トリしば新ルール案について思いを馳せてみた。
どこぞの日記のコメントで提案されていたルール案。



「ゲーム開始時に基本土地2枚を戦場に出した状態で、ゲームを開始してはどうか?」



この案を見た当初は

ゲーム外部に用意しとくなんて面倒じゃね? とか、

「基本土地トークン」とかなら用意の必要ないけど、
それだとトークンならではの弱点を突かれそう(悪用) とか、

トークンじゃなくてカードとして扱うと、トップや手札に戻された時に
他の通常のカードと混ざっちゃわない? とか、


migiT オブ 天邪鬼だからして、ネガティブなことばっかり考えていたんだけども。





よくよく考えたら、「自分のメインボードから任意で基本土地2枚を出してよい」
とすれば何の問題もなかったは・・・w


そしてマリガン・土地詰まりの事故が減るのは、とにもかくにも喜ばしい事である。




それ以外にも、このルールを適用したら色々な意味で環境が変わりそう?

ということでちょっと考察。



①デッキ内の土地比率が下がり、非土地カードの比率が上がる

・今までは60枚デッキ中、30枚前後が土地だった所が、20~25程度で組める。
・《悟った達人、ナーセット》や《血の暴君、シディシ》などが使いやすくなる。
・秘匿ランドも今まで以上に強力になる、と思いきやテンポ面で使いにくさも出るか。


②土地事故死が起きにくくなり、ランデス戦略も変わる

・ランデス戦略自体は残るだろうが、既存のルールとは路線変更の必要が出てくる。
・《露天鉱床》が禁止されたことで、ベーシックに触れる手段は確実に減った。
 そこへさらに最低2枚の基本土地が確保されてしまうと、
 《女王への懇願》等から《不毛の大地》を探してきたり、
 《リースの魔除け》等を用いる特殊地形へのランデスは弱体化する。
・一方で《死の雲》や《領土を滅ぼすもの》での複数枚の土地を攻めるカードや、
 《グリクシスの魔除け》などで土地のバウンスを行うテンポレース戦略は
 今後も存続し得るはず。


③1T目から動けるため、今まで強かったor弱かったカードも見直しが必要に。

・《絡み森の大長》が極限進化する。
・単純に重たいカード全てが、アクセスが容易になったことで使いやすくなる。
・枯渇ランドによる加速は2T目以降となり、弱体化する。
・緑単の《カルニの庭》+《召喚の調べ》→《ドライアドの東屋》サーチで
 大きく先行するムーブも弱体化。
・トリしば3大糞カードの一角、《結核》もその優位性を失い、弱体化。
・《風立ての高地》→《幽体の行列》→秘匿達成というブンブンゲーも弱体化。
・MOMaやネクロアサルトのような特定のキーカードを
 露天や不毛を用いて引き待ちすることもできなくなり、該当デッキが弱体化する。
・初手にマナソース2枚分の余裕ができたことから、選択権のないハンデスを行う
 《セドラクシスの死霊》や《ラクドスの穴開け魔道士》 も弱体化する?

※穴開け魔は選択権あったは・・・。


④他のフォーマットとの異種格闘技戦が可能に。

・やろうと思えば既存のルール下でもできたけど、かなり不利だった。
 3Tまでマグロはスタン相手ですら刺身になる運命。
 2T先行を許してもらってすらも、手札を消耗することからやや不利だった。
・1T目から《誘導路》を打てば、さながら《Ancestral Recall》
 《守護ウィザード》なら相手だけ《抵抗の宝球》
 《ネクロポーテンス》なら・・・宇宙やwww





なんか書いてる内にどんどん、この新ルール気に入ってきたゾ☆




もう数日しかないけど、次回のばっぱらまでにこの新ルール仮採用のデッキを
2個ほど組んで持ち込むことにしたmigiT君なのであった・・・。

最近かよわいスタン勢を記事タイで釣りまくることに罪悪感を感じ始めたので、
今回はちょこっとだけスタンのジェスカイにも触れたる。




スタンでジェスカイを組むにおいて。

今回KTKで出たカードの中で注目すべきは

1.ジェスカイの魔除け
2.カマキリの乗り手
3.ジェスカイの隆盛

この3枚。



1は、本体火力にトップ戻しに+1/+1絆魂と、スライに積め!と言わんばかり。
これを使うなら赤中心の構築でタッチ青白の前のめりビートになるわけだが、
その場合のマナ基盤は赤の対抗色2つである都合上、有効色フェッチが積めない。

そうなると使えるランドはダメラン2種。痛い。
痛いが・・・このチャームの3番目のモードが、それをカバーしてくれる。偉い。


2は、チャンフェニ。
信心が減って、墓地から戻ってこない。
代わりにパワーが増えて、警戒=《かき立てる炎》の召集をこなしてくれるように。
これもスライバーン向き。熟練先導者弱いからこっち使おうぜ。


3は、無限コンボ用エンチャント。
なんか出して撤回のらせんで戻してもっ回出してふわーっ!
限りなく行為に近いプレイ・・・僕の勝ちです。



3はどう考えても弱いので無視。
使われるのは1と2。

デッキレシピはこんな感じ。


赤スライパッケージ 52
カマキリ 4
ジェスカイの魔除け 4


ね、簡単でしょ?













スタンはもういいや、どうせ↑のデッキで勝率70は余裕で行くからさ・・・。

トリしばの話しよ?



ボール・ライトニング 4
カマキリの乗り手 4
アッシェンムーアの抉り出し 4
焦熱の火猫 4
フォモーリのルーハン 1
雷叫び 3

炎の投げ槍 4
ジェスカイの魔除け 4
激発 4
突撃の地鳴り 2

土地26


そっちがサイで包囲してくるんなら、こっちも対策取るまでだぜ!!!!

ていう。














あ、塔で包囲すんのはマジ勘弁してね^^;


鳥羽(伏見)


先頭に立つもの、アナフェンザ 2
包囲の搭、ドラン 1
包囲サイ 4
萎れ葉のしもべ 4
セレズニアの声、トロスターニ 1
幽霊議員オブゼダート 1

幽体の行列 4
アブザンの魔除け 4
マルドゥの魔除け 4
アブザンの隆盛 3
ワームの到来 4

土地28




かいデッキは
ちころすしかねぇ
ザン こくに、なぁ!?

というコンセプト(ぇー



第1回大会でかわさきさんが使っていたドラン+青を、
新パーツとトークン生成カード(+風立ての高地)とで前のめりに、
かつ一応MOMaにもマルドゥの魔除け+ワームの到来でEoTに攻められるように改造。


構成パーツのほぼ全てが多色カードのため、玉ちゃんさんの使っていた
《古代の聖塔》+《反射池》などもマナ基盤として合致する。





本当は純正アブザンで構築したかったんだけど、さすがにWBGだと
対MOMaとの相性がどうしようもないので、仕方なくタッチ赤。




スゥルタイ、アブザンと来て、次はどれにすっかな~。


とばかの(けいおん感)



安息無き亡霊 3
夜帳の死霊 4
ガルザの暗殺者 1
ェシディシ 4
ファイレクシアの抹消者 4
復讐の亜神 4
復讐に燃えたファラオ 1

スゥルタイの隆盛 4
損ない 4
蟲の収穫 1
奈落の総ざらい 2

土地28



シディシは別にトークン産まなくてええねん・・・。
掘ればええねん・・・ミスターならぬミスドリラー。




バックスペース2回押しのブラウザバック機能考えた奴をはげしく殺がしたい。




さすがに書き直す余力がもう残ってないので、
一番お気に入りのレシピであるグリクシスPOXだけ書いて不貞寝するわ。



「グリクシスPOX」

ゲラルフの伝書使:4
ガルザの暗殺者:3
ラクドスの穴開け魔道士:4
セドラクシスの死霊:4
火炎地のオーガ:4
ファイレクシアの抹消者:4
損ない:3
悪疫:4

不毛:2
露天:4
フェッチ8
湿った墓:2
血の墓所:2
石塚:1
タール抗:1
沼:4
アーボーグ:2
泥炭:4


緑や白のしもべ入りビートがめっちゃ辛いけど、
トップメタの赤系やMOMaには強いよっていうデッキ。

これでばっぱら出てたらまた結果が違ったかもね。


zzz


-----登場人物紹介-----

東T
クリーチャー-人間・傭兵
不甲斐無きmigiTを風神拳→貫乱烈洸→忌怨拳で修正する謎の男。


南T
クリーチャー-ゾンビ・アドバイザー
不甲斐無きmigiTにぃぃぃイイイィィヤバダバドゥー!!


