新トリしばコラム②赤単について
2016年1月24日 トリしば構築
今週の真田丸も面白かったぁ・・・(脱力)
以上3点でお送りします。
・トリしばの赤単。どんなデッキで、どんな動き?
30秒で思いついたサンプルレシピをドーン!
3マナカード17枚(焦熱の火猫の変異キャストを除いた数)、
4マナが12枚、5マナ4枚、X呪文(実質4マナ以上)が4枚。
本来のMTG的には1~3マナでまとまっていることになり、
とても軽い構成であることがわかる。
とりわけ「歩く火力」と呼ばれるカードが12枚採用されていることが特徴的であり、
1T目ボーライ6点、2T目と3T目に火猫で14点、あわせて20点。
何の妨害もなければあっさりと3キル可能という道理である。
歩く火力ではない、他のクリーチャーについては割愛。
やりたいことは「ひたすら殴る」、ただこれだけなので。
火力カードは3種12枚入っており、うち2種は4点Ins火力であるため汎用性が高い。
厄介な敵クリーチャーを(焼けるものならば)焼き、
射程内と見たならば本体に撃ちこんでいく・・・この辺りの使い勝手は説明不要か。
X体の対象すべてに4点を与える《隕石破》は最近になって登場したカード。
ソーサリーなのは残念だが、敵本体と自分の《ボロスの反攻者》を同時に対象にとって
疑似的な本体8点火力として使うことも可能。
土地構成は完全に単色。
不毛4、リシャポ4は説明不要の妨害手段。
新トリしばルールではここまでやる必要はないかもしれないが・・・。
蛮族のリング、炎族の村。これらは中盤戦以降を見据えたカード群。
他にも採用を検討できるカードは沢山あるだろう。
赤マナ源が初期配置の山2枚を除くと14枚と、かなり心もとない。
自信がないならもう少し増やすべし。
・赤単対策
先手1T目のボーライで6点減らされることはまず防ぎようがないため、
いきなりライフ14から開始させられるということを覚悟して挑もう。
そこから取るべき対抗策は大きく4通りある。
1.とりあえず打ち消す
2.敵のアタッカーを除去する(歩く火力の事を考えればInsが望ましい)
3.壁を立てる(歩く火力の事を考えれば先制攻撃などが欲しい)
4.ライフゲインや軽減で凌ぐ
1 は万能。生物だろうが火力だろうが打ち消せば問題ない。
幸いにしてトリしば環境には打消しカードが多く存在し、選択肢や枚数には事欠かない。
2 は火力でなく生物への対策になるため、本体火力偏重で来られると腐るので注意。
なお歩く火力に対しては《エスパーの滞留者》や《ナヤの魔除け》の
一時的なタップも有効なほか、《流砂》のような土地での対処も可能なので
覚えておきたい。
3 は反撃を見据えての手。返しに火力で除去されてしまうと手痛いことになるが、
逆にそれができなかった場合には反撃の糸口となってくれることもある。
高タフネス、破壊不能、絆魂持ちなど、色々と吟味して選びたいところ。
4 は本当の意味で赤単のみを見据えた対策。
赤単以外には役立たずになるカードも多く、メインボードからは採用しづらいか。
ライフゲイン無効・軽減無効といったカードはトリしばでは存在しないので安心。
・対策を掻い潜る赤単
前項の4つの対策手段に対し、赤単が取り得る「対策への対策」を考えてみよう。
打消し への対策。
例に挙げたレシピの中で見るなら、《リシャーダの港》を使ってマナを縛る方法。
こちらのテンポも犠牲になるが、通したい呪文を通す際には有効である。
また、「相手のターンエンドにIns火力を撃ち込む」というプレイングも重要。
トリしばというフォーマットの都合上、自ターンへと返るまでの間に
2回以上の呪文を唱えることはかなり難しいため、
「この本体火力を撃ち消すか、本命(?)のソーサリータイミングに備えるべきか…。」
というお悩み相談室を設置してさしあげよう。
レシピには取り上げなかったが、赤単の生物カードにはエレメンタルが多いので
《魂の洞窟》でエレメンタルを指定する、というのも面白い。
なお、例のレシピの時点で20枚のエレメンタルが採用されている。
(焦熱の火猫はオラクルによるエレメンタル・タイプの追加が為されているので注意!)
除去 への対策。
実は例のレシピだけで見ても結構除去耐性はあったりする。
そもそも歩く火力という存在そのものがソーサリーへの耐性持ちであるからして…。
レシピ外のカードなら、《復讐の亜神》や《憤怒の天使》も採用を検討できる。
いずれもちょっと重いカードなので、マナ基盤を考えないといけないのがネックか。
壁 への対策。
サイドから《不本意な徴募》をインするというのが一番わかりやすいだろう。
・・・それを読んでの《家路》とかは・・・さすがに無い?w
4点火力の多さからタフ5を取られるのであれば、《宿命的火災》も検討したい。
どうしても越えたい壁がある? よろしい。《ならず者の道》を通っていくがいい!w
ライフゲイン、軽減 への対策。
・・・諦めよう!w
強いて言えば、回り道になるが《ラースの灼熱洞》を展開しておく、とか?
歩く火力を減らして赤信心型にするのなら、自然とそうした回り道になるだろう。
超必殺技伝授 。
《混沌のゲーム》で5回連続で勝つ!!!!!
相手は死ぬ!!!!!
次回は基本に立ち返れ、「魔除けを知る」の予定。
・トリしばの赤単。どんなデッキで、どんな動き?
・赤単対策
・対策を掻い潜る赤単
以上3点でお送りします。
・トリしばの赤単。どんなデッキで、どんな動き?
