新トリしばコラム⑥トリしばの冬、MOMa
2016年2月23日 トリしば構築
激サム=タイラー(ジョン=シム主演)
以上3点でお届けしてしまうのだ。
・MOMaはトリしばにて最強、覚えておけ!
意訳:MOMaの強み解説的なもの。
トリしばにおけるMOMaの動きは、おおよそ以下のようになる。
つまりカウンターによって精神力の即死コンボを支える、というのが屋台骨である。
この基本構造の何が強いかといわれると、なんかもう色々と強すぎるのだ。
たとえば《謎めいた命令》。4マナにしてアドとテンポが取れる。
恐るべき汎用性であり、トリしばの青いデッキでは当然の4積み。
ビートダウンを相手に特に効果を発揮し、相手の3T目の呪文をカウンターしつつ
既に場に出ていた生物をバウンス、とすることで攻勢を大きく削げるのが解り易く強い。
相手の生物がどれだけデカかろうと、どんな除去耐性を持っていようと、
打ち消してしまえば関係はないわけで。
しかも《吸収》のように、トリしばの打消しは大体プラスアルファが付いてくる。
それを最低数値の3マナから行ってくるというのだからたまらない。
キーカード(というよりフィニッシュのコンボパーツ)3種を見ても、
《精神力》・・・敵の生物をタップして安全確保、或いは土地タップで呪文封殺。
《ニクスの祭殿、ニクソス》・・・これのおかげで重いカードの採用も簡単。
《青の太陽の頂点》・・・ニクソス無しでも3T目の3ドローってだけで普通に強い。
いずれもコンボ抜きでも悪くない性能をしており、
青頂点に至ってはコンボを揃えることを容易としてしまっている。
そうしてパーツが揃ったら、お互いがうまく噛み合うことで尋常でない破壊力を産む。
正しく「完成された強さ」を持つデッキと言える。
・MOMaにだって…弱点ぐらい…ある…
本当かよ? って思うかもしれないが、割と真面目に付け入る隙はあるのだ。
強みの項で語った通り、打消しという妨害&守備手段は強い。
が、先手1T目の《ラクドスの穴開け魔道士》や《破壊的な流動》、
あるいは《魂の洞窟》や《龍爪のスーラク》のような打ち消せないカードには
手も足も出ないという欠点がある。
青命令のバウンスなどで対処すればよいのでは、と思うかもしれないが、
アド的に損(青命令でもアドは取れない)、タイミングの難、イニシアチブの譲渡の他、
打ち消せないカードに対しては手札に戻した所で再び唱えられるとどうしようもなく、
本当にただの時間稼ぎにしかならない。
また、打消しを構えてターンエンドした所に、
「エンド時に~」とInsや瞬速持ちのスペルを唱えられると、
エンド時のそのスペルを消すか、返しの敵ターンの
クリーチャーorソーサリーorPW呪文を消すか、という2択を迫られてしまう。
タルキール後は厄介な3色魔除けカードも増えており、
この方法での打消しの構えの こじ開け がかなり厳しくなっている。
そして、MOMaはトリしばにおける最強 トップメタであるからして、
サイド後は当たり前のように、下手をするとメインからこうした対策を取られる。
頂点に立つデッキタイプが故の苦戦、というものを体感できることだろう。
・MOMaサンプルレシピ
「対策に対する対策」といった趣旨の記事も書いてみたかったのだが、
メタゲームへの影響も考えて、それはMOMa使い各自で、
或いはMOMaキラーの皆様方において自修していただきたく。
本コラムはサンプルレシピを2つ載せることで閉じようと思う。
旧トリしばにおいてメジャーだったアゾリウスMOMaを、
ほとんどそのまま新トリしばに持ってきたような構成。
勿論、新トリしばにおいてはもっとチューンのしようもあるのだが、
今回はサンプルということで解り易さを重視。
(KTK以降のカードは《時間への侵入》とバトルランドのみ。)
白青型は何と言ってもシコケツ 《至高の評決》と
《スフィンクスの啓示》が採れるというのが最大の強みである。
しかし研究の進んだ現在、新トリしばにおいてこのような構成は
打消し対策などを徹底されると結構厳しいかもしれない。
ウィザード信心型。岸砕きやウーナといったミドルパンチャーが特徴。
適度に前のめりな構成を取っており、相手のこじ開け戦略にも先手を取れるのが強み。
パーミッションを相手にしても《魂の洞窟》をメインから3枚とっているので、
引き次第だが一方的なゲームに持ち込むことも可能。
OGWにて登場した《海門の残骸》は精神力と好相性であり、
これを活かすためのマナ基盤を違和感なく敷けている(はずw)。
このほかにもMOMaは様々な構成を取ることができ、
白以外へのタッチも自由自在、3色や4色のMOMaだって大いに考えられる。
トリしばの俺TUEEEを存分に楽しんで戴きたい^^
次回は未定。
一通りやった感あるしなぁ・・・書くとしても他の記事挟んでからになりまする。
・MOMaはトリしばにて最強、覚えておけ!
・MOMaにだって…弱点ぐらい…ある…
・MOMaサンプルレシピ
以上3点でお届けしてしまうのだ。
・MOMaはトリしばにて最強、覚えておけ!