西T
クリーチャー-キスキン・卑劣なる者
不甲斐無きmigiTに無想流舞からの寸勁を決めようとしたら暗転クリンチで粘られた挙句に突き放そうとした反動でスリップダウンを取られてしまった不甲斐無い坊や。


北T
クリーチャー-エルドラージ
滅殺系女子。


・migiT
クリーチャー-植物
名前とは裏腹に右手力は無い。





東T 「トリしば大会は無事に終わったようだな。」

西T 「みたいですね・・・(チラっ)」






南T 「・・・・・なんだよ、何見てんだよ?」


西T 「い、いえ。生きてらしたんだなーと思って・・。」


南T 「あぁ余裕だったぜ。・・・いや、正確には生きてはないんだが・・・。」


北T 「玉無し生ゴミのことなんか、どうでもいいだろーがぁ。」


南T (!?)


東T 「それもそうだな。」


南T 「おいィ!?」


西T 「では大会の反省会を始めましょうか!」


南T 「なんで俺がピエロみてーな立ち位置に!?」








migiT 「よえぇーーからだろ(^^」



南T 「優勝逃したお前が言うな・・・。」








-大会結果-

東T 「6人参加中、2勝1敗で3位という結果だったようだな。」

migiT 「・・・うす。」



北T 「あれだけ研究と対戦経験積んでおいてwww優勝逃すとかwww」


migiT 「煽りには屈さぬぅぅぅぅ!」




西T 「まぁ・・結果としては上々なんじゃないですか? 敗北した相手は優勝者さんですし。」

南T 「ストレート負けだけどなw」


migiT 「屈さぬぅぅぅぅ(;ω;」


東T 「その位にしておけ。では使用したデッキのレシピを公開するぞ。」

「ナヤt青」

結び蔦の神秘家:4
迎え火のしもべ:4
領土を滅ぼすもの:2
戦導者オレリア:1
別館の大長:4

幽体の行列:4
リースの魔除け:4
ナヤの魔除け:4
ワームの到来:4

風立ての高地:4
吹きさらしの荒野:4
乾燥台地:4
湿地の干潟:2
平地:1
寺院の庭:3
聖なる鋳造所:2
樹木茂る砦:2
岩だらけの大草原:1
露天鉱床:4
不毛の大地:2


サイドボード
至高の評決:4
神聖なる泉:2
次元の浄化:3
セレズニアの声、トロスターニ:2
天使への願い:2
領土を滅ぼすもの:2



北T 「メインボードはナヤ、サイドで青をタッチって感じなのか。」

西T (君はコンペで既に見て知ってるだろ・・。)

東T 「動きとしては、土地破壊 を主軸に据えたデッキということになる。」


南T 「このデッキはなぁ・・・2転3転と構成変えしたんだよなぁ。」


西T 「そうだったんですか? じゃあコンペにかける以前は形が違ったんですか。」


東T 「大まかに分けても、4段階の変形を踏んでいるな。」


北T 「どうせチマチマしたカードの入れ替えでもやってたんだろ?」


migiT 「最初期はこんな感じですね。」
「白単秘匿ビート」

炉火のホブゴブリン:4
ボロスの反攻者:4
安息無き亡霊:4
萎れ葉のしもべ:4
迎え火のしもべ:4
死を運ぶ者のしもべ:3

幽体の行列:4
損ない:4

風立ての高地:4
露天鉱床:4
ニクスの祭殿、ニクソス:2
フェッチ:11
平地:8


北T 「・・・・・・白単じゃねーか。」

ビシッ


migiT 「へぶっ!?       だが効かない。」


西T (意外と打たれ強い!?)


東T 「単色ではあるが、ナヤに発展する以前の原型はある。行列+秘匿ギミックがそれだ。」

南T 「ばっぱら会常連の一人、ミスターいそぴぃの白単を想定して組んだやつだよな。」

migiT 「Yes. 因みに魔改造してイオナとか《天使への願い》も試してましたね。」

北T 「イオナか。出せりゃ強いが、ビートダウンに加われない無駄牌になるだろ?」

西T 「ニクソスか秘匿で出せればいいですが、確かに魔改造の域ですね。」



南T 「この次が確か、こんなボロスだったよな。」

「灼熱洞ボロス」
炉火のホブゴブリン:4
ボロスの反攻者:4
歓喜の天使:3
萎れ葉のしもべ:4
迎え火のしもべ:4

幽体の行列:4
ラースの灼熱洞:3
炎の投げ槍:2
激発:4

土地28


南T 「記憶が曖昧なんで、細部省略ですまんが。」

東T 「ビートダウンに、灼熱洞と反攻者の4倍ダメージギミックを採用しているな。」

migiT 「行列や炉火ゴブリンのクロックも倍化するので、強いかなーと・・・。」

西T 「電波をキャッチしちゃいましたかw」

北T 「めっちゃ弱そう(ホジホジ)」

東T 「然り。灼熱洞とビートダウンが噛み合ってこそ強いが、現実的ではない。
 灼熱洞単体では仕事をせず、それどころか相手に逆転の好機を与えかねん。」





北T 「で、3段階目は?」

migiT 「こっちらでーっす。」

「ナヤトークン」

幽体の行列:4
リースの魔除け:4
萎れ葉のしもべ:4
歓喜の天使:4
ワームの到来:2
戦争の貴神:4

ナヤの魔除け:4
損ない:3
火炙り:1

土地30


北T 「横に並べて全体強化かよ。頭悪そうだな・・・。
 ってか、《リースの魔除け》は生物枠なのか?」

migiT 「トークンが3体出せますので、行列と併せて《風立ての高地》の
 秘匿条件を達成できるカードですからね。」

南T 「だが行列のトークンと違い、色は緑だな。
 だから《迎え火のしもべ》でなく、《戦争の貴神》ってわけだ。」

東T 「《歓喜の天使》もほぼ色を問わずに強化が可能だ。
 加えて、これはトリしば環境においてかなり有効なカードでもある。」

南T 「対黒と、フェッチランドだな。」

西T 「あぁ、なるほど・・・そこから土地破壊型に移行したわけですか・・・。」

北T 「? 説明よろ。」







東T 「ここで本戦使用時のレシピに戻る。この構成における『土地破壊カード』とは、
 ・リースの魔除け
 ・ナヤの魔除け(他の土地破壊カードを、3番目のモードで墓地から手札に戻す)
 ・領土を滅ぼすもの
 ・露天鉱床
 ・不毛の大地

 以上の5種類だ。

 では、この5種の中でもっとも強力なカードはどれか?
 加えて、なぜ《歓喜の天使》が採用されなかったのか?

 西T、答えてみろ。」


西T 「いやそんな、僕に振られましても・・・。」

南T 「とりあえず直感でいいから、言ってみろよ。」


西T 「んー。では・・。

 もっとも強力なのは、0マナでフェッチ以外何でも壊せる《露天鉱床》です。
 《歓喜の天使》が入らないのは、自分が3色構成でフェッチランドを使うから?」





東T 「うむ。不正解だ。


西T 「なぜにそんな大文字でぇ!!?」



migiT 「大文字大好っきゃねん。」

北T 「馬鹿っぽいだけだぞ・・。」




東T 「5種のうち最強のカードは、《リースの魔除け》だ。

 単純に3つのモード選択による汎用性の高さに加え、《露天鉱床》と違い
 基本土地こそ割れないものの、テンポを失う(増やさぬ)ことなく撃てる。
 もっとわかりやすく言うならば、相手よりもテンポで優位に立てるのだ。
 その点が、他の土地破壊カードとの明確な差ということになる。」


南T 「同じ3マナなら他にも《戦争門》とか《グリクシスの魔除け》とかもあるが、
それらと比べてもインスタントであることや、きっちり破壊する点で勝ってるぜ。」

migiT 「特に青相手の後攻時、相手の4T目アップキープに撃って
 打消しの2択を図ったりするのが有効だよもん。」


西T 「なるほど・・・。
 じゃあ《歓喜の天使》の採用見送りについてはどうなんです?」


東T 「半分正解だ。もう半分は、単純に『割っているわけではない』ことだな。」

migiT 「《エイヴンの思考検閲者》なんかと違って、《歓喜の天使》じゃあ
 フェッチランドであっても、着地前に普通に起動されちゃうからね。」




















migiT 「ってか、ちょっと長文すぎんだろ。
 以下編集中ってことで一回切っていい?」

南T 「編集で追加したら長くなりすぎるし、別の記事にしてもいんじゃね?」

西T 「その方がいいですね。くぅ~疲れましたw」

東T 「次回も俺と地獄(のレポ)に付き合ってもらう。」

北T (ってか、全然レポートになってねーし・・・。)



-----登場人物紹介-----

東T
一番偉そうな人。無口。メガネマッチョ。


南T
二番目に偉そうな人。軽薄。短髪細身のスーツ。


西T
ルーキー。お喋りだが気弱。七三分けだが軟派。


北T
前科十三犯、推定余罪六千超のアウトアウトアンドアウトローなファッキンガール。
18歳、女子高生。口癖は「ユーバスターッ!」。必殺技は「指弾」。
好きな俳優は金正恩(豚が指導者とかあり得ないしフィクションだろと思っている)。




西T 「いや、もう登場人物紹介とかそんなんどうでもいいんで!