30秒で思いついたサンプルレシピをドーン!
ボール・ライトニング 4
ボロスの反攻者 4
アッシェンムーアの抉り出し 4
アッシェンムーアのしもべ 4
焦熱の火猫 4
雷叫び 4
炎の投げ槍 4
激発 4
隕石破 4
不毛の大地 4
リシャーダの港 4
蛮族のリング 2
炎族の村 1
血染めのぬかるみ 4
樹木茂る山麓 4
山 5
3マナカード17枚(焦熱の火猫の変異キャストを除いた数)、
4マナが12枚、5マナ4枚、X呪文(実質4マナ以上)が4枚。
本来のMTG的には1~3マナでまとまっていることになり、
とても軽い構成であることがわかる。
とりわけ「歩く火力」と呼ばれるカードが12枚採用されていることが特徴的であり、
1T目ボーライ6点、2T目と3T目に火猫で14点、あわせて20点。
何の妨害もなければあっさりと3キル可能という道理である。
歩く火力ではない、他のクリーチャーについては割愛。
やりたいことは「ひたすら殴る」、ただこれだけなので。
火力カードは3種12枚入っており、うち2種は4点Ins火力であるため汎用性が高い。
厄介な敵クリーチャーを(焼けるものならば)焼き、
射程内と見たならば本体に撃ちこんでいく・・・この辺りの使い勝手は説明不要か。
X体の対象すべてに4点を与える《隕石破》は最近になって登場したカード。
ソーサリーなのは残念だが、敵本体と自分の《ボロスの反攻者》を同時に対象にとって
疑似的な本体8点火力として使うことも可能。
土地構成は完全に単色。
不毛4、リシャポ4は説明不要の妨害手段。
新トリしばルールではここまでやる必要はないかもしれないが・・・。
蛮族のリング、炎族の村。これらは中盤戦以降を見据えたカード群。
他にも採用を検討できるカードは沢山あるだろう。
赤マナ源が初期配置の山2枚を除くと14枚と、かなり心もとない。
自信がないならもう少し増やすべし。
・赤単対策
先手1T目のボーライで6点減らされることはまず防ぎようがないため、
いきなりライフ14から開始させられるということを覚悟して挑もう。
そこから取るべき対抗策は大きく4通りある。
1.とりあえず打ち消す
2.敵のアタッカーを除去する(歩く火力の事を考えればInsが望ましい)
3.壁を立てる(歩く火力の事を考えれば先制攻撃などが欲しい)
4.ライフゲインや軽減で凌ぐ
1 は万能。生物だろうが火力だろうが打ち消せば問題ない。
幸いにしてトリしば環境には打消しカードが多く存在し、選択肢や枚数には事欠かない。
2 は火力でなく生物への対策になるため、本体火力偏重で来られると腐るので注意。
なお歩く火力に対しては《エスパーの滞留者》や《ナヤの魔除け》の
一時的なタップも有効なほか、《流砂》のような土地での対処も可能なので
覚えておきたい。
3 は反撃を見据えての手。返しに火力で除去されてしまうと手痛いことになるが、
逆にそれができなかった場合には反撃の糸口となってくれることもある。
高タフネス、破壊不能、絆魂持ちなど、色々と吟味して選びたいところ。
4 は本当の意味で赤単のみを見据えた対策。
赤単以外には役立たずになるカードも多く、メインボードからは採用しづらいか。
ライフゲイン無効・軽減無効といったカードはトリしばでは存在しないので安心。
・対策を掻い潜る赤単
前項の4つの対策手段に対し、赤単が取り得る「対策への対策」を考えてみよう。
打消し への対策。
例に挙げたレシピの中で見るなら、《リシャーダの港》を使ってマナを縛る方法。
こちらのテンポも犠牲になるが、通したい呪文を通す際には有効である。
また、「相手のターンエンドにIns火力を撃ち込む」というプレイングも重要。
トリしばというフォーマットの都合上、自ターンへと返るまでの間に
2回以上の呪文を唱えることはかなり難しいため、
「この本体火力を撃ち消すか、本命(?)のソーサリータイミングに備えるべきか…。」
というお悩み相談室を設置してさしあげよう。
レシピには取り上げなかったが、赤単の生物カードにはエレメンタルが多いので
《魂の洞窟》でエレメンタルを指定する、というのも面白い。
なお、例のレシピの時点で20枚のエレメンタルが採用されている。
(焦熱の火猫はオラクルによるエレメンタル・タイプの追加が為されているので注意!)
除去 への対策。
実は例のレシピだけで見ても結構除去耐性はあったりする。
そもそも歩く火力という存在そのものがソーサリーへの耐性持ちであるからして…。
レシピ外のカードなら、《復讐の亜神》や《憤怒の天使》も採用を検討できる。
いずれもちょっと重いカードなので、マナ基盤を考えないといけないのがネックか。
壁 への対策。
サイドから《不本意な徴募》をインするというのが一番わかりやすいだろう。
・・・それを読んでの《家路》とかは・・・さすがに無い?w
4点火力の多さからタフ5を取られるのであれば、《宿命的火災》も検討したい。
どうしても越えたい壁がある? よろしい。《ならず者の道》を通っていくがいい!w
ライフゲイン、軽減 への対策。
・・・諦めよう!w
強いて言えば、回り道になるが《ラースの灼熱洞》を展開しておく、とか?
歩く火力を減らして赤信心型にするのなら、自然とそうした回り道になるだろう。
超必殺技伝授 。
《混沌のゲーム》で5回連続で勝つ!!!!!
相手は死ぬ!!!!!
次回は基本に立ち返れ、「魔除けを知る」の予定。
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