txtはなんかまるまる転載すんの抵抗あるので
反転しておくのこと
○4面ボス

  古びた琵琶の付喪神
  九十九 弁々(つくも べんべん)
  Tsukumo Benben

  古びた琴の付喪神
  九十九 八橋(つくも やつはし)
  Tsukumo Yatsuhashi

  種族:付喪神
  能力:自ら音を発して演奏できる程度の能力


  それぞれ伝統楽器の付喪神。
  冷静で大人びたお姉さん役の弁々と、勝ち気で無鉄砲な妹役の八橋。
  二人は姉妹だと言っているが、同時期に付喪神になっただけで血のつながりは無い。

  自分の力の源が、空中に現れた逆さ城にある事に気が付き、そこを目指していた。

  彼女らの目的は道具による世界の征服。つまり下克上であった。
  道具が自由に動き、その能力を遺憾なく発揮できる道具の理想郷の実現を夢見たのだ。

  しかしその夢は霊夢達によって阻まれる。


  だが彼女達は諦めてはいなかった。
  その思いが打ち出の小槌の魔力の影響だったことに気が付くと、別の自分の力を
  魔力に置き換える呪法を試みた。


 ○5面ボス 逆襲のあまのじゃく
  鬼人 正邪(きじん せいじゃ)
  Kijin Seija

  種族:天邪鬼
  能力:何でもひっくり返す程度の能力

  下克上を企む天邪鬼。
  天邪鬼は鬼ではなく、ただの捻くれた妖怪である。

  彼女は常日頃から人とは逆の事を考えていた。
  人が嫌がることを好み、人を喜ばせると自己嫌悪に陥る。
  命令は絶対に聞かない。自分が得しても見返りは与えない。
  人間、妖怪に嫌われるのは当たり前だったが、彼女は嫌われると喜ぶのだった。

  そんな彼女の野望は、幻想郷をひっくり返すことだった。
  今の強者が支配する安定した幻想郷をぶちこわし、弱者が物を言う世界に
  変えたかったのだ。

  しかし、彼女にはそれだけの力が無かった。
  そこで目を付けたのが小人の秘宝『打ち出の小槌』だったのだ。



 ○6面ボス 小人の末裔
  少名 針妙丸(すくな しんみょうまる)
  Sukuna Shinmyoumaru

  種族:小人
  能力:打ち出の小槌を扱う程度の能力

  一寸法師の末裔である。
  打ち出の小槌を使う事が出来る。

  初代一寸法師は鬼を退治して、鬼の秘宝『打ち出の小槌』を手に入れた。
  初代は大きな身体と姫を手に入れる事が出来たのは伝えられている通りである。
  それ以外に打ち出の小槌を使う事は無かった。

  打ち出の小槌は鬼の道具で有り、それが起こす奇跡もまた、鬼の魔力である。
  無闇に使う事は必ず自分を滅ぼす事になる、と考えたのだ。


  しかし、代を重ねるごとに一寸法師の精神は失われていく。
  そしてあるとき事件が起こった。

  何でも願いを叶えるという打ち出の小槌を使えるというのに、使ってはいけないとは何事だ。
  そう考えた末裔の一人が、ついにその禁忌を破る。
  小槌の魔力で贅の極みを尽したそいつは、ついに最後の望みを言った。

  「豪華な城を建てて民を支配したい」

  刹那、輝針城と名付けられた城が出現し、打ち出の小槌の魔力は尽きた。
  そして、悲劇は起こる。

  輝針城は逆転し、小人族もろとも鬼の世界に幽閉されてしまったのだ。
  支配したかった民の居ない世界へと……。
  それ以来、小人族の存在は人間に知られる事は無かった。

  打ち出の小槌は鬼の道具である。
  願いを聞き入れる代わりに、それに似合った代償を与える。
  大きすぎる願いは、叶う前に代償が現れる事もある。

  その事を小人族は思い知った。
  そして再び打ち出の小槌は封印された。


  それから長い年月が経ち、現代。
  もう小人族で過去のことを話す者もいなくなっていた。
  そのせいで、針妙丸は打ち出の小槌の事を知らなかった。

  そこに目を付けたのが天邪鬼 正邪だった。

  彼女は自身の野望を満たすために、打ち出の小槌を利用する事を考えた。
  小槌は小人族しか扱えないので、何も知らない針妙丸を利用することにした。

  小人族の屈辱、打ち出の小槌の強大な力、そして屈辱を与えた幻想郷の妖怪達。
  元々口の上手い天邪鬼だったが、針妙丸に嘘の歴史が吹き込まれた。
  そして共に復讐を誓うのである。


  『さあ、弱者が見捨てられない楽園を築くのだ!』


  しかし針妙丸は、まだ打ち出の小槌の代償のことは知らなかった。



 道具が勝手に動いたり、大人しい妖怪が暴れたりしたのは打ち出の小槌の
影響だった。
 小人を唆した天邪鬼はコソコソと逃げてしまったが、打ち出の小槌を使え
るのは小人の方なので、霊夢はこちらを監視することにした。もう大それた
事は企んでいない様子である。

 しかしそんな時、空に再び不気味な雲が現れた。
 逆さ城が出現した時と同じ、魔力嵐である。

 小人を問いただしても、打ち出の小槌の魔力は回収期であるから、あれは
私の仕業ではない、という。

 仕方が無い、原因が判らなければ探れば良い。
 さあ武器を手に取り、自ら魔力嵐に飛び込むのだ!



 ○EX面ボス 夢幻のパーカッショニスト
  堀川 雷鼓(ほりかわ らいこ)
  Horikawa Raiko

  種族:付喪神
  能力:何でもリズムに乗らせる程度の能力


  彼女は和太鼓の付喪神であった。
  人に叩かれることに喜びを感じ、生きていた。

  しかし、身体に強い魔力を感じ始めた。
  それと同時に凶暴な心も沸き上がってきた。
  今こそ、道具達の復讐の時だと。

  しかし聡明な彼女は、どうやらこれは鬼の魔力(打ち出の小槌の魔力)であると
  直ぐに見抜いた。

  このままでは乗っ取られてしまう、そう感じた。

  彼女は大ばくちに出る。
  自分の身体である和太鼓と魔力である和太鼓奏者を捨て、
  新しい魔力を求めたのだ。それも禁断の外の世界に。

  そして、新しいドラムと奏者を手に入れた。
  紛れもない、外の世界の魔力だった。


  もう鬼の魔力は身体には残っていない。
  これで打ち出の小槌が魔力の回収期に入っても、元の道具に戻る事は無いだろう。

  彼女は周りの付喪神にこの方法を教えてまわる事にした。

  道具だって自分の意思で楽しみたい!
  そう、道具の楽園を築こうじゃないか!



> 人に叩かれることに喜びを感じ、生きていた。

どう解釈しても狙ってるんだよなぁ・・・・。

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索