 もう明日だってのに、どうするんですか!?」


東T 「・・・うむ・・・。」


南T 「あぁぁーー・・・・そうだなー・・・。」














西T 「いい加減、トリしば大会で
 使用するデッキ、決めなきゃダメでしょ!!?」





南T 「うっせーなぁ。お前に言われなくってもわかってるっての。」

東T 「各デッキを篩にかける度、改良案や新ギミックが発見されたからな・・。」


西T 「だからって、大会一日前に新しいデッキ組んだりとか・・・馬鹿でしょ・・・!」







北T 「おい坊主」



西T 「・・・何です北Tさん(誰が坊主だ)。」




北T 「なんでアタシの名前ん所に消し線入ってんの? 何なのこれ? 舐めてんの?」


南T 「名前の書き分けのためじゃん? Diarynoteのタグって少ないからさぁw」
グシャッ


北T 「何笑ってんだてめぇ、今ちぎり取ったてめぇの睾○食わせてやろうか」



南T 「へっ?          お、俺の股間・・・から・・・血・・が・・



東T 「隙を見せすぎだ。ここは戦場だぞ。」


西T (恐ろしく速いハンドカッター・・・僕じゃなきゃ見逃しちゃうな。)










北T 「まぁいいや。そんで、結局どうすんのさ? もう時間ないよ?」


東T 「コンペの開始時に出揃っていた3つのデッキが、今は4つ、か。」


西T 「多色が2つ、MOMaが1つ、そして結局あれから持ち直した緑単、と・・。」


北T 「全除去にわからされたんじゃなかったっけぇ?(ニヤニヤ)」


西T 「うっさいなぁ~、そこをケアしたからこその復権なんだっての!」


東T 「より正確には、件の弱点克服のために色をタッチしているのだがな。」





北T 「まぁつまり、緑単ではないってことだな。」


西T 「そうです。そしてそのタッチした色についてですが、」



東T「非公開に決まっている。」



西T 「・・・ですよねー」

北T 「(ムスッ) んだよ、ケチ。」




東T 「しかしながら、事情が事情だ。もう本当に時間がない。

 コンペに決着を付けるべく、レシピのみ伏せて、デッキ名だけは公開する。

 その上で我々3人で議論し、決を採る。」


北T 「意義なーし。」

西T 「僕も異論ありません。」




東T 「よろしい。ではまず、



その時 イデが発動した


























































それでは明日、1/18放映の「ばっぱら会・発動篇」をお楽しみに^^


-----登場人物紹介-----

東T(higashiT)
トリしば本戦用デッキコンペのリーダー。元外人落下傘連隊所属。
冷静な判断力と各期亜仁目の覇権の流れを見抜く洞察力を兼ね備える。
座右の銘は「虚空粘ケアを忘れるもの、フェッチを切る資格無し」。


南T(minamiT)
トリしばデッキコンペに召集された識者の一人。対吸血生物組織エレクシア所属。
非常に博識であり、トリしばの環境をよく知る人物。
趣味はゲーム。「GTRって聞いてレースゲームを思い浮かべる奴は雑魚」が口癖。


西T(nishiT)
トリしばデッキコンペに召集された識者の一人。大亜細亜連合吐蕃所属の魔法師。
トリしばではシンプルな単色デッキを好む。というか、混色に対する造詣に欠ける。
最近、ロシアンルーレットの際に「瞬きで銃弾を止める」テクニックを身に着けた。


北T(kitaT)
トリしばデッキコンペ参加予定の識者の一人。姫山高校心霊探偵部部長。
大八州国屈指の霊能探偵であり、魑魅魍魎の討伐数は5000を超える。
トリしばにおいては最強のデッキ、MOMaを使用する。


※北T女史は黒首島にお出かけ中のため、本会議には参加しません。





東T 「・・・北Tが欠席、か・・・。」

南T 「女子がいねーんじゃ、やる気起きねーなぁ。」

西T 「いやいや何言ってんですか。あの人は女子っていうかただのヤンキーでしょ!」

南T 「たとえヤンキーだろうと、ヤローだけの会議よりマシだろ?」



東T 「うだうだ言ってないで始めるぞ。トリしば本戦まで、もう時間がないんだ。」

西T 「そうでした。もう4日後には、トリしば大会本戦なんですよね!」

南T 「っつーか、そんな時期になって未だ使用デッキ決めてないってどうなんよ」

東T 「いつものmigiTとは違い、参加するデッキを選びかねている様子らしい。」

西T 「無駄にいくつもデッキを作ったりするから・・・。」

南T 「いや・・・俺はいいと思うけどねぇ? 環境を知る上で、テスト対戦は重要だし。
 ブン回り重視のデッキが、一人回しでは一見強そうに見えたとしても、
 実際に対戦してみたらまるでゲームにならず連敗した~なんてのはよくある話さ。」



東T 「緑単のことだな?」

西T 「はい?」

南T 「そう。migiTの奴は初め、ブン回り重視の緑単ストンピィを気に入ってた。
 クレイドルやニクソスのビッグマナに加えて、苔汁でのコスト踏み倒し。
 それらからビヒモスを出してゲームエンド。」

西T 「あぁ~いっすねぇ~。シンプルイズベスト、ってやつっすねぇ~。」

東T 「だがコンペには登録されていないな。」

西T 「えっ?」

南T 「当然だわな。」

西T 「えっ?」





西T 「何で緑単がコンペから除外されたのです? 爆発力凄いでしょう?」

東T 「・・・そうだな。」

西T 「速度もいいし、安定性だってそれなりです。」

東T 「・・・その通りだ。」

西T 「じゃあ何故!? 何故緑単をコンペから外すんです??」







南T 「全体除去。」

西T 「なんです・・・?」

南T 「だから、全除去だよ。トリしばにおける。リセットカード。

 いくら単色馬鹿でも知ってるだろ? トリしばの基本である全体除去ぐらいは。」



西T 「馬鹿にせんでください。《至高の評決》ぐらい知ってますよ。」

東T 「・・・。」

西T 「けど緑単にだって、リセット耐性ぐらいありますよ。

 《原初の狩人、ガラク》や《食百足》、速攻持ちだって取れますし・・・。」

南T 「リセットを凌いで、そこから勝ちきれるか? という問いになら、いい答えだな。」

東T 「机上の空論だがな。」

西T 「どこが机上なんです? どちらも緑単なら問題なく採用できるでしょう??」





東T 「論より証だ。実際にやってみるといい。俺が白青で相手になろう。」

西T 「望むところです!!」











~30分後~







西T 「・・・勝てない・・・。」

東T 「これが現実だ。トリしばでは、クロックの開始は遅い。
 緑単であっても先手の4キルは稀で、相手に4ターン目の行動を許してしまう。
 3ターン目に小さな妨害行動を行い、4or5ターン目に『評決』を行う。」

西T 「でも・・・緑の加速なら・・・。」



南T 「その加速がダメなんだよ! お前のクレイドルやニクソスは、
 あるいはシートンや四阿は、リセット後にもマナ出してくれんのかァ!?」

西T 「うっ・・・それは、」

東T 「至高の評決は4マナ。それに対し、お前が挙げたカード達は5マナ、だ。
 速攻持ちの《ボガートの突撃隊》はともかく、他では間に合わん。
 そして南Tの言った通り、リセット後にはマナ基盤も崩れる可能性が高い。」

南T 「ボガトツ使うなら赤の方がライフを真っ直ぐ攻められるしな?」

西T 「な、なるほど。悔しいですが、納得しました・・・。」







東T 「さて、脳筋デッキが否定されたところで、だ。」

南T 「ようやくコンペの本番っしょ。」

西T (ドキドキ)



東T 「コンペに残ったのは3つ。内一つは・・・、」

南T 「MOMaだろ? 聞くまでもねぇ。」

西T 「まぁ、そうですよね。」

東T 「肯う。環境最強のデッキとして、当初migiTは仮想敵として組んだようだ。
 そして仮想対戦を重ねる内に、自然とプレイスキル等が蓄積されていった経緯がある。」

南T 「皮肉ってやつだな。」

西T 「いいんじゃないですか? 大会なんです。勝ちに行くのは当然ですよ。」









東T 「そして残りの2つだが・・・。」

南T 「MOMaでもストンピィでもない、となると・・・?」

西T (ワクワク)















東T 「大会前だ。非公開に決まっている。」

南T 「おい」

西T 「そのオチは酷過ぎませんか;」











migiTくんの必殺技、肩透かし!!


ばっぱら会参加予定のみんな!


