《起源のハイドラ》について
ごめん、ワームじゃなくてハイドラだった。
許してひややっこ。




まずは性能についておさらい。

《起源のハイドラ》
コスト:(X)(緑)(緑)
タイプ:クリーチャー-植物・ハイドラ
P/T:0/0
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あなたが起源のハイドラを唱えたとき、あなたのライブラリーの一番上からX枚のカードを公開する。あなたはその中から点数で見たマナ・コストがX以下である土地でないパーマネント・カードを1枚戦場に出してもよい。その後、残りをあなたのライブラリーに加えて切り直す。

~はX個の+1/+1カウンターが乗った状態で戦場に出る。



ポイントその1 :誘発条件

誘発条件が「唱えたとき」である。
CIP能力ではなく、続唱のようなタイミングでの誘発。
つまり「(呪文への)打消しに強い」。

注意点として、誘発の方がハイドラ自身より先に解決されてしまうため、
たとえば《怨恨》がめくれた場合は、それを誘発させた《起源のハイドラ》自身に
怨恨をエンチャントすることはできない(まだ戦場に出ていないから)。

プレインズウォーカーがめくれた場合も、戦場に出て即、プラス能力を使って
忠誠度を火力呪文の安全圏に! ということができないので気を付けたい。
(ハイドラがスタックにまだ残っている=ソーサリータイミングじゃないぞえ)


ポイントその2 :誘発→直に戦場に出す

誘発によって公開されたカードは、「唱える」わけでなく「直に戦場に出る」。
つまり、起源のハイドラ自身はともかくとして、ハイドラの能力によって
公開されたカードが戦場に出ることは、《対抗呪文》では防げない。

逆に言えば、エムラクールのような唱えることに意義があるカードとは相性が悪い。
また、《墓堀りの檻》で防がれてしまう。《倦怠の宝珠》には強いので、そこは安心。


ポイントその3 :Xマナだけど生物呪文です

要するにガドックおじさんとの共存は可能。


ポイントその4 :2マナ、0/0

戦場では+1/+1カウンターが乗って出るものの、それ以外の領域では0/0。
《目覚ましヒバリ》で戦場に戻せる・・・が、特に意味はない。
最も重要なのは、自分で自分をめくっても0/0で戦場に出てしまうということ。
4枚積みはちょっと躊躇われるか。

また、点数で見たマナ・コストはスタック以外だと2マナ。
《戦列への復帰》で戦場に戻せる・・・が、やはり大抵の場合は即死する。
逆にスタック上ではXの値も加えた点数になるので、
《呪文嵌め》で消されるような状況はまずない。


ポイントその5 :緑のダブルシンボル

信心うめぇw







《起源の波》とは、カード名で見ても効果で見ても共通する部分がある。

波と同様に自身がめくれてもうまみが無いし、波がハイドラを、
ハイドラが波をめくったとしてもやはりうまみが無い。

緑信心に採用する場合、起源の波タイプより歯と爪タイプのデックに向いているか。

トップが見れる《クルフィックスの狩猟者》ともそれなりに相性良好?
・・・そうでもないかな。
ライブラリーを切り直せるのはいいかもしれないけれど。

スタンダードには存在しないが、《レンの地の克服者》のような
デメリットの追加コストを必要とするパーマネント・カードとも相性はいい。



まぁ何にしても、ビッグマナ系のデッキで使うのが一番だわなぁ。


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