こいつを例に挙げるの飽きた。
《黒死病》 ・・・Pauper屈指のボードコントロールカード。
《闇の旋動》 ・・・《殺し》と違って痛くないピッチスペル。
《堕落の触手》 ・・・コントロール型の基本。
《堕落》 ・・・同上。
・他
《暗黒の儀式》 ・・・加速。
《発掘》 ・・・回収呪文というべきかリアニメートというべきか。
《血の署名》 ・・・ドロー(もう眠いし投げ槍なコメントも許してほしい)。
《押し寄せる砂》 ・・・サイドボードによく4積みされる。postやFSSに有効。
《シルヴォクの生命杖》 ・・・ライフ回復装置。
こんなとこですかね。なんか忘れてる気がしないでもない・・・。
あぁ、あと今思い出した、YMCの金属細工師さん(だっけ?)、
黒単で2位入賞おめでとうございました。
明日は身内のkと遊ぶので、赤単記事でなくそっちのレポになる予定。
コメント
MOのPauperで黒単を使ってる自分(戦績は聞かないで)からは減縮あたりも紹介して頂きたかったですー
感染には刺さるタイミングと刺さらない時が激しいですが白絡みとかに刺さるのは結構使えると思いますよ!
ちょこちょこやってるんでまたおじゃまします
お目汚し失礼しました
膿絡みとか、乾きの呪文とか、無垢の血とか。
まぁ吐き気は比較的使用頻度高めなんで、紹介してもよかったかもしれませんね。