大会で会おう!!!www




本日のレシピはレモンおろし・・・




レモン・・・? おろし・・・?

















間違えました、正しくはデーモンオロス です。




「次回はPOXを紹介するよ」とか言っておいてなんだけど、POXは結構ガチっぽいので中止でw


「デーモンオロス」
メイン60枚

ガルザの暗殺者/Garza’s Assassin:4
ゲラルフの伝書使/Geralf’s Messenger:2
安息無き亡霊/Restless Apparition:4
ラクドスの穴開け魔道士/Rakdos Augermage:3
ファイレクシアの抹消者/Phyrexian Obliterator:3
巨大なるカーリア/Kaalia of the Vast:4
暴動の長、ラクドス/Rakdos, Lord of Riots:3
穢すものラクドス/Rakdos the Defiler:2
別館の大長/Chancellor of the Annex:3
グリセルブランド/Griselbrand:4

ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx:4
魂の洞窟/Cavern of Souls:1
血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire:4
湿地の干潟/Marsh Flats:4
血の墓所/Blood Crypt:2
神無き祭殿/Godless Shrine:2
沼/Swamp:1
偶像の石塚/Graven Cairns:4
悪臭の荒野/Fetid Heath:4
溶岩爪の辺境/Lavaclaw Reaches:2


サイド0枚(漢)


クリーチャー! 土地! 終わり!







「に、2/2飛行でアタックって・・・攻撃指定はそいつだけって・・・」

「環境を知れ・・・そんなオイシイ話が・・・
  ・・・あると思うのか? トリしばの対戦に・・・」


「なんてひどい野・・・ッ!?」



「デーモンデーモンデーモンラクドスラクドスデーモングリセルデーモングリセルニクソスオオオサデーモンデーモンレモンラクドスデーモンエンジェルデーモン!!!!




(ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ)



「Kaalyyyyyyyyyyyyyyyyyyy!!!」
 (カーリャーーーーーーーーー)



(ズガズガズガズガズガズガ)




「信心黒黒黒黒黒黒黒ドロードロードロードロードロードロードローキャストキャストキャストセットランド信心黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒パンプパンプパンプパンプ!!!!!!」


「ヤッダーバァーッ!?」












って感じのデッキです(長)



カーリア捌かれても暴ラクドス様やニクソス信心からオラオラモード(?)に
移行できるのが強みですかね。

弱点は・・・頭悪いことwww






次回は土地単です(多分嘘)



ばっぱら会のトリしば大会までアトワズカ・・・!


ということで、真面目な構築でなくパンデーなボコンデックをば。


メイン60枚

羽毛覆い/Plumeveil:4
メリーキ・リ・ベリット/Merieke Ri Berit:4
厳然たるスフィンクス/Magister Sphinx:2
大渦の放浪者/Maelstrom Wanderer:2

最後の審判/Doomsday:4
謎めいた命令/Cryptic Command:4
至高の評決/Supreme Verdict:4
女王への懇願/Beseech the Queen:4
ソリンの復讐/Sorin’s Vengeance:2
死の雲/Death Cloud:1

全知/Omniscience:1

殻船着の島/Shelldock Isle:4
他、土地24


サイド0枚


《最後の審判》でライブラリーを5枚まで減らし、
《殻船着の島》の秘匿から、強力なカードを唱えて勝利する。


サーチ用に《女王への懇願》の他、土地に《トレイリア西部》なども入れ、
枯渇ランドなどを用いれば、素早くコンボの達成を目指すこともできる。

しかし土地破壊や打消しなどの妨害に弱いため、基本的には防御に回って
土地を伸ばしてからコンボを狙う動きになるだろうか。










まぁ言うても電波の域を出ないので、このレシピの通りに組んでも
ろくに動けずに負けるでしょう・・・w


とは言え《泥炭の沼地》から最速4ターンキルが狙えるそのポテンシャルは
侮れないのも事実であり。
うまく組めればトップメタのデッキを食らうことも可能かもしれません。



次回のサンプルはpoxデッキの予定。



使われそうなカードを、色順、コストタイプ順に。




・白
Opal Guardian / オパールの守護者 (白)(白)(白)
エンチャント
対戦相手1人がクリーチャー呪文を唱えたとき、オパールの守護者がエンチャントである場合、オパールの守護者は飛行とプロテクション(赤)を持つ3/4のガーゴイル(Gargoyle)・クリーチャーになる。

・休眠エンチャントは、クリーチャー化すると同時にエンチャントではなくなる。
Spectral Procession / 幽体の行列 (2/白)(2/白)(2/白)
ソーサリー
((2/白)は任意の2マナか(白)で支払うことができる。このカードの点数で見たマナ・コストは6である。)
飛行を持つ白の1/1のスピリット(Spirit)・クリーチャー・トークンを3体戦場に出す。

・単色混成マナ・シンボルの「点数で見たマナ・コスト」は、その最大値である。
Angel of Jubilation / 歓喜の天使 (1)(白)(白)(白)
クリーチャー — 天使(Angel)
飛行
あなたがコントロールする他の黒でないクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
プレイヤーは、呪文を唱えたり能力を起動するために、ライフを支払ったりクリーチャーを生け贄に捧げたりすることはできない。
3/3

・呪文を唱えるor能力を起動する際のコスト部分のみを参照する。
 ショックランドのCIPライフロスなどには関与しない。
Near-Death Experience / 臨死体験 (2)(白)(白)(白)
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、あなたのライフがちょうど1点である場合、あなたはこのゲームに勝利する。

・ライフが1でない場合、何も誘発しない(アップキープを迎えてからでは遅い)。
Pentarch Paladin / 五制術の聖騎士 (2)(白)(白)(白)
クリーチャー — 人間(Human) 騎士(Knight)
側面攻撃
五制術の聖騎士が戦場に出るに際し、色を1色選ぶ。
(白)(白),(T):選ばれた色のパーマネント1つを対象とし、それを破壊する。
3/3

・能力の起動に対応して、能力の発生源である《五制術の聖騎士》を
 除去したとしても、解決時には最後の情報により指定色の対象ならば破壊できる。
Admonition Angel / 忠告の天使 (3)(白)(白)(白)
クリーチャー — 天使(Angel)
飛行
上陸 ― あなたのコントロール下で土地が1つ戦場に出るたび、あなたは忠告の天使以外の土地でないパーマネント1つを対象とし、それを追放してもよい。
忠告の天使が戦場を離れたとき、これにより追放されたすべてのカードをそれらのオーナーのコントロール下で戦場に戻す。
6/6

・テキスト中の《忠告の天使》とは、このカード自身のことのみを指す。
 これ以外の同名の《忠告の天使》を対象に取ることもできる。
・俗にいう「ナイトメア能力」は、これ以外にもトリしば環境に何枚か存在する。
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%A1%E3%82%A2
Purity / 清純 (3)(白)(白)(白)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental) インカーネーション(Incarnation)
飛行
あなたに戦闘ダメージでないダメージが与えられる場合、そのすべてのダメージを軽減する。あなたはこれにより軽減されたダメージに等しい点数のライフを得る。
清純がいずれかの領域からいずれかの墓地に置かれたとき、これをオーナーのライブラリーに加えて切り直す。
6/6

・ローウィンのインカーネーションのサイクルに共通する墓地からボトムへと
 戻る能力は、置換効果でなく誘発型能力である。
Chancellor of the Annex / 別館の大長 (4)(白)(白)(白)
クリーチャー — 天使(Angel)
あなたはあなたのゲーム開始時の手札にあるこのカードを公開してもよい。そうした場合、各対戦相手がこのゲームで最初の呪文を唱えたとき、そのプレイヤーが(1)を支払わないかぎり、その呪文を打ち消す。
飛行
対戦相手が呪文を1つ唱えるたび、そのプレイヤーが(1)を支払わないかぎり、それを打ち消す。
5/6

・ゲーム開始時にこれを3枚公開した場合、それらは対戦相手の最初の呪文に対して
 すべて同時にスタックに乗る。追加で(1)+(1)+(1)を支払わなければ打ち消されるが、
 逆に言えば1枚の呪文を犠牲にするだけで済む。



・青
Cryptic Command / 謎めいた命令 (1)(青)(青)(青)
インスタント
以下の4つから2つを選ぶ。「呪文1つを対象とし、それを打ち消す。」「パーマネント1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す。」「あなたの対戦相手がコントロールするすべてのクリーチャーをタップする。」「カードを1枚引く。」

・対象の数に注意。バウンスとドローを選択した場合、《謎めいた命令》の解決前に
 バウンス対象先が戦場を離れるなどで対象不適正となった場合、立ち消えする
 (命令によるドローは行われない)。カウンターとバウンスの組み合わせを
 選択していた場合、解決時にどちらかの対象さえ残っていればそちらだけ行われる。
 対象が1つでも残っていれば立ち消えはしない。
Teferi, Mage of Zhalfir / ザルファーの魔道士、テフェリー (2)(青)(青)(青)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
瞬速(あなたはこの呪文を、あなたがインスタントを唱えられるときならいつでも唱えてよい。)
あなたがオーナーである、戦場に出ていないクリーチャー・カードは瞬速を持つ。
各対戦相手は、自分がソーサリーを唱えられるときにのみ呪文を唱えられる。
3/4

・秘匿能力などの「能力によって(インスタント・タイミングで)唱える」ことを
 可能とするものであっても、テフェリーが戦場にいる限り、それは唱えられない。
 (「禁止」は「許可」よりも優先される。)
・対戦相手はテフェリーがいる限り、待機状態のカードを時間カウンターが0と
 なったことにより唱えることは通常できない。メイン・フェイズ中ではあるが、
 「最後の時間カウンターを取り除いた時、これを唱える」の能力によって
 唱えられてしまうため、それはソーサリー・タイミングではない。
 マッドネスや秘匿についても同様である。
Mind Over Matter / 精神力 (2)(青)(青)(青)(青)
エンチャント
カードを1枚捨てる:アーティファクト1つかクリーチャー1体か土地1つを対象とする。あなたはそれをタップまたはアンタップしてもよい。

・タップするかアンタップするかは、解決時に選択する。
・複数回のタップ/アンタップ能力を一挙にスタックに乗せるプレイは適正である。
 優先権の差し挟みなどで揉めないように注意。



・黒
Garza’s Assassin / ガルザの暗殺者 (黒)(黒)(黒)
クリーチャー — 人間(Human) 暗殺者(Assassin)
ガルザの暗殺者を生け贄に捧げる:黒でないクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
復活 ― あなたのライフの端数を切り上げた半分を支払う。(他のクリーチャーが戦場からあなたの墓地に置かれたとき、あなたはあなたのライフの端数を切り上げた半分を支払ってもよい。そうした場合、あなたの墓地にあるこのカードをあなたの手札に戻す。そうでない場合、このカードを追放する。)
2/2

・《ガルザの暗殺者》と他のクリーチャーが同時に死亡し、同一の墓地に
 置かれた場合、復活能力は誘発しない。
Necropotence / ネクロポーテンス (黒)(黒)(黒)
エンチャント
あなたのドロー・ステップを飛ばす。
あなたがカードを捨てるたび、あなたの墓地にあるそのカードを追放する。
1点のライフを支払う:あなたのライブラリーの一番上のカードを裏向きのまま追放する。あなたの次の終了ステップの開始時に、そのカードをあなたの手札に加える。

・勘違いしやすいが、追放能力は「墓地に置かれたとき」ではなく、
 「捨てる」ことで誘発する。それ以外の方法で墓地に置かれた場合は追放されない。
・たとえば《清純》が手札から捨てられた場合は、
 追放するかライブラリーの一番下に置くかを選択できることになる。
 また、マッドネスについても問題なく追放へと置換し、唱えることができる。
・フェイズ(ステップ)の流れは
 「メイン・フェイズ → 終了ステップ → クリンナップ・ステップ」であり、
 《ネクロポーテンス》の起動型能力でカードが手札に加わるのは、
 クリンナップ・ステップでの手札の上限への整合措置の前である。
Pox / 悪疫 (黒)(黒)(黒)
ソーサリー
各プレイヤーは、自分のライフの端数を切り上げた3分の1を失う。その後各プレイヤーは自分の手札にあるカードの端数を切り上げた3分の1を捨てる。その後各プレイヤーは自分がコントロールするクリーチャーの端数を切り上げた3分の1を生け贄に捧げる。その後各プレイヤーは自分がコントロールする土地の端数を切り上げた3分の1を生け贄に捧げる。

・《悪疫》系のカードの処理は、必ずテキスト通りの順に行うこと。
 特に《萎れ葉のしもべ》などが絡む場合には注意(しもべの項で後述する)。
・端数の切り上げであるため、0であった場合は1ということになる。
 1~3なら1、4~6なら2、7~9なら3である。
・手札を捨てる際には、それぞれ裏向きに捨てるカードを全て提示してから
 同時に(公開しつつ)墓地に置く。
・クリーチャーおよび土地の生け贄は、《悪疫》のコントローラー側から提示する。
 (選ぶ順序の話であり、生け贄に捧げられる効果自体は同時である。)
Zombie Trailblazer / ゾンビの先駆者 (黒)(黒)(黒)
クリーチャー — ゾンビ(Zombie) スカウト(Scout)
あなたがコントロールするアンタップ状態のゾンビ(Zombie)を1体タップする:土地1つを対象とする。それはターン終了時まで沼(Swamp)になる。
あなたがコントロールするアンタップ状態のゾンビを1体タップする:クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで沼渡りを得る。
2/2

・沼の土地タイプを与えつつ、それ以外の能力を失わせる。
 基本沼になるわけではないため、それがもともと特殊地形だった場合は
 《不毛の大地》で破壊される。
・元がアーティファクト土地であった場合、それは依然としてアーティファクトである。
 伝説の土地についても、クリーチャー化している土地についても同様である。
Mikaeus, the Unhallowed / 不浄なる者、ミケウス (3)(黒)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー — ゾンビ(Zombie) クレリック(Cleric)
威嚇
いずれかの人間(Human)があなたにダメージを与えるたび、それを破壊する。
あなたがコントロールする他の人間でないクリーチャーは、+1/+1の修整を受けるとともに不死を持つ。(不死を持つクリーチャーが死亡したとき、それの上に+1/+1カウンターが置かれていなかった場合、それを+1/+1カウンターが1個置かれた状態でオーナーのコントロール下で戦場に戻す。)
5/5

・現実のカードテキストには人間と表示されていなくても、
 オラクルでは人間のクリーチャー・タイプが追加されているものもあることに注意。
・頑強と不死の両方を持つクリーチャーは、それがともに可能である場合には
 頑強と不死のどちらで戦場に戻すかを決めることができる。
 これはあくまでも誘発型能力が2つスタックに乗り、どちらを先に解決するか?
 というだけのことである。
・不死を複数持ったクリーチャーが戦場に落ちた場合も、
 不死能力が複数回誘発してスタックにのるだけの話である。
 +1/+1カウンターが複数個乗って戦場に戻る、などというようなことは起きない。
Chancellor of the Dross / ドロスの大長 (4)(黒)(黒)(黒)
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire)
あなたはあなたのゲーム開始時の手札にあるこのカードを公開してもよい。そうした場合、最初のアップキープの開始時に、各対戦相手は3点のライフを失い、その後、あなたはこれにより失われたライフの総量に等しい点数のライフを得る。
飛行、絆魂
6/6

・「最初のアップキープ」とは、先行側プレイヤーの第一ターン開始時のものである。
 先攻第一ターンにもアンタップ・ステップ及びアップキープ・ステップは存在する。
 (ドロー・ステップのみ飛ばされる。)



・赤
Furnace of Rath / ラースの灼熱洞 (1)(赤)(赤)(赤)
エンチャント
発生源がクリーチャーかプレイヤーにダメージを与える場合、代わりにそれはそのクリーチャーかプレイヤーにその2倍のダメージを与える。

・この効果は重複する。戦場に《ラースの灼熱洞》が3枚あれば、
 ダメージは2*2*2で8倍となる。
・戦闘ダメージ以外のダメージの場合、プレイヤー本体→プレインズウォーカーへの
 ダメージの移し替えの際に「ダメージ倍化」と「PWへの移し替え」の
 2つの置換効果の適用順は、被ダメージ側のプレイヤーが決める。
Violent Eruption / 激発 (1)(赤)(赤)(赤)
インスタント
望む数のクリーチャーとプレイヤーの組み合わせを対象とする。激発は、それらに4点のダメージをあなたが望むように割り振って与える。
マッドネス(1)(赤)(赤)

・クリンナップ・ステップでの手札上限超過によるディスカードで
 《激発》をマッドネスで唱えた場合、それ以前にそのターンに与えられたダメージは
 すでに取り除かれてしまっていることに注意。
Chancellor of the Forge / 溶鉱炉の大長 (4)(赤)(赤)(赤)
クリーチャー — 巨人(Giant)
あなたはあなたのゲーム開始時の手札にあるこのカードを公開してもよい。そうした場合、最初のアップキープの開始時に、速攻を持つ赤の1/1のゴブリン(Goblin)・クリーチャー・トークン1体を戦場に出す。
溶鉱炉の大長が戦場に出たとき、速攻を持つ赤の1/1のゴブリン・クリーチャー・トークンをX体戦場に出す。Xは、あなたがコントロールするクリーチャーの数である。
5/5

・普通に唱えて戦場に出た際の誘発型能力をスタックに乗せた状態で、
 解決前に《溶鉱炉の大長》が(対戦相手の除去などにより)戦場を離れた場合、
 最後の情報により、戦場を離れる直前の数(《溶鉱炉の大長》を含む)を参照する。
Akroma, Angel of Fury / 憤怒の天使アクローマ (5)(赤)(赤)(赤)
伝説のクリーチャー — 天使(Angel)
憤怒の天使アクローマは打ち消されない。
飛行、トランプル、プロテクション(白)、プロテクション(青)
(赤):憤怒の天使アクローマはターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。
変異(3)(赤)(赤)(赤)
6/6

・変異によって裏から表になることも、プロテクションによって呪文や能力が
 対象不適正として打ち消されることも、どちらもスタックに乗らずに処理される。



・緑
Chord of Calling / 召喚の調べ (X)(緑)(緑)(緑)
インスタント
召集
あなたのライブラリーから点数で見たマナ・コストがX以下であるクリーチャー・カードを1枚探し、それを戦場に出す。その後あなたのライブラリーを切り直す。

・召集はタップしたクリーチャーに含まれる色マナ分のみならず、
 どんなクリーチャーであっても無色1マナを減らすことができる。
 (色マナ1点or無色マナ1点の2択ということ。)
・召集は追加コストでも代替コストでもない。そのため、例として
 《苔汁の橋》で《召喚の調べ》を秘匿土地の能力によって唱える際に、
 クリーチャーをタップしてXの値を1以上にするようなことはできない。
Arbor Colossus / 高木の巨人 (2)(緑)(緑)(緑)
クリーチャー — 巨人(Giant)
到達
(3)(緑)(緑)(緑):怪物化3を行う。(このクリーチャーが怪物的でない場合、これの上に+1/+1カウンターを3個置く。これは怪物的になる。)
高木の巨人が怪物的になったとき、対戦相手がコントロールする飛行を持つクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
6/6

・怪物化する能力自体は、それが怪物的であるか否かに関わらず
 いつでも何度でも起動可能である。ただしその能力の解決時に
 すでにそのパーマネントが怪物的であるなら、怪物化は行われない。
・それが怪物的であるかどうかの判断は、怪物的に一度でもなったか否か、
 という点のみを参照する。一度怪物的になったパーマネントが、
 能力を失おうがクリーチャーでなくなろうが+1/+1カウンターを取り除かれようが、
 それは依然として怪物的である。
Garruk, Primal Hunter / 原初の狩人、ガラク (2)(緑)(緑)(緑)
プレインズウォーカー — ガラク(Garruk)
[+1]:緑の3/3のビースト(Beast)・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
[-3]:あなたがコントロールするクリーチャーの中で最大のパワーの値に等しい枚数のカードを引く。
[-6]:あなたがコントロールする土地1つにつき、緑の6/6のワーム(Wurm)・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
3

・2番目のドロー能力の、カードを引く枚数が決定されるのは能力の解決時である。
Elderscale Wurm / 古鱗のワーム (4)(緑)(緑)(緑)
クリーチャー — ワーム(Wurm)
トランプル
古鱗のワームが戦場に出たとき、あなたのライフの総量が7点未満である場合、あなたのライフの総量は7点になる。
あなたのライフが7点以上であるかぎり、あなたのライフの総量を7点未満に減少させるダメージは、代わりにあなたのライフの総量が7点になるまで減少させる。
7/7

・ライフが6点以下の状態のときに「ライフは7点になる」能力が解決されたとき、
 それは差分のライフを得たことになる。
・《ピラニアの湿地》や《ゲラルフの伝書使》などの、
 ライフを失わせる効果によってライフが「7点以上」でなくなった場合、
 《古鱗のワーム》によるダメージの置換効果は機能しない。



・多色(ハイブリッド)
Godhead of Awe / 畏敬の神格 (白/青)(白/青)(白/青)(白/青)(白/青)
クリーチャー — スピリット(Spirit) アバター(Avatar)
飛行
他のクリーチャーは1/1である。
4/4

・この能力は種類別の第7種のb、「パワーやタフネスを特定の値にする効果」である。
 継続効果の適用順の例として、《畏敬の神格》の能力の影響下における
 +1/+1カウンターの乗った《ゲラルフの伝書使》は、
 7b=他のクリーチャーは1/1
 7d=カウンターによる効果
 7b→7dの順に適用され、2/2のクリーチャーであるということになる。
Nightveil Specter / 夜帷の死霊 (青/黒)(青/黒)(青/黒)
クリーチャー — スペクター(Specter)
飛行
夜帷の死霊がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーは自分のライブラリーの一番上のカードを追放する。
あなたは夜帷の死霊によって追放されたカードをプレイしてもよい。
2/3

・この能力によって追放されるカードは、表向きで追放される。
・《夜帷の死霊》が一度でも戦場を離れた場合、それによって追放されていた
 カードは、以後プレイする(唱える)ことはできない。
・カードを追放している状態の《夜帷の死霊》のコントロールが移動した場合、
 新たにコントロールを得たプレイヤーはこれ以前に追放されていたカードを
 プレイすることが可能である。テキスト中の「あなた」とは、
 現在の《夜帷の死霊》のコントローラーを指す。
Boggart Ram-Gang / ボガートの突撃隊 (赤/緑)(赤/緑)(赤/緑)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) 戦士(Warrior)
速攻
萎縮(これはクリーチャーに-1/-1カウンターの形でダメージを与える。)
3/3

・クリーチャーが委縮と感染の両方の能力を持ったとしても、
 クリーチャーに与えるカウンター数が倍になるなどの効果は無い。
Wilt-Leaf Liege / 萎れ葉のしもべ (1)(緑/白)(緑/白)(緑/白)
クリーチャー — エルフ(Elf) 騎士(Knight)
あなたがコントロールする他の緑のクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
あなたがコントロールする他の白のクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
対戦相手1人がコントロールする呪文や能力が萎れ葉のしもべを捨てさせる場合、それをあなたの墓地に置く代わりに戦場に出す。
4/4

・捨てさせられた場合に戦場に出てくる能力は、誘発型ではなく置換効果を生成する
 常在型能力である。また、任意でなく強制である。
・《死の雲》などでこれを捨てさせられた場合、呪文の解決中に手札から戦場に出る。
・対戦相手の選択によって《萎れ葉のしもべ》が捨てされられたとしても、
 それが対戦相手のコントロールする呪文や能力でなければ置換は起きない。
 (《ラクドスの穴開け魔道士》など。)
Deathbringer Liege / 死を運ぶ者のしもべ (2)(白/黒)(白/黒)(白/黒)
クリーチャー — ホラー(Horror)
あなたがコントロールする他の白のクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
あなたがコントロールする他の黒のクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
あなたが白の呪文を唱えるたび、クリーチャー1体を対象とする。あなたはそれをタップしてもよい。
あなたが黒の呪文を唱えるたび、クリーチャー1体を対象とする。それがタップ状態である場合、あなたはそれを破壊してもよい。
3/4

・《死を運ぶ者のしもべ》をコントロールしている状態で、白であり黒である呪文を
 唱えた場合、2つの能力が誘発する。それをスタックに乗せる順番は
 (≒解決する順番は)、《死を運ぶ者のしもべ》のコントローラーが決める。
Crag Puca / 岩山のプーカ (青/赤)(青/赤)(青/赤)
クリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)
(青/赤):ターン終了時まで、岩山のプーカのパワーとタフネスを入れ替える。
2/4

・多相の戦士というクリーチャー・タイプである。多相を持つわけではない。
・パワーとタフネスを入れ替えるのは、種類別第7種のeである。



次は3色カードや・・・。



新しいデッキが思いついて、それを組んでは既存のデッキとやり合って凹にされ、
また組んでは凹凹にされ・・・の繰り返し。



こんばんは。またしてもサンプルレシピですw


いや、年末舐めてました。

全然時間が取れない・・・やること山積みで、トリしば記事とか
脳内では書きたいことあっても、推敲する時間がまったくない。


仕方ないんで、今回も既存の持ちデッキからサンプル公開。
もっともメジャーと思われるアゾリウス型でなく、ヘンテコなシミック版のMOMa。

メインボード:60
羽毛覆い/Plumeveil:4
悲しげなセルキー/Wistful Selkie:4
巻物の君、あほみ/Kusomi, Lady of Scrolls:3
首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana:1

青の太陽の頂点/Blue Sun’s Zenith:4
虚空粘/Voidslime:4
謎めいた命令/Cryptic Command:4
原形質捉え/Plasm Capture:3
原初の狩人、ガラク/Garruk, Primal Hunter:1
精神力/Mind Over Matter:4

ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx:4
霧深い雨林/Misty Rainforest:4
沸騰する小湖/Scalding Tarn:4
繁殖池/Breeding Pool:3
溢れかえる果樹園/Flooded Grove:4
神秘の神殿/Temple of Mystery:3
反射池/Reflecting Pool:2
島/Island:4


サイドボードは未完成です。
同型相手にあれとかアイツを取り、バーンにはあれ、ストンピィや白単には・・・

とか色々と考えてはみましたが、回してみるとメインボードで満足してしまったので
ここからの発展はもうしなくていいかな、と感じています。



アゾリウスMOMaと比べて防御が弱いものの、
虚空粘による土地攻めへのガード、原形質捉えによる加速からキルまでが近く、
ハマればアゾリウスよりもスピードで勝てるような構成になっています。

反面、相手のライフやボードに対する攻めがノッてしまった場合、
何もできずにやられることも多いです。
それを意識して夜帷は抜いたのですが、そのせいか同型にも弱くなった感が・・。



まぁあーだこーだ言いつつも、結局は青コマつえー、あざみうぜー、で
強カード叩きつければ勝てて、それを対処or引けなかったら負けるっていうだけなので
そんなに弱いデッキというわけでもないんですがw






さて次こそ・・・明日こそはルーリング記事書きたいところ。






追記。
フルブのEX-Sガンダムの動画来てたんだけど、まさかのパイロット無しwww
http://www.nicovideo.jp/watch/sm22474046


はぁクソDNは、未だにニコ動のリンク張れないのね。

不具合報告ちゃんと入れたのに、そっちに返事も来てないし。




ルーリングについてあれこれ書こうと頑張ってたが、
ふと気が付いたら数十項目にまで及んでしまっていて、

「これトリしば関係なく、ただのMTGルールの知恵袋になってねーか;」

と《行き詰まり》したので、一旦そっちは置いておいて。




漁師さんがサンプルレシピを挙げていたので、
自分もそれに乗って弱すぎて大会での使用とかどうせしないし 黒単のレシピを。


メインボード:60
安息無き亡霊/Restless Apparition:4
ゲラルフの伝書使/Geralf’s Messenger:4
ガルザの暗殺者/Garza’s Assassin:4
ファイレクシアの抹消者/Phyrexian Obliterator:4
グリセルブランド/Griselbrand:4

女王への懇願/Beseech the Queen:2
死の雲/Death Cloud:2
強行軍/Forced March:2
損ない/Unmake:4

ネクロポーテンス/Necropotence:1

血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire:4
新緑の地下墓地/Verdant Catacombs:3
ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth:3
ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx:4
演劇の舞台/Thespian’s Stage:1
暗黒の深部/Dark Depths:1
闘技場/Arena:1
静寂の神殿/Temple of Silence:4
沼/Swamp:8


サイドボード:15
夜帷の死霊/Nightveil Specter:4
地獄界の夢/Underworld Dreams:4
ドロスの大長/Chancellor of the Dross:4
強行軍/Forced March:2
流砂/Quicksand:1


レシピから漂う「適当に組んでみました」臭・・・。



一人回しでも実際の対戦でも、やってみた感じ、とにかく中途半端。

・対ビートダウン(白単、赤スライ、緑ストンピィ)
常に後手後手に回る。そして凌ぎきれずに負ける。
全体除去も単体除去もショボいのだから、そりゃ負けるだろうよw


・対MOMa
インスタント>>>>>>>>ソーサリー。
《悪疫》と《ゾンビの先駆者》をともにガン積みして対策取れば結構闘えたけど、
その形だとビートが辛すぎるってレベルじゃないので没に。


・対多色コントロール
エスパー、グリクシス、どちらともそれなりに戦える。
さすがに不死と頑強と復活と抹消者で16枚も厄介な生物揃えてたら、
もう相手してて除去する気も無くなるというもの。


・対ネクロアサルト
サイドの黒大長で頑張る()




メタゲームはおそらくビートが一番多いだろうし、
コントロール相手にも実はそこまで強いわけではないので、
黒単でやるのはかなり厳しいだろうという結論に至りましたまる









明日までにルール記事書くのは多分間に合わないので、
明日もサンプルレシピを挙げることになりそう・・・。



今回は単色デッキの大まかな傾向とか対策を紹介。
混色とか地雷デッキについては・・・書かなくてもいいんじゃないかなと思ってる。

どうせ書いたそばからすぐまた新しいアーキタイプが出現するしねw




・白単ビート

単調なビートダウンが主体だが、回り方によっては4キルまである侮れないデッキ。

ニクソスの登場によってやれることがもっとも増えた単色デッキである。


プロテクション持ちの生物が取れるため、黒や赤に対してそれなりに強い。
特に《歓喜の天使》のキャスト&起動禁止能力は、黒コンなどに痛烈に刺さる。

フライヤーによる空からの攻撃性能の高さと、
頑強やプロテクションによる除去耐性の高さから、総じてコントロール相手に有利。

・対策
コンボに対してはタッチしない限り妨害手段があまりない。
何かしらのコンボを携えて相手にするなら、形勢をひっくり返しやすい。



・MOMa

《精神力》を用いたコンボデッキ。MTGの歴史における黒歴史的存在。
トリしばにおいても、非常に厄介な存在としてトップメタに君臨する。

打消し呪文を含めた様々な妨害をインスタント・タイミングで行い、
適当に信心元を1個でも置いたら、あとはニクソスから精神力を戦場に出すだけ。
マジックって簡単だね。

青単で組まれることは稀で、他の色を1色だけ足す格好が殆ど。

白なら《吸収》《至高の評決》《スフィンクスの啓示》。
緑なら《虚空粘》《原形質捉え》《首席議長ゼガーナ》。

気分次第でバントにしたりエスパーにしたり、なんならイゼットにしてもいいだろう。

どうせ精神力とニクソス引けば勝てるんだし適当でいいだろ(爆

・対策
基本はライフを攻めること。
殺しきれずとも1か2まで減らせれば、フェッチやショックランドのライフが足りず
手詰まりに陥る可能性も無いわけではない。

土地を攻めてもいい。ニクソスに標的を定めるなら、精神力の着地前に割りたい。

生物(というか信心のタネ)を攻めてもいいが、瞬速持ちの
《羽毛覆い》や《シスルダウンのしもべ》には注意。

サイド後にエンチャント破壊が取れるのなら、それも有効。



・黒コン

単体除去の《損ない》、全体除去の《強行軍》、布告除去の《死の雲》と
除去が豊富にある上に、壁やフィニッシャーも軒並み揃っている恵まれた色。

ニクソスで信心ブーストからでっかい呪文を唱えてもいいし、
色を足してコントロールの幅を広げてもいい。

除去耐性の高い不死持ちや頑強持ち、アド稼ぎできる《夜帷の死霊》など
中速のビートダウンも組みやすいものの、信心が爆発しまくっている環境の中では
いまいち派手さに欠ける中途半端な印象が強い。

何か特定のコンボやギミックを搭載しておき、それを狙った方が勝率は上がるかも。

・対策
コンボパワーでわからせる。
あるいは速さで押しきる。白ほどではないが、やはりコンボが相手では厳しい。



・赤スライバーン

シンプルに、かつ安定した攻撃性能が魅力の色。
あまりに安定して強いため、MOMa同様に真っ先にメタられてしまうのが辛いところ。

テーロス参入前までは歩く火力で一気にライフを削るタイプが主流だったが、
ニクソス参入後は他の色もキル速度を上げてきているため、
赤単も信心に寄せた構築が増えてきている・・・かもしれない。

ちなみに、赤単色でも割と簡単に無限コンボができたりもする。
あの悪名高きワールドゴージャー である・・・。

・対策
高いタフネスやプロテクションの壁。歩く火力には先制攻撃。
ダメージ対策カードやライフゲインなども効果的。

しかし信心型の場合は爆発力を発揮されると、対策カードも焼け石に水。
そちらには生物除去などで無難にさばくことを考えた方がいい。



・緑単ストンピィ

どかんと一発、20マナ。どかんと一発、100点ダメージ。

爆発力は全色中随一で、相当な確率で4~5キルが発生する。
それもその筈、ニクソスのみならず《ガイアの揺籃の地》まで入っているのである。

しかしながら、それは当然、生物を横に並べることを意味する。
そうなると必然、全体除去に弱くなるわけで・・・。

コンボ相手にはテンポや速度から割と勝ちやすい。
反面、コントロールにはちょっと辛いものがある。

もっとも、プレインズウォーカーや除去耐性持ちなども選択できるため、
サイドのみならずメインボードから、コントロール相手の対策を練っていくことも可能。

・対策
上述の通り全体除去が苦手。
また、クレイドルやニクソスに加えて様々な特殊地形が採用される傾向にあるため、
土地破壊も地味に効くと思われる。
4キルされたくなければ、クレイドルだけはなるべく早くに割っていきたい。








くぅ~疲れましたw これにて豆知識・その2は完結です!