意訳:MOMaの強み解説的なもの。
トリしばにおけるMOMaの動きは、おおよそ以下のようになる。
【1~3ターン目】打消しで敵の攻勢を捌きつつ、
《羽毛覆い》などを展開して信心を稼ぎながら場を固める
↓
【4ターン目以降】ドロー呪文で手札を補充するか、精神力を着地させる
順序はどちらでもよく、敵の手札を読みつつの判断で選択する
【精神力着地後】ニクソスから大量のマナを出し、青頂点等で大量のドローを行い、
引いてきたカードを使ってさらにニクソスから超大量のマナを出し、
そのマナを青頂点に充てて対戦相手に40枚以上をドローさせてLO勝利
つまりカウンターによって精神力の即死コンボを支える、というのが屋台骨である。
この基本構造の何が強いかといわれると、なんかもう色々と強すぎるのだ。
たとえば《謎めいた命令》。4マナにしてアドとテンポが取れる。
恐るべき汎用性であり、トリしばの青いデッキでは当然の4積み。
ビートダウンを相手に特に効果を発揮し、相手の3T目の呪文をカウンターしつつ
既に場に出ていた生物をバウンス、とすることで攻勢を大きく削げるのが解り易く強い。
相手の生物がどれだけデカかろうと、どんな除去耐性を持っていようと、
打ち消してしまえば関係はないわけで。
しかも《吸収》のように、トリしばの打消しは大体プラスアルファが付いてくる。
それを最低数値の3マナから行ってくるというのだからたまらない。
キーカード(というよりフィニッシュのコンボパーツ)3種を見ても、
《精神力》・・・敵の生物をタップして安全確保、或いは土地タップで呪文封殺。
《ニクスの祭殿、ニクソス》・・・これのおかげで重いカードの採用も簡単。
《青の太陽の頂点》・・・ニクソス無しでも3T目の3ドローってだけで普通に強い。
いずれもコンボ抜きでも悪くない性能をしており、
青頂点に至ってはコンボを揃えることを容易としてしまっている。
そうしてパーツが揃ったら、お互いがうまく噛み合うことで尋常でない破壊力を産む。
正しく「完成された強さ」を持つデッキと言える。
・MOMaにだって…弱点ぐらい…ある…
本当かよ? って思うかもしれないが、割と真面目に付け入る隙はあるのだ。
強みの項で語った通り、打消しという妨害&守備手段は強い。
が、先手1T目の《ラクドスの穴開け魔道士》や《破壊的な流動》、
あるいは《魂の洞窟》や《龍爪のスーラク》のような打ち消せないカードには
手も足も出ないという欠点がある。
青命令のバウンスなどで対処すればよいのでは、と思うかもしれないが、
アド的に損(青命令でもアドは取れない)、タイミングの難、イニシアチブの譲渡の他、
打ち消せないカードに対しては手札に戻した所で再び唱えられるとどうしようもなく、
本当にただの時間稼ぎにしかならない。
また、打消しを構えてターンエンドした所に、
「エンド時に~」とInsや瞬速持ちのスペルを唱えられると、
エンド時のそのスペルを消すか、返しの敵ターンの
クリーチャーorソーサリーorPW呪文を消すか、という2択を迫られてしまう。
タルキール後は厄介な3色魔除けカードも増えており、
この方法での打消しの構えの こじ開け がかなり厳しくなっている。
そして、MOMaはトリしばにおける
サイド後は当たり前のように、下手をするとメインからこうした対策を取られる。
頂点に立つデッキタイプが故の苦戦、というものを体感できることだろう。
・MOMaサンプルレシピ
「対策に対する対策」といった趣旨の記事も書いてみたかったのだが、
メタゲームへの影響も考えて、それはMOMa使い各自で、
或いはMOMaキラーの皆様方において自修していただきたく。
本コラムはサンプルレシピを2つ載せることで閉じようと思う。
「アゾリウスMOMa」
羽毛覆い 4
ザルファーの魔道士、テフェリー 1
未来予知 2
精神力 4
精神の檻、迷心 1
静寂宣告 3
吸収 4
至高の評決 3
謎めいた命令 4
スフィンクスの啓示 4
青の太陽の頂点 2
時間への侵入 1
島 6
平地 3
ニクスの祭殿、ニクソス 3
秘境の門 4
不毛の大地 4
溢れかえる岸辺 4
大草原の川 3
旧トリしばにおいてメジャーだったアゾリウスMOMaを、
ほとんどそのまま新トリしばに持ってきたような構成。
勿論、新トリしばにおいてはもっとチューンのしようもあるのだが、
今回はサンプルということで解り易さを重視。
(KTK以降のカードは《時間への侵入》とバトルランドのみ。)
白青型は何と言っても
《スフィンクスの啓示》が採れるというのが最大の強みである。
しかし研究の進んだ現在、新トリしばにおいてこのような構成は
打消し対策などを徹底されると結構厳しいかもしれない。
「青単ウィザードMOMa」
守護ウィザード 4
悲しげなセルキー 3
岸砕きの精霊 4
羽毛覆い 3
エスパーの滞留者 2
巻物の君、あざみ 1
妖精の女王、ウーナ 2
未来予知 1
精神力 4
謎めいた命令 4
青の太陽の頂点 4
島 15
ニクスの祭殿、ニクソス 4
海門の残骸 2
リシャーダの港 2
反射池 1
魂の洞窟 3
ウィザード信心型。岸砕きやウーナといったミドルパンチャーが特徴。
適度に前のめりな構成を取っており、相手のこじ開け戦略にも先手を取れるのが強み。
パーミッションを相手にしても《魂の洞窟》をメインから3枚とっているので、
引き次第だが一方的なゲームに持ち込むことも可能。
OGWにて登場した《海門の残骸》は精神力と好相性であり、
これを活かすためのマナ基盤を違和感なく敷けている(はずw)。
このほかにもMOMaは様々な構成を取ることができ、
白以外へのタッチも自由自在、3色や4色のMOMaだって大いに考えられる。
トリしばの俺TUEEEを存分に楽しんで戴きたい^^
次回は未定。
一通りやった感あるしなぁ・・・書くとしても他の記事挟んでからになりまする。
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