《不憫なグリフ》について思いを馳せてみたら《呪文捕らえ》のシングル価格を数百円下げられる  気がしただけだった。
《不憫なグリフ》について思いを馳せてみたら《呪文捕らえ》のシングル価格を数百円下げられる  気がしただけだった。
《不憫なグリフ》について思いを馳せてみたら《呪文捕らえ》のシングル価格を数百円下げられる  気がしただけだった。
現在では主にリミテで活躍中の、
ナイスコモン生物である《不憫なグリフ》。
通称フグリ ヒポグリフ。



このヒポグリフの特徴は主に3点。

①現出コストは最軽量の(5)(U)

②3/4 飛行 唱えた時に1ドロー

③7マナ無色のエルドラージ




スタンダードでこのヒポフグリを採用した
デッキ構築を考えてみる。


現出で6マナということは、3ターンまでに
2~3マナのクリーチャー(生贄要員)を展開しておけば、
4ターン目には唱えられる、ということである。

現出7マナの2大巨頭である《老いたる深海鬼》と《膨らんだ意識曲げ》、
この2匹と違って現出コストが1マナ軽いため、テンポに余裕ができる。
たとえば4T目にこの2巨頭を唱える流れの必要牌は
「土地4枚、3マナ生物1枚、現出(7)1枚」の6枚。
あるいは「土地4枚、2マナのマナクリ1枚、現出(7)1枚」の6枚。
いずれにしても6枚要る。
その上、土地はダブルシンボルを捻出しつつ、4T目にはアンタップインの必要がある。
(《崩壊する痕跡》は除くよw)

これに対しヒポグリフの場合は
「土地4、2~3マナの生物1、グリフ1」の6枚か、
「土地3、3マナの生物1、グリフ1」の5枚、ないし
「土地3、2マナのマナクリ、グリフ1」の5枚、とウケが広い。

シングルシンボルであることもテンポを考える上で無視できない美点である。



では肝心の中身、つまりは性能を見てみる。
3/4飛行、キャントリップ付き。昨今のクリーチャー性能のインフレに見慣れていると
4T目にこれでは物足りなく感じる人もいるかもしれないが・・・普通に強いだろう。
現出持ち特有のアド損は回避できているし、無色タフ4なら《究極の価格》や
《癇しゃく》あたりは当たらない。3/3や2/3飛行も多い環境だし、壁としても悪くない。

・・・とはいえ現出7マナ組と比べると、さすがにパフォーマンスが物足りない。
ゲームのクローザーというよりは、で語った通り
スムーズに展開できる点を考慮した、中継ぎとして考えたい選手である。



さてカードテキストから右上に視点をずらしてみよう。
このカードのコストは(7)、と書いてある。
これを見て真っ先に思いつくのは、やはり《ウギンの聖域》の誘発条件との合致だ。
自身のキャスト誘発と合わせて、手札の充実が、ひいては後続の発進準備が図れる。
ここから改めてタコなりフクラゲなりを持ってきてもいいし、
土地が戦場の3枚しか見えてないなら《作り変えるもの》で守りを固めてもいい。
現出コストがシングルシンボルであるため、《ウギンの聖域》が
マナベースとして邪魔になりづらいのも、かみ合っていてよろしい。

少し話は変わって。
現スタン環境において、「4ターン目にクリーチャー呪文を唱える」という行動は、
先手後手に限らず《呪文捕らえ》の的になる動きだ。
しかしながらヒポグリフはスタック上におけるコストは現出非現出に関わらず7マナ。
呪文捕らえの「4マナ以下の呪文」という対象範囲の外になる。
さらに、「2T目に2マナクリーチャーを設置、4T目にヒポフグリキャスト」
という流れの場合、呪文捕らえの介入する余地は先手後手ともに存在しないことになる。
3/4飛行というスペックも、2/3飛行に対してバッチリだ。

これは結構、環境的に、行けるような気が・・・してきた・・・!?









(死)反射魔道士「チ○コもげろ~^^」
おいなりさん「FOOOOHHHHHHHHHHHHH!!!!!」



(´・ω・)

コメント

MiracleSinger
2016年8月1日23:16

ヒポフグリで草不可避

自分は”現出”が大好きなんで《不憫なグリフ》も考えましたが、盤面に与える影響の少なさや、実質「テンポを食ってハンドに変えてる」のが環境柄キツく、あえなく不採用に…

もちろん、《邪悪の使者》を併用すればこれらの欠点は解消できますが…
1マナ伸ばせば、より攻撃的で、テンポ面・汎用性・アドバンテージ力に優れる《忌まわしい群れの存在》や《老いたる深海鬼》がありますからね…


と、考察してみた次第です。
長文失礼しました。

migiT
2016年8月2日0:40

お互い、自分の日記の記事に比べれば長文でもないっすねw
現出7マナの子たちは、記事中にも書いた通り、マナカーブどおりに4ターン目に
現出で綺麗に召還する、というにはちっとマナベースや3マナ生物等の
必要牌が多すぎて、タップインランドの採用数やそもそもの土地枚数によっては
登場が5ターン目6ターン目になっちゃうことが多いんですわ。

Msingerさんが記事で公開してたようなオッコトヌシ様で捲くるタイプなら
多少テンポがダボつこうともワンパンでゲームを覆せるので、
現出生物の早期召還にこだわる必要性は薄いとは思いますけども、
青入りの現出で安定感を取るのならヒポグリフを経由する戦略もいいのかな~と。

あとヒポグリフ経由型にはほかに《異界の進化》を用いたギミックも
仕込みやすいかな、と考えています。
次の記事でちょっと書いてみましょうかね。

kirio
2016年8月2日9:20

ヒポフグリのせいで、テンポがチンポに見えて困った。

現出は相手のクリーチャーを使ってヤるんだよォー!メーン!

migiT
2016年8月2日12:48

> ドクターキリオさん
《反逆の行動》との併せ技ですね。
フグリの現出コストの軽さはその辺りのコンボにも噛み合うので、
ぜひともフグリを採用してチ○ポよく動いてみてください^^

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