以下、単色達のみんなへのメッセジをどぞ

白単「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」

青単「いやーありがと!
私の凶悪さは二十分に伝わったかな?」

黒単「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」

赤単「見てくれありがとな!
正直、ニクソスで強化された私の爆発力は本物だよ!」

緑「・・・ありがと」カルニッ


では、

白青黒赤緑土地「皆さんありがとうございました!」



白青黒赤緑「って、なんで土地単が!?

改めまして、ありがとうございました!」


本当の本当に終わり











ではなく、豆知識3に続くんじゃ。


※特殊ルールフォーマット、【トリしば】については以下↓
http://zkawasaki.diarynote.jp/201311242355174554/




さて、適当にトリしばの豆知識とか垂れ流していきます。

「そんなん誰でもわかるわww」とか
「今更そんな当たり前の知識ひけらかされても・・・」みたいな
migiT君の豆腐メンタルに醤油かけて召し上がっちゃう感じのコメは勘弁してね☆





・露天鉱床

レガシーの禁止カードである超不毛すぎる大地。
当然のことだが、こいつが大抵のデッキに4積みされてくる。

使い方は主に

1.相手の土地を2以下に止める事故誘発狙い
2.こっちのハンド内容が土地で溢れちゃった際に、ドロー待ちで相手も留める
3.ニクソスやデプスなどの危険な土地を割る

この辺りになるだろうか。


しかしそのどれにも、対処法がちゃんと存在する。

1については、占術ランドなどの採用で土地を呼び込みやすくすることが考えられる。
青単なら《ハリマーの深み》なんてものもある。
時のらせんの「貯蔵ランド」ならランド2枚でも動くことだってできるだろう。


2について。
これは1への対処にも通ずるのだが、実は「フェッチランド」で簡単に対策できる。

2ターン目までフェッチランドを「切らずに」立たせておくことで、
相手のお茶を濁すかのような露天ブレーキを拒否し、
3ターン目の3マナ呪文のキャストを確実に行える。

赤単などの厳しいライフ攻めを考えると採用を敬遠したくなるフェッチだが、
通常の土地事故に加えて露天鉱床のランデスまで考えると、
完全な単色デッキであっても、フェッチランドの投入は検討するべきである。


3について。
ハンドに温存しつつ、1回の起動で勝負を決めるのが基本。
もしくはこちらも露天鉱床を装備して割り返す。
マナを伸ばすことを優先するのなら、《リシャーダの港》でもいいかも。
《演劇の舞台》を先置きする手も強力なので是非。



・先手後手の非情なテンポ差

基本的に動けるのが3ターン目からであり。
そしてデッキのカードが3マナ以上である。

これが意味するところは、先手側がテンポ的にとても有利だということである。

通常のデュエルなら、1・2マナの除去で2マナ以上のパーマネントを除去すれば
後手側にもテンポ差を覆すチャンスが巡ってくる。

しかし、トリしば構築という戦場ではそれがなかなかに難しい。
トリプルシンボルの3マナ以上ということで生物の性能が軒並み高いのに対し、
除去の性能はマナ・コストに対してそれほど強力とも言えないのだ。

もちろん強力な除去もあるにはある。
クリーチャー奪取に加えて再利用も可能な《メリーキ・リ・ベリット》。
打消されないラスゴこと《至高の評決》。
モード選択の可能な各種魔除け、調節可能で使い勝手の良い《死の雲》などなど。


しかし・・・否定を重ねることになるが、生物の性能はそのさらに上をゆく。
不死、頑強、再生、破壊不能などの除去耐性から、CIPドローでのアド損回避、
瞬速によるソーサリー除去のかいくぐり、火力喰らったらパーマネント割る、
もはやなんでもアリのラインナップである。


そこで重要なのが、先手側の「テンポ差を維持するor活かす」ことと、
後手側の「テンポ差を覆す、無視する」ことである。

たとえば《夜帷の死霊》。ブロッカーとしては環境内ではかなり貧弱だが、
アタッカーとして昨日するようなら、かなり頼れる生物。
いうなれば「先手で強い」生物である。

あるいは《安息無き亡霊》。適度な除去耐性を持っており、
パンプアップのマナを立たせればブロッカーとしても頼れる存在。
ニクソスのための信心維持としても心強い・・・
反面、先手ならば《ボロスの反攻者》や《ゲラルフの伝書使》などもあるわけで、
「後手で頼れる」生物と言える。


もっとわかりやすくテンポ差を埋める手もある。

後手側が《宝石の洞窟》や《別館の大長》あたりを初手に引き込めばいい。

枯渇ランドなら、初手でなく最初のドローであっても構わないだろう。

また、緑単の場合は《カルニの庭》を1ターン目に出すことで、
2ターン目にX=0で《召喚の調べ》を唱え、《ドライアドの東屋》を持って来れる。


まぁテンポ面にばかり思考を巡らせることはデッキの安定性を欠くことに繋がるので
ほどほどに考えておくようにするといいだろう。




・三ツ星極構築! 探(さぐる)の装!!

せっかくのカードプールだ! ドローの運要素なんぞにかまけずに
ライブラリーから直接引っ張って来よう!


《ゴロゾス》! 9マナのカード!
 むかし何とか明神ってデッキあったね! 要するにそういうことだね!

《女王への懇願》! 置いてある沼以下のコストのカード!
 別に沼が0でも土地なら持ってこられる! 《暗黒の深部》やニクソスをサーチだ!

《召喚の調べ》! クリーチャーなら何でもオッケー!
 ゼニスとかオーダーとかと違って、何色の生物でもオッケー!
 しかもインスタント! すっごい悪さできる! 素敵!

《地底街の手中》! 4マナを変成サーチ!
 4マナのブーメランとか重すぎ! でも環境的にはまぁまぁ!
 コントロールに1枚ぐらい入れておくと嫌らしい! 

《夜明けの集会》! 3マナの俗世チュー!
 クリーチャーじゃあ積む意味あんまりない! 奇跡脳にとっては辛い!
 っていうか正直こいつの性能が低くて辛い! うねり脳でなくても辛い!

《戦争門》! パーマネントならなんでもサーチ! 直に出せる!
 やるじゃんやるじゃん! バントカラー組むなら必須!
 デジモンにいそうな響きしてるだけあるよ(意味不)!

《誘導路》! なんでもサーチ!
 サーチ? いや構築次第! 構築次第です! どっちかに寄せましょう!

《トレイリア西武》! 土地サーチ!
 なんだっていい! DDコンボを決めるチャンスだ!
 別にMOMaがニクソスサーチするために入れてもいいよ!
 でも変成コスト重くるしいからあんまり採用されないかも! 仕方ないね!










今日はここまで。
次回は各種強デッキの紹介とその対策提示やるっす。



適当に各色で単色作って回してみた感じ。


白単。無理。
環境が「白単はやめとけ」って言ってる気がする。
タッチするならビートへの強さから一定の勝率にはなると思う。


青単。クソ
やっぱMOMaを禁止にするべきだった・・・。
というか8月のばっぱら会で俺確かにMOMa禁止推ししたはずなんやけど、
あれこれ言われてアカデミーで妥協しちゃったんだよね・・・。
どう考えても《精神力》禁止すべきでした。
Kashiwagiさん抜きで話進めなきゃダメだったんや!!w


黒単。ビートにも青にもそこそこやれるけど、本当にそこそこって感じ。
色々と強みは持ってるものの、単色だとパッとしない。
タッチするならかなり強い(一番カード多い色だから当たり前だが)。


赤単。安定して勝てる。
青と同じぐらいヤバいけど、多分若干不利付いてる。
アカデミー型だった時は青のトリシンとか揃える余裕無かったので
ブロッカー考えず生物走らせてファーw してればよかったんだけどね。
ってかトリシン生物への対処が結構キツい。こっちも信心しないとしんどい環境。


緑単。ほぼ白単と同じ位置。
単色で見れば白単よりはマシで、信心でデカいこともできるんだけど、
逆にタッチしてどうこうってなると「それ緑じゃなくていいよね?」ってなる。



2色以上での構築はまだ想像の域を出ないけれども、
ニクソスでの爆発力が青単(というかMOMa)最強ってなると、
必然的にそれ以外の単色はほぼ劣化青単になるから、
タッチしていく方向での構築も大いにアリだと思う。



でもニクソスへの対処が広がりきってしまったところに、
ランデス上等の1回使い切りな感じで青以外の信心もメタゲームで生き残るかも?

精神力でのくるくるコンボは1回だけのニクソス起動では厳しいけど、
それ以外の信心ならとりあえず1回7マナあたりをドカンと出せれば
それでとりあえずニクソス割られても元取れるだろうし。


















あとあざみタヒね


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