シナンジュ高機動横格始動のノーブーストコンボについて
長い事記事書いてなかった反動が来たのこと。



シナンジュの高機動において横格は実戦的な始動であり、
OHでも横デブリによる粘りがあることから、
OH横格始動のコンボもまた実戦的であると言える。


以下は一般的に知られる、代表的なレシピ。

1.高横N全→前デブリ→後後(→レバーデブリ→メイン) [237]

2.高横N全→Nデブリ→Nデブリorアンジェロ [234or241]

3.高横初段→Nデブリ→特射 [194]


1は前サブコン。シナンジュ側が大きく動くことと、
レバーデブリによる誘導切りが特徴。デブリの前に微ディレイ要。
実質デブリの弾数消費はゼロなので、コンボ後にさらにあがけることや、
デブリあがきの後からでもすんなりコンボできることが魅力。
また、後格を派生させずに打ち上げ放置すると、受け身前提の攻め継続[203]になる。
坂道・画面端だと繋がらない


2はデブリコンと呼ばれるもの。高横N最終段のヒット確認後、
微ディレイかけてNサブ連打してれば勝手につながる。
OHなら特射も連打で勝手に最速キャンセルでつながる。お手軽。
相手が大きく吹き飛び、拘束時間が長いことが長所。
シナンジュ側はまったく動かないためカット耐性がないことが短所。
坂道・画面端だと繋がらない


3はデブリコンの短縮版。一見手早いように見えるが、相手と高度差ある状態で
コンボを始動する場合、横初段後にディレイをかけないとデブリがスカる。
その結果として、さほどコンボ時間は短縮されない。
坂道や画面端付近でも繋がるが、少々安い。





1と2は火力的においしく、カット耐性や技後状況などにも魅力はある。
が、坂道・画面端に弱いという不安要素があるし、
コンボ時間も長い(これは拘束時間も長いという見方もできるが)。
また、横N全→前サブは覚醒中だと繋がらない。


3は安定性とコンボ時間に融通をきかせたものだが、かなり安い。
ディレイが必要なこともあってコンボ時間もそこまで短くはない。





こうした問題を解決すべく、フルブのシナンジュ使いは色々と試行錯誤を繰り返した。


たとえば、横N1HITから前サブで中継し、コンボにつなぐ。

画面中央だと受け身が間に合ってしまうが(後格へ繋ぐ場合のみ例外あり)、
画面端付近だと前サブの移動が抑制されるため受け身が間に合わない。

が、これはコンボ状況の視認が難しく、コンボ時間の問題も解決されなかった。




そこで、あえて重装備への換装キャンセルを挟む案が持ち上がった。

1.高横N1HIT→特格→重後1HIT→特格→高NN→Nサブ 223
受け身不可。
始動の横NくるくるのHIT数を2~4まで伸ばすと微妙にダメ伸びる(229まで)。

2.高横N1HIT→特格→重後1HIT→特格→高後後 205
スピーディー(大嘘)。ダメも前サブ繋ぎに比べると色々とアレ。
前サブと違い覚醒時や壁面付近での安定はあるかもしれない。

3.高横N1HIT→特格→重後1HIT→特格→Nサブ→Nサブ 201
たかいたかいできる。ホモ〆で209



いずれも重後格1HITキャンセルを用いて、高→重→高の連続換装コンボを行っている。

始動時状況の視認が不要である点、サーチ替え対応である点、
2回目の換装までに状況確認してからコンボを選択できる点などが評価された。


しかしコンボ時間対ダメージ効率や、重後格1HITキャンセルがやや難しいこと
(=ラグに弱い)などから、実戦での投入はリスキーと片付けられてしまった。









そうした状況下に今再び、あらたなコンボレシピが投下されたのである。


・高横初段→換装→NBZ→特射(→メイン) 195(同時HIT時240)



要するに、高横初段から重のサアメキャンへ繋ぐのである。

換装からBZキャンという、出来ると知っていても誰もやろうとしなかったルートである。

何故ならば、安いから。以前この日記でも書いた気がするが、
重の両サブ射撃はキャンセル補正が強めにかかってしまい、
BDCやステップキャンセルを挟まないとコンボ火力が伸び悩んでしまう欠点がある。


その欠点を「アメキャン同時ヒット」の爆発力でカバーしてはどうか? という試み。

試さずにはいられないな(←馬鹿)




※前提情報。横初段を1HITで換装キャンセルしてしまうと
 高横1→特格→Nバズ→特射 で183ダメージに低下する。
 migiTはVSシリーズ初心者なので何度かそういうミスもしたけど、
 さすがにそれは↓の検証結果にはカウントしていない。

195
195
195
195
195
-----
195
195
195
195
195
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195
195
195
195
195
-----
195
195
195
240
195
-----


何の表記かというと、単純に同時ヒットを狙ってみてのコンボダメージの表記である。
(ちなみにA覚時213ダメ。)

とりあえず20回、ノルンをモルモットにして試行した結果、
19回目にしてようやく240ダメージが出せた。

19回目のキャンセルタイミングの感覚を受けて、
21回目からはNサブからアシストの繋ぎを早めてみた↓。

240
195
195
240
195
-----
195
195
174
240
236
-----
174
195
195
195
174
-----
195
195
240
195
195
-----


174という数値は、Nサブ→アシストの繋ぎが早すぎて、
アシストが当たらずメインのみがヒットしたもの。
236という数値は、VSシリーズ初(中略)がゆえに始動の高横が1HITキャンセルの時。

とはいえ21~40回の中では、同時ヒットの発生が5回に増えている。
その分アシストのスカも3回ほど起きてしまってはいるが・・・。
いずれにせよ、同時ヒットを狙うのであればサアメの繋ぎを縮めるのが有効といえる。



同時ヒットの発生確率がおおよそ知れた所で、このコンボの利点と欠点について。


・利点
・コンボ時間が短い
・同時ヒットせずとも、【高横初段→Nデブリ→特射 [194] 】と比べても安くない
・着地に移行できる
・長距離の吹っ飛ばしとダウン時間により安全時間が稼げる
・同時ヒット時は同始動条件下でも最大のダメージになる
・坂道や画面端でも安定、覚醒中も可能、ラグにも強い
・コンボ終了時に重装備になれるため、相方への救援に向かう際にテンポが良い



・欠点
・BRとバズーカとアンジェロの弾数をそれぞれ1発ずつ必要とする
・高機動の格闘コンボとしては決して高くも無い数値(同時ヒット時を除く)
・自機は全く動かないのでカット耐性は無い
・射撃を用いるコンボのため、FFバリアやクローク、ABCマントにも阻まれる
・熟練度次第だが同時ヒットの確率は非常に低いものと考えるべき
・特射はともかくバズーカの弾切れは高機動中は見えないため、把握ミスが命取りに
・重装備に換装してコンボを終えたはいいが、各射撃の弾数を1ずつ消費しており、
 特に特射がリロード中となってしまうため、射撃支援性能は気持ち低下する




総じて、片追いに使っていく分にはいいコンボ選択となりそうである。

コンボ火力が安定しないことについても、あえて最速キャンセルをかけて
ダメージを抑えてのふっ飛ばしとすることで、覚醒ゲージを貯めさせずに
2対1状況へと持ち込んでいくという選択肢がある、という見方もできるしね。



ということでひっさびさのシナンジュ攻略記事終わり